スマホのソーシャルゲームを楽しんでいる方であれば、一度は課金してみたいと思われたことがあるでしょう。スマホのソーシャルゲームは次の3つの課金方法があります。
それぞれの方法には利点がありますがこの中で最もおすすめなのはクレジットカード決済です。
でも「実際どうやってクレジットカードで決済すればいいのだろう?」「セキュリティとかは大丈夫なのかな?」と不安に思う方もいらっしゃるかもしれません。そこで今回はスマホのソーシャルゲームでまだ課金をしたことがないという人に向けてクレジットカードで課金をする具体的な方法をメリット・デメリットと共に解説します。
目次
スマホゲームの課金はクレジットカードでできます。
しかも方法はとても簡単、一度スマホに登録しておけば、あとはしたいときにすぐに課金できます。課金するときは必ず確認画面が出ますので、「無料だと思っていたら実は課金していた」ということはありません。
ではまずスマホゲームの課金をクレジットカード決済にする具体的な方法について解説する前に、スマホゲームの課金をクレジットカードでするメリットとデメリットを把握しておきましょう。
スマホゲームの課金をクレジットカードでするメリットは、とにかく簡単でスムーズであるということです。
一度クレジットカード情報を登録しておけば、あとはタップ一つで支払いが終わります。スマホにクレジットカード情報を登録するのは一手間かかるとはいえ、慣れている人では1分もかからないうちに終わってしまいます。クレジットカード払いならわざわざコンビニに等に支払いに行く必要もなく、すぐにゲームを楽しむことができます。
加えてクレジットカードで課金すればクレジットカードのポイントが貯まります。スマホゲームをよくする人なら、クレジットカードのポイントが信じられないほど貯まることになります。
もしスマホゲームの課金を現金で支払うなら、ポイント還元率は当然0%になりますのでかなりの損をしていることになります。
一方スマホゲームの課金をクレジットカードでするデメリットは、「金銭感覚が狂ってしまう」というところです。
クレジットカード払いにするとたとえ貯金がほとんどなくても限度額目一杯まで簡単に利用することができてしまいます。実体のないゲームに実体のないカード払いにするわけですから、意識していないとお金を使っているという感覚がなくなってしまうのは当然です。結果カードの締め日に予想外の額を請求されてしまうという事態になるかもしれません。何十万という額を請求される方もいらっしゃいます。
しかし逆にいうとスマホゲームの課金をクレジットカードでするデメリットは、金銭感覚の麻痺だけですので、お金の管理だけしっかりできるなら基本的にはクレジットカード払いをおすすめします。しかしどうしても使いすぎが心配という方もいらっしゃると思いますが、その点については後ほど対処策を紹介します。
ではスマホゲームの課金をクレジットカードでする場合どのように設定したら良いのかを、具体的に解説しましょう。
「iPhone」と「Android」それぞれの設定方法をステップで解説します。
iPhoneの場合はまずクレジットカードを「iTunes StoreとApp Store」に登録する必要があります。
上記の作業をすればあなたのiPhoneにクレジットカード情報が登録されます。一度登録しておけば課金の度にクレジットカード情報を入力する必要はなく、指紋認証やフェイスIDなどで課金することができます。
続いてAndroidにクレジットカードを登録する手順を解説します。
Androidも一度だけクレジットカード情報を登録すれば、課金するのは簡単です。しかし一度登録したら当然同じクレジットカードで課金をすることになりますので、クレジットカードはよく選んで登録するようにしましょう。
ではスマホゲームの課金にはどんなクレジットカードがいいのでしょうか?
現段階ではスマホゲームの課金で特別にポイントが貯まるカードはありませんので、できるだけ高還元のカードを課金用に選ぶのがポイントです。
クレジットカードの還元率は基本0.5%ですので、還元率が1.0%以上のカードを高還元カードということができます。今回は数ある高還元のカード中からその中でも最も還元率が高い「REXカード」と「リクルートカード 」の2つを紹介します。
REXカードのポイント還元率は1.25%と年会費無料のクレジットカードの中で最も高還元カードとなっています。REX CARDの魅力はただポイント還元率が高いだけではなく、ポイントの使い道がほとんど現金同様に使えるところです。例えばREXポイント1500ポイントはJデポ1500円分に交換することができますが、そのJデボ1500円分はREX CARDの支払いにそのまま使うことができます。つまりスマホゲームの課金などREX CARDで支払うと1.25%のREXポイントが貯まりますが、REXポイントが1500ポイント貯まれば、今度はそれをスマホゲーム1500円分の支払いに使うことができます。
なおREXカードの基本情報は次の通りです。
年会費 |
永年無料 |
---|---|
国際ブランド |
VISA、Mastercard |
ポイント還元率 |
1.25%(2000円につき25ポイント=25円相当) |
旅行保険 |
・海外旅行保険最高2,000万円(死亡・後遺障害) ・国内旅行保険最高1000万円(死亡・後遺障害) |
その他の特典 |
・価格ドットコムの利用でポイント還元率1.5% ・JACCSモールの利用でポイント還元率1.75% |
REXカードはただ高還元カードなだけではなく、海外旅行保険の補償が高く国内旅行保険もついているという特典も見逃せません。しかも海外旅行は海外に行くだけで保険が有効になる自動付帯です。また海外旅行保険で最も使われる障害疾病補償が最大200万円もつきます。年会費無料のカードの中でこれだけの補償がついているカードはほとんどありません。
ただ唯一の弱点は「2000円につき25ポイント」というポイントの貯まり方です。つまり1ヶ月1999円しか使わないとポイントは0ですし、3999円ならポイントが25ポイントしか貯まりません。
REXカードを使うときはできるだけキリよく買い物をしていきましょう。特に課金をするときは2000円単位で購入するようにすれば、ポイントが効率よく貯まります。
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リクルートカードのポイント還元率は1.2%とREX カードの次に高還元カードとなっています。
しかしリクルートカード のポイントの貯まり方は100円ごとに1.2%貯まり(端数は切り捨てる)という方法ですので無駄なく貯まり、結果REXカードよりもポイントは多く貯まる場合が少なくありません。
例えば月々の支払いが9900円の場合3つのクレジットカードでポイントにどのように差が出るかを見てみましょう。
クレジットカード |
リクルートカード |
REXカード |
普通のクレジットカード |
---|---|---|---|
ポイント還元率 |
1.2%(100円ごと) |
1.25%(2000円ごと) |
0.5%(100円ごと) |
月9900円利用した場合 |
118ポイント |
100ポイント |
49ポイント |
月20,000円利用した場合 |
240ポイント |
250ポイント |
100ポイント |
このようにキリがいい数字だとREXカードの方がポイントは多く貯まりますが、そうでないとリクルートカードのほうがポイントは貯まりやすくなります。
しかし実際のところショッピングをしていて2000円単位で買い物することはなかなかできませんので、「REXカードのほうがポイント還元率は高いがリクルートカードのほうがポイントは貯まりやすい」という図式になります。いずれにしても1.2%と0.5%ではポイントの貯まり方が全然違います。月々では大したことがないように思えても、1年、2年とたつとその差は歴然です。
もしあなたのクレジットカードのポイント還元率が0.5%ならできるだけ早くリクルートカードのような高還元カードに切り替えましょう。
なおリクルートカードの基本情報は次の通りです。
年会費 |
永年無料 |
---|---|
国際ブランド |
VISA、Mastercard、JCB |
ポイント還元率 |
1.2%(100円につき1.2ポイント=1.2円相当) |
旅行保険 |
・海外旅行保険最高2,000万円(死亡・後遺障害) ・国内旅行保険最高1000万円(死亡・後遺障害) ・ショッピング保険(国内・海外)年間200万円 |
その他の特典 |
・ポンパレモールの利用でポイント最大20倍 |
REXカードと同じく高還元カードなだけではなく、海外旅行保険、国内旅行保険に加えショッピング保険もついているのがリクルートカードの魅力です。
ただしリクルートカード の保険は、飛行機や電車などの交通乗用具(保険用語で、交通のための乗り物を指します)をリクルートカードで支払って初めて有効になる「利用付帯」です。
また海外旅行保険で最も使われる障害疾病補償が最大100万円までとなっていて保険の額としては少し不安ですので、REXカードなどの保険と組み合わせるなどの対処が必要になります。
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使いすぎが心配ならプリペイドカードでソーシャルゲームの課金をするようにしてください。
クレジットカードはポストペイ(後払い)で、お金を使ってから1ヶ月〜2ヶ月後に請求されるので、お金を利用したという感覚がなくなりついつい使いすぎてしまうことがあります。
しかしプリペイド(前払い)カードはその点入金した分しか使うことができず、お金がなくなれば物理的にそれ以上使用することができなくなりますので、使いすぎを強制的に防止することができます。またプリペイドカードはクレジットカードと違って審査がありませんので、クレジットカードの審査が通らなかったという人にもおすすめです。
プリペイドカードの中には色々種類がありますが、今回はスマホのゲーム(アプリ)専用のプリペイドカードと、一般的なプリペイドカードの中から代表して「LINE Pay」を紹介します。
iTunesカードとGooglePlayは厳密にいうとプリペイドカードというよりギフトカードですが、前払いした分しか使えないという意味ではプリペイドカードとして使えます。これらのカードは1500円、5000円、10000円など決められた金額だけしか買うことができませんので、課金をする際のお金の流れが明快になり課金のためにどれくらい使ったがはっきりします。
これらのカードはポイント還元がありませんが、クレジットカードで購入することでクレジットカードのポイントが貯まります。特にREXカードは2000円毎にポイントが貯まる仕組み担っていますので、これらのカードを2000円単位で購入するようにすれば効率よくポイントを貯めることができるでしょう。iTunesカードとGooglePlayはコンビニなどの店頭で購入できるほか、オンラインなどでも購入することができます。
このようにiTunesカードとGooglePlayギフトカードのチャージはとても簡単です。
LINE Payはプリペイド方式を使ったQR決済です。
事前にコンビニのレジやATMあるいは銀行口座からチャージできます。クレジットカードからのチャージはできませんが、LINE Pay独自のポイントシステムがあり、上手に使えばリクルートカードやREXカード以上にポイントが貯まります。
カラー |
ポイント還元率 |
利用条件 |
---|---|---|
グリーン |
2% |
毎月10万円以上の決済、もしくは5人以上の送金 |
ブルー |
1% |
毎月5万円以上の決済、もしくは3人以上の送金 |
レッド |
0.8% |
毎月11万円以上の決済、もしくは1人以上の送金 |
ホワイト |
0.5% |
毎月9999円以下の決済 |
このように毎月数万円ソーシャルゲームの課金をしている人や、LINE Payで送金をしている人は、下手なクレジットカードよりもポイントが貯まりやすくなっています。
もちろんプリペイドカードなので使いすぎてしまう心配もありません。
今回はソーシャルゲームの課金をクレジットカードでする方法について解説しましたがいかがだったでしょうか。
お手持ちのスマホに一度クレジットカード情報を登録すれば簡単に課金できるようになりますので、気軽にゲームできるようになります。しかし気軽すぎて課金しすぎてしまうという方は事前に入金した金額しか使えないプリペイドカードを利用しましょう。その際はクレジットカード払いにすれば、クレジットカードのポイントも貯まります。
スマホに登録するクレジットカードはできるだけ高還元カードにするのが大切です。今回紹介した「REXカード」と「リクルートカード」は全ての買い物に1.2%以上のポイントが還元されます。
ソーシャルゲームの課金だけでなく普段の買い物でもこれらのカードを使えばポイントはどんどん貯まっていきますよ。