チャージ不要の電子マネーとして高いシェア率を誇るQUICPayを利用したことはありますか?クレジットカードがあるのになぜ電子マネーを使うのかという方もいますが、電子マネーにはクレジットカードとはまた異なるメリットがあるのです。
今回は、電子マネーの中でも知名度やシェア率が高いQUICPayにスポットをあてて解説していきたいと思います。
目次
まずはQUICPayとはどのようなものなのか・その種類や利用方法などの基本的な内容について学んでいきましょう。
今でこそ国内には様々な電子マネーが溢れていますが、その歴史は浅く、日本で初めてサービスが開始した電子マネーは1999年にJCBが開発した娯楽施設内でつかえる電子マネーシステムでした。これが研究や実証実験を重ねていき、2004年にJCBおよびイオンフィナンシャルサービスが開発するQUICPayへと繋がっていくのです。
イオンフィナンシャルサービスは開発に関わるものの、サービスの提供自体はJCBが行い、2005年より本格的にQUICPayの決済サービスの提供が開始されました。
現在流通している電子マネーは決済方法によって大きく2つの種類に分類されます。
主なサービス名:Suica、WAON、nanaco、Edy、PASMO
主なサービス名:QUICPay、iD
QUICPayは利用代金を紐づけしたクレジットカードに請求するポストペイ型の電子マネーです。ポストペイ型だけに的を絞ると、iDとの2強状態となり、そのシェア率は非常に高いと言えるでしょう。
しかし電子マネーという大きなくくりで見てみると、現在ではプリペイド型の電子マネーが圧倒的な人気を誇っており、電子マネーの利用者数や取引金額のランキングで上位を占めるのはすべてプリペイド型の電子マネーとなっています。
JCBではQUICPay+(クイックペイプラス)としてクレジットカード以外にも対応した新しい電子マネーサービスをスタートさせました。
使い方など基本的な部分はQUICPayと同じですが、以下で紹介しますが上限金額や使えるお店に違いがあります。簡単に言うと、機能拡張版のQUICPayといったところでしょうか。
QUICPay+のサービスが開始されたのは2016年で、そこまで目新しいものでもありませんが、従来のQUICPayを使うユーザーの方が圧倒的に多く、QUICPayに新規申し込みをしたという方の多くもQUICPay+ではなくQUICPayを選ぶ傾向にあるようです。
QUICPayは1回あたりの利用上限額が2万円と決められています。2万円を超える決済についてはQUICPayを利用することはできません。現金や他の支払方法と併用できるかについては各店舗が決める形となります。
1回あたりの上限額は2万円となっていますが、カードの限度額の範囲内であれば続けて複数回決済を行うことは可能です。
QUICPayが紐づいているクレジットカードの限度額が100万円の場合、QUICPayによる2万円の決済を単純計算で50回繰り返すことができます。
一方でQUICPay+では、1回あたりの決済金額をQUICPayの提供元であるJCBは特に設定していないので、2万円を超える決済を行うことも可能です。ただし1回あたりの上限金額については各店舗が決めているので、QUICPay+とかかれていても上限金額が2万円に設定されている可能性もあるので注意しましょう。あくまでも店舗によるということですね。
ここまでの内容を分かりやすく表にまとめてみました。
|
QUICPayのタイプ |
利用可能金額 |
---|---|---|
Quicpay |
ポストペイ型のみ |
2万円 |
QUICPay+ |
ポストペイ型 |
QUICPay対応店舗:2万円まで QUICPay+対応店舗:利用店舗によっては2万円以上も可 |
プリペイド型 デビットカード型 |
利用店舗によっては2万円以上も可 |
QUICPayの支払方法はポストペイ型のみですので、ユーザーはクレジットカードと紐づけてQUICPayを利用していました。そのため、「QUICPayを持っているけどクレジットカードをもっていない」という方はいなかったのですね。
そのため、QUICPayが2万円という制限を設けていても、2万円を超える分についてはクレジットカードを使うという方法でリカバリーしていました。
パワーアップしたQUICPay+では利用金額の制限が取り払われており、従来であればクレジット決済を行っていた2万円以上の決済も、残高やクレジットカードの限度額があれば決済することができるようになったのです。
クレジットカードを出さずに、高額な決済もQUICPayだけで行いたいという方には、QUICPay+がおすすめです。
QUICPayの頭文字である「Q」をモチーフとした「QUICPay」のロゴマークもしくは「QUICPay+」のロゴマークのあるお店で利用することができます。自分の持っているのがQUICPayであってもQUICPay+のステッカーがあるお店で利用することができ、逆もまた可能です。
しかし、デビットカードタイプやプリペイドカードタイプのQUICPay+を利用する場合に限っては「QUICPay+」のステッカーのあるお店でしか利用することができませんので注意しましょう。
QUICPay+に対応したお店の一例をジャンルごとに見ていきましょう。
コンビニエンスストア |
セブンイレブン、デイリーヤマザキ、ファミリーマート、ミニストップ、ローソン、 |
---|---|
ショッピング |
イオングループ、イトーヨーカドー、マツモトキヨシ、ウェルシア薬局、アリオ、auショップ、TSUTAYA、ユニクロ、ヨドバシカメラ |
レジャー施設 |
快活CLUB、キッザニア、東京ディズニーランド、ユニバーサルスタジオジャパン、ジャンカラ |
飲食店 |
魚べい、ガスト、かっぱ寿司、CoCo壱番屋、コメダ珈琲店、すき屋、Tully’sコーヒー、マクドナルド、吉野家、 |
その他 |
タクシー会社や空港施設内 |
このように、日常生活の中で多く見かけるお店でQUICPayやQUICPay+を利用することができます。
利用可能店舗については、お使いのQUICPayによって目印となるステッカーの種類が異なります。表にまとめてみましたので参考にしてください。
|
QUICPayのタイプ |
利用可能店舗 (目印となるステッカー) |
---|---|---|
Quicpay |
ポストペイ型のみ |
QUICPay QUICPay+ |
QUICPay+ |
ポストペイ型 |
QUICPay QUICPay+ |
プリペイド型 デビットカード型 |
QUICPay+のみ |
上記で紹介した利用可能店舗の一例はQUICPay+のものですので、ポストペイ型・プリペイド型いずれの決済にも対応しています。2019年8月時点では、QUICPayとQUICPay+とでは、QUICPay対応の加盟店の方が圧倒的に多いです。QUICPay+の加盟店も徐々に増えてきてはいますが、大元であるQUICPayの方がまだまだ優勢です。
とはいっても、これだけメジャーなお店を網羅していますので、QUICPay+でプリペイド型やデビットカード型を使う場合であっても日常生活に不自由なく使えるといって良いのではないでしょうか?
QUICPayはその利用形態が3種類あり、それぞれにメリットが存在します。自分のライフスタイルに合わせてお好みのタイプを選ぶことができます。
《カードタイプ》
プリペイド型とクレジットカードに紐付いたポストペイ型とがあり、文字通りQUICPayの機能だけが搭載されたカードとなります。
クレジットカードの機能とQUICPayの機能どちらも利用できるカードです。支払の際にQUICPayとクレジット決済どちらか好きな方を選択して決済を行います。
2万円という上限金額を超える決済を希望する場合にはクレジット決済・コンビニやスーパーなどでの少額決済にはQUICPayといったようにシチュエーションに合わせて使い分けをすることができます。
支払については、クレジットカードの請求と一緒に請求されるポストペイ型となります。
《モバイルタイプ》
Android端末では、おサイフケータイとしてQUICPayを使うことだけでなくGooglePayとしてもQUICPayの情報を登録することができます。
おサイフケータイやGoogle Payを利用するにあたっては、お手持ちのスマートフォンにFeliCaという電子マネー決済の機能が搭載しているかどうかがポイントとなってきます。FeliCaの機能が搭載されたスマートフォンであれば、原則としておサイフケータイにQUICPayを登録することもGoogle PayにQUICPayを搭載することも可能です。
以下で紹介するApple Payとは異なり、『スマホでQUICPayが使いたい』という場合に2つの登録方法から好きな方を選択する形となります。
どちらを選べばよいのかわからないという方は、以下の比較表を参考にしてみてください。
おサイフケータイ |
複数の電子マネーを管理するためのアプリ このアプリとは別に、管理したい電子マネーのアプリもスマホ内にいれておく必要がある 非常に多くの電子マネーに対応している |
---|---|
Google Pay |
複数の電子マネーやポイントカードを管理するためのアプリ 別途アプリをダウンロードする必要がなく手軽だが、対応している電子マネーは多くない |
同じAndroidのスマートフォン内にて電子マネーを管理するアプリケーションではありますが、メリットデメリットが存在します。
こちらを選ばないと損をする!といった大きな違いはありませんので、自分の使い勝手のよい方を選択すると良いでしょう。
iPhoneやApple WATCHなどのApple製品に使えるのがこのApple PayによるQUICPay決済です。登録をすれば、スマホをかざすだけで決済を行うことができ、非常に短時間で会計を終えることができるでしょう、
《その他のタイプ》
コイン型のQUICPayというものが存在します。QUICPayの提供元であるJCBがオリジナルで発行しているFerica機能付きのトークン型QUICPayであり、持ち運びに便利だと人気を集めています。
ランニングやアウトドア時など、お財布や現金を持ち運びたくないというシチュエーションにおいて活躍するでしょう。万が一紛失してしまった時も、QUICPayであれば紛失補償がありますので安心して持ち運ぶことができます。
発行手数料や年会費は無料で、JCBの発行するクレジットカードを保有していることが条件です。
「ANA国内線のスキップサービス」「QUICPay」「nanaco」の機能が一体型となったキーホルダータイプのQUICPayが発行されています。
JCBが発行する、ANA JCBカードもしくはJCBカード/プラスANAマイレージクラブ
を持っていることが条件となりますが、ANAの尾翼をイメージしたスタイリッシュなキーホルダーはコレクターにも人気です。
QUICPayを使って、実際にお店で会計をするときの流れについて解説していきます。
基本的にはQUICPayに対応しているお店で、会計の際に「QUICPayで支払う」という伝え、専用の端末にQUICPayをかざすという流れになります。QUICPay専用カードはもちろん、クレジットカード一体型・プリペイドカード・スマートフォンでも使い方は変わりません。
電子マネー読み取り端末にかざすと、お店の端末が「クイックペイ」と鳴り、緑色に店頭します。これが会計完了の合図です。
利用方法に何も難しいことはなく、Suicaなど他の電子マネーとも特別な違いはありません。
注意点があるとすれば、申し込み後の登録やチャージといった初めて使う際の事前準備を行わなければ使えないものもあるという点です。
それぞれの方法での事前準備について表にまとめてみました。
《ポストペイ型》
QUICPay専用カード |
カードが届いてすぐ使える |
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QUICPay一体型カード |
カードが届いてすぐ使える |
おサイフケータイ |
QUICPayモバイルに申し込みをし、発行されたIDとパスワードを元に、おサイフケータイ内に専用のアプリケーションをダウンロード その後、アプリを開き初期設定を行う 設定が完了後、利用可 |
Google Pay |
Google Payアプリをダウンロード アプリ内にQUICPayに対応したクレジットカード情報を登録する 本人認証後、利用可 |
Apple Pay |
既存のWalletアプリを開き、QUICPayに対応したクレジットカードの情報を登録する 本人認証後、利用可 |
プリペイド型
Apple Pay |
既存のWalletアプリを開き、QUICPay専用カードの情報を登録する QUICPay専用カードに、残高をチャージして使う |
---|---|
Google Pay |
Google Payアプリをダウンロード アプリ内にQUICPay専用カードの情報を登録する。 QUICPay専用カードに、残高をチャージして使う |
デビットカード型
カード一体型 |
カードが届いてすぐ使える |
---|---|
Google Pay |
Google Payアプリをダウンロード アプリ内にQUICPayに対応したデビットカード情報を登録する 指定銀行口座にある残高の分だけ利用することができる |
Apple Pay |
既存のWalletアプリを開き、QUICPayに対応したデビットカードの情報を登録する 指定銀行口座にある残高の分だけ利用することができる |
カードタイプでは特別な事前の準備が必要ありませんが、スマートフォンを使って決済を行う場合にはアプリケーションのダウンロードや初期設定など必要事項が複数あります。
QUICPayのホームページやカード発行会社のホームページにて、詳しい手続きの方法を写真や動画で見ることができますので、登録する際には参考にしてみると良いでしょう。
基本的にはQUICPayアプリやスマホの決済アプリの指示に従って情報を入力していくだけですので、普段からスマートフォンを使っている方であれば操作に迷うことは少ないでしょう。
使用中の注意点としては、プリペイド型やデビットカード型などチャージ不足や口座残高不足にならないように注意して使うようにしましょう。ポストペイ型では、クレジットカードの限度額に連動する形となりますので、利用可能額の確認をすることに加えて使いすぎて支払苦になってしまうことの無いように、計画的な利用を心がけてください。
QUICPayの申し込みにあたっては、QUICPayに対応するカードが必要です。現在、160社以上のカード会社がQUICPayに対応したクレジットカードを発行しています。発行会社や選んだカードの種類によって申しこめるQUICPayの種類が異なりますので注意しましょう。
カード発行枚数の多いクレジットカード会社をピックアップしてご紹介します。
カード発行会社 |
主なカード名 |
対応QUICPay |
---|---|---|
JCBグループ |
JCBカード |
カードタイプ、QUICPayモバイル、Apple Pay、Google Pay、QUICPay専用カード、QUICPayコイン |
オリエントコーポレーション |
オリコカードザポイント |
カードタイプ、QUICPayモバイル、Apple PAY、QUICPay専用カード |
クレディセゾン |
セゾンカード |
QUICPayモバイル、Apple Pay |
エポスカード |
エポスカード |
Apple Pay |
ジャックス |
ジャックスカード |
Apple Pay、Google Pay |
トヨタファイナンス |
TOYOTA TS CUBIC CARD |
カードタイプ、QUICPayモバイル、QUICPay専用カード |
《対応QUICPayの表記について》
表からよみとれるように、一言でQUICPay対応クレジットカードを発行しているといっても、どのQUICPayに対応しているかについては各発行会社によって差があります。
QUICPayを利用するために、これからクレジットカードに申し込みをするという方は、自分の希望するタイプのQUICPayに対応しているかどうかしっかりと確認してから申し込みをしてください。
QUICPayやQUICPay+のユーザーの多くはポストペイ型を利用しています。つまり、QUICPayに対応したクレジットカードを持っているということです。
クレジットカードの選び方は、先ほど解説したように自分の使いたい方法(カード型、おサイフケータイ、Google Pay、Apple Pay、コイン型など)に対応しているかどうかが重要となってきます。
以下では、比較的バリエーション豊富なQUICPayに対応しており、なおかつお得度が高いおススメのクレジットカードを2種類紹介していきます。
QUICPayを使うためにクレジットカード入会を考えている方は、参考にしてみてください。
年会費が無料で高ポイント還元カードとして非常に人気の高いOrico Card THE POINTをご紹介します。電子マネーの機能としてQUICPayだけでなくiDにも対応しているという、非常に珍しい1枚です。
カード発行会社 |
オリエントコーポレーション |
---|---|
対応QUICPay |
おサイフケータイ、QUICPay専用カード |
ポイント還元率 |
クレジット利用時:1.0%~ QUICPay利用時:1.0%(100円で1ポイント) |
年会費 |
無料 |
その他 |
・クレジット一体QUICPayに対応 ・学生可 ・貯まったポイントの使い道が幅広い ・家族カードやETCカードが無料
|
クレジットカードや財テクなどを紹介している金融系雑誌やクレジットカード情報サイトなどで軒並み高評価を集めているのがこのカードです。いま人気の“年会費無料の高ポイント還元カード”の代表格的ポジションでしょう。
クレジットカード自体にQUICPayの機能が搭載している、クレジット一体型のカードです。希望すれば、QUICPayの専用カードを発行することもできます。QUICPayのアプリケーションをダウンロードすることで、おサイフケータイとしてもスマートフォンでiDを使うことができます。
クレジットカードもQUICPay決済も共通で100円で1ポイントのオリコポイントが貯まります。少額決済などに使われることの多いQUICPayだからこそ、100円単位でポイントが貯まるのは非常に効率が良いです。意識せずにただ使っているだけでどんどんポイントが貯まっていくというレビューが多い、満足度の高いクレジットカードです。
総合評価 |
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4.1 |
ポイント還元率は常に1%以上でポイントがたまりやすい!入会後6ヶ月間はポイント還元率がなんと2%!電子マネー「iD」と「QUICPay」の2種類が使えて、小額のお買い物でもポイントがどんどんたまります。主婦やアルバイトの方で審査が不安な方はキャッシング枠をゼロに設定するのがおすすめ!
QUICPayの発行元であるJCBが発行しているクレジットカードの中でも、ベーシックな1枚をご紹介します。年会費を無料にする優待があるにも関わらず、国内海外旅行保険が無料付帯となるなど、カードとしてのスペックが高い点が支持されています。
カード発行会社 |
JCB |
---|---|
対応QUICPