「クレジットカードの審査が通らなかった。」あなたがもしこのような経験をしたとしても、カード会社からはその理由は知らされることはありせん。しかし、審査に落ちたのには明確な理由があり、クレジットカードが作れない理由を知ることは可能です。今回は、クレジットカードの審査に落ちる4つの理由とその対策方法を解説します。クレジットカードを申請する際、または審査が通らなかった場合この記事を参考にして再チャレンジしてみてください。
クレジットカードが作れないということはありうることで、それには次のような理由があります。
クレジットカードが作れない理由がはっきりわかれば、対策方法が見えてきますので、まずこれら4つの理由をひとつひとつ解説していきますね。
ブラックリストとは、クレジットカードの返済が61日以上または3ヶ月以上の支払い遅延があった場合、あるいは自己破産をした場合などのネガティブな情報を、「金融機関の個人信用情報を登録された状態」のことを指します。
ブラックリスト(個人信用情報機関)に登録された人は、「返済能力に不安がある」とされるので、多くのカード会社は審査で落としてしまいます。クレジットカードが作れない可能性は極めて高いです。
ブラックリストに載ってしまった場合、個人で情報を消す手段はありませんので、保有期間が終了するまで待つしかありません。保有期間は登録情報によって異なりますが、全てのデータは5年以内に削除されます。
クレジットカードを持ったことがない、30代以上の人が新しく作ろうとすると、今までクレジットカードを使った記録がないので※審査に落ちることがあります。
※この状態を「スーパーホワイト」と呼びます。
5年前にブラックリストに載っている人は、クレジットカードを持ったことがない人と同じように、クレジットカードを持った記録が抹消されている「スーパーホワイト」の状態です。
30歳を過ぎてから始めてクレジットカードを持つという人は少数派なので、カード会社にしてみれば「この人は過去にブラックリストに載っていたのではないか」と疑いたくなり、クレジットカードが作れないという可能性も高くなります。
ただし年会費無料のカードはたいていの場合、「スーパーホワイト」の状態でも審査を通してくれるケースが多いので、まずこういった審査が通りやすいカードを持って、徐々に信頼を培っていくようにしましょう。
クレジットカードの審査は、あなたに支払い能力があるかどうかを判断するためのものです。そのため次の点を考慮に入れます。
クレジットカード会社が年収を調べることは基本的にできませんし、勤務先に登録された情報が正しいかどうかを問い合わせるということはそれほど多くありませんので、カード会社は「これらすべての平均値」から支払い能力の有無を判断しています。
カード会社が最も恐れるのは「無職」の状態ですので、もしあなたが仕事を始めたばかりで審査が通らずクレジットカードが作れないという状況であれば、まず勤続年数1年を目指して再び挑戦してみてください。
まれなケースですが、年収、勤務先、雇用形態、勤続年数で虚偽の申告があった場合審査に落ちてしまうことがあります。
もちろん記録上のミスは起こり得ることですので、ほとんどの場合本人に内容確認の電話が来るだけで終わりますが、職場に連絡が行くこともあり、もし悪質であればそのまま審査は落ちて「社内ブラック」として登録されてしまいます。
「社内ブラック」とは、いわゆる「ブラックリスト」とは違い金融機関に情報が共有されることはありませんが、代わりに5年以内にデータが削除されるということもありません。つまり、一度「社内ブラック」として登録されると、今後その会社にカードを申し込むことは、事実上不可能ということになってしまいます。
前述した通り、ゴールドカードのようなステータス性の高いカードを除いて職種や年収で審査が通らないことはそれほど多くありませんので、情報は正直に記載しておきましょう。
クレジットカードが作れない場合は、次の対策方法があります。
あなたがどんな状態であったとしても、この中のどれかで必ず対策ができますのであきらめないでくださいね。
審査基準は、ひとつの項目ではなくすべての項目の平均なので、「記入できるところはできるだけ記入」して審査スコアを上げるようにしましょう。
例えば、勤続年数が半年しかなくて、「一年未満」と報告していたなら、4か月後に「1年」と報告しましょう。同じく年収が50万円しかなくても、1年働いて100万円になる見込みがあるなら「100万円以上」と報告できます。
しかし極端な切り上げは「虚偽の報告」とみなされ逆に不利になりクレジットカードが作れない状況になってしまいますので、切り上げは最大2割程度にとどめておくのがポイントです。
居住年数は持ち家だとポイントが高いですが、賃貸であったとしても居住年数が長いとそれだけポイントになりますので、これらの情報も正確に報告しましょう。
一度審査が通らなくても、6ヶ月以上あけて再チャレンジしてみましょう。6か月以内に複数のカード会社に申し込みをすると、その情報は個人信用機関に登録され「多重申込み」となり、金策に焦っている人と判断されてしまいます。
しかしカード申込み記録に関する個人信用情報機関の情報は6ヶ月で削除されることになりますので、審査に落ちた不利な情報も含めすべての情報は抹消されます。この期間に継続年数を増やして再びチャレンジしてみてください。
自分のステータスに合った、審査の通りやすいクレジットカードも検討しておきましょう。カードを選べばゴールドカードでさえ持つことは可能です。審査の通りやすいカードをいくつか紹介しますね。
消費者金融カードは、付帯サービスは少ないですが最も審査が通りやすいカードと言われています。
※新型コロナウイルス感染拡大防止に伴う業務の縮小によりクレジットカードを発行できない場合がございます
流通系のカードは、パート・アルバイトや年金受給者でも持つことは可能です。
クレジットカードチャージをしたSuicaを使ってビックカメラでお支払いすると、チャージポイント1.5%とビックカメラの10%ポイントを合わせて11.5%ポイント還元
クレジットカード+イオン銀行キャッシュカード+電子マネー「WAON」付きで1枚3役!ATM入出金手数料0円、イオン銀行宛も他行宛も振込手数料がなんと0円!さらに、カードと電子マネーの「ポイント2重取り」が可能で還元率最大3.0%!
