「楽天カードの支払日について知りたいけど、締め日とどう違うの?」
クレジットカードの支払日っていつも忘れた頃にやってくるものですが、どのような仕組みで引き落とされているのか知っている人は意外と多くありません。でも締め日と支払日について知っておかないと、気付いた時には銀行にお金が入っていなくて、支払い遅延になってしまうことがあるので注意が必要です。
逆に締め日と支払日を上手に利用すれば、最大で2ヶ月以上支払い伸ばすこともできますので、「今月はピンチ!」という時に助かりますよ。今回はそんな楽天カードの支払日と締め日について詳しくお伝えします。
最初に、クレジットカードの締め日と支払日の仕組みについて解説します。カードの締め日と支払日の日付はカード会社によって異なりますが、基本的な仕組みは同じなので、カードを使う人はちゃんと覚えておきましょう。
クレジットカードの締め日とは、カード会社があなたに請求する金額が確定する日のことで、お金が引き落とされることはありません。また締め日として決まっている日付は、土日や祝日などでも変更されることはありません。
クレジットカードの支払日とは、締め日で確定した金額があらかじめ指定している預金口座から引き落とされる日のことです。通常締め日から1ヶ月程度後に支払日が設定されています。登録されている金融機関によっては土日・祝日などと重なった場合は、翌日以降と支払日が変更することもあります。
楽天カードの締め日は月末、つまり1月の場合は31日です。例えば1月の場合1月1日〜1月31日までカードを利用した分が、1月分として請求されます。しかしここで注意しておきたいのは、締め日とはあくまで「カードの使用した日」ではなく、「カード加盟店からカード会社である楽天カードに利用情報が到着した日」のことです。
従ってカードを利用した日が1月31日でも、カード会社に支払い状況が届くのが2月1日になった場合、締め日は2月分となります。ガソリンスタンドや公共料金の支払いなど、「カードを使用してからカード会社に利用情報が到着するのに、少し時間がかかるものがある」ということを覚えておいてください。
ポイント還元率が高く、ポイントが貯まりやすいカード。楽天市場での買い物はいつでも4倍のポイント付与率!
楽天カード の締め日は月末ですが、楽天市場 でのショッピングの締め日は毎月25日に変わりますので注意が必要です。つまり「楽天市場の締め日=25日」「楽天市場以外の支払い先の締め日=月末」ということになります。少しわかりづらいかもしれませんので、表で説明しますね。
楽天市場 11月26日〜12月25日利用分 |
楽天市場以外の支払い先12月1日〜31日利用分 |
⇩(12月分として請求)
27日指定金融口座から引き落とし(金融機関が日曜日休みなら1月28日引き落とし) |
|
楽天市場 12月26日〜1月25日利用分 |
楽天市場以外の支払い先 1月1日〜1月31日利用分 |
⇩(1月分として請求)
2月 27日指定銀行口座から引き落とし |
上記のように12月26日に楽天市場でショッピングをして売り上げ請求があったら、締め日は1月25日になりますので、支払日は翌々月の2月27日になります。
6日〜月末かけて大きな買い物をしていると、忘れた時にドカンと請求がやってきてショックを受けることがありますので、忘れないようにしておきましょう。逆に「今月お金を使いすぎたけど楽天市場で欲しいものがある」という時は、26日まで我慢すれば支払いは最長2ヶ月後に伸ばすことができるという裏技もあります。
すでに説明した通り、楽天カードの支払日は翌月27日が基本です。しかしここで注意しておきたいのは、金融機関によっては支払日が土日祝日は翌日以降になるということです。楽天カード自体の支払日が27日というのは変わりませんので、同じ楽天カードを持っている人の中で、27日が日曜日の場合、ある人は27日ある人は28日となることがあります。
毎月12日に前月末までのカード利用に対する請求金額が仮確定し、その金額を登録されているメールで配信してくれます。締め日はすでに終わっていますので、基本的にこの仮金額が変更されることはありませんが、一括払いにしている人で、リボ払いや分割払いに変更したい方は請求金額が確定になる日まで変更することができます。
請求金額が「未確定」から「確定」に変わるのは15日か20日です。15日になるか20日になるかは登録の金融機関によって異なりますが、「楽天e-NAVI」メニューの「ご利用明細」のページで確認することができますので気になる方はチェックしてみてください。ここまでの点を表で再度まとめておきますね。
楽天市場11月26日〜12月25日利用分 |
楽天カード12月1日〜31日利用分 |
⇩(12月分として請求)
1 12日に請求金額が仮確定し、金額をメールで配信 |
|
1 15日か1月20日に請求金額が確定 |
|
1 27日指定金融口座から引き落とし(金融機関が日曜日休みなら1月28日引き落とし) |
|
楽天市場1月26日〜2月25日利用分 |
楽天カード2月1日〜28日利用分 |
⇩(1月分として請求)
2月 12日メールで支払い金額を配信 |
2月 15日か2月20日に請求金額が確定 |
2月 27日指定銀行口座から引き落とし |
「楽天e-NAVI」メニューの「ご利用明細」のページでは、確定前の支払い予定額も自由にチェックすることができます。カードを利用してから支払いするまでに1ヶ月以上の空きがあるので、どれくらい使ったのかいちいち覚えておくのも大変ですが、すぐに確認することができますよ。
大抵の場合カードを利用してすぐに反映されますので、定期的にカードをどれくらい使っているかを確認しておけば、無駄遣いも減らせるかもしれませんね。なお楽天e-NAVIでは、以下の内容がチェックできます。
楽天カードは締め日と支払日を変更することはできませんので、どうしても変更したい人はカード会社を変えるしか方法はありません。締め日と支払日はカード会社によってバラバラなので、締め日がきになる方は入会する前に確かめておいてください。
ちなみに三井住友VISAカードは、「締め日15日/支払日翌月10日」と「締め日月末/支払日翌月26日」の2択を選ぶことができます。
今回は楽天カードの締め日と支払日について解説しました。
楽天カードの締め日は月末(楽天市場での利用は25日)で、支払日は翌月27日となっています。利用日から支払日まで最大で2ヶ月以上空きますので、上手に調整しておけば支払いに困ることはありません。
楽天e-NAVIでは、締め日や支払日の確認や利用状況など、具体的な情報をいつでも閲覧することができますので、時々確認しておくようにしておきましょう。
楽天カードはポイント還元率が高いだけでなく、セキュリティが高く色々なサービスが充実しているカードです。もしクレジットカード選びで迷われているなら、楽天カードはおすすめですよ。