7&iグループでの利用で1.5%のポイント還元
総合評価 |
---|
4.1 |
ポイント還元率は常に1%以上でポイントがたまりやすい!入会後6ヶ月間はポイント還元率がなんと2%!電子マネー「iD」と「QUICPay」の2種類が使えて、小額のお買い物でもポイントがどんどんたまります。主婦やアルバイトの方で審査が不安な方はキャッシング枠をゼロに設定するのがおすすめ!
ポイント還元率が高く、ポイントが貯まりやすいカード。楽天市場での買い物はいつでも4倍のポイント付与率!
18歳以上25歳以下なら低年収でも審査が通るカードがあります。
18歳以上25歳以下の方限定!学生や新社会人の最初の一枚にオススメのカード!付帯保険がシンプルな分、ポイントが入会後3カ月は5倍の大幅アップ!amazon利用でさらにポイント2倍以上でお得!
年収200万円あれば審査が通るといわれている、ゴールドカードの中でも審査が通りやすいカードです。
1,905円(税別)の格安年会費で持てる高コスパゴールドカード!空港ラウンジ無料や旅行保険も充実で安心!三菱UFJ銀行のスーパー普通預金口座のATM手数料が完全無料になります。最初のゴールドカードにもおすすめ!
楽天市場ゴールドカードを使って楽天市場でお買い物をすると、全商品がいつでもポイント最大5倍!国内主要空港、ハワイ/ホノルル国際空港、韓国/仁川国際空港ラウンジを年間2回まで無料で利用できとってもお得。
外資系は審査が通りにくく、クレジットカードが作れないというイメージがあるかもしれませんが、国内のカード会社の審査基準とは違うため、今まで通らなかったのに外資系だと審査が通ったということがあります。
ステータスカードといえばアメリカン・エキスプレス・カード。マイル移行の交換先が豊富で、なんと100円で1マイルが貯まる!優雅な旅行を求める旅行好きの人は必見!
アメックスカードは、一般カードですが、ゴールドカードと同等かそれ以上のサービス内容があり審査が通りやすいカードです。
このように、自分の欲しかったカードは持てなくても、とりあえず審査の通りやすいカードであれば持つことが可能な場合もあります。返済を遅らせないで、クレジットヒストリーを積んでおけば、今まで審査の通らなかったカードでも持てるようになるかもしれません。
どうしてもクレジットカードが作れない場合、クレジットカードはあきらめて、デビットカードやプリペイドカードの申し込みを検討するという方法があります。
デビットカードとプリペイドカードには、次のような違いがあります。
デビットカード |
特定の銀行口座からお金を引きだして使う |
---|---|
プリペイドカード |
事前にチャージしてあるお金を使う |
デビットカードやプリペイドカードは共に、原則審査や年会費がなく誰もが気軽に入会できるカードとなっていますので、ブラックリストに載っている人や無職の方でも入会することが可能です。
利用する場合はクレジットカードとほぼ同じように使えますが、次のようなデメリットもあります。
このように多少不便ではありますが、上記の点を除けば普通のクレジットカードと同じように使用することができますので、まずこれらのカードを使い5年後に、「スーパーホワイト」となった状態で上記の「③審査が通りやすいカード」にチャレンジしてみてください。
クレジットカードは、カード会社と利用者の信頼の上に成り立っているカードですので、信頼に値しない情報が登録されてしまうと審査は通りにくく、クレジットカードが作れない状況になってしまいます。情報を正確に記入して審査が通らないのであれば、「審査が通りやすいカード」にするか、審査が通らない理由を解消して「数年後に再び挑戦」してみてくださいね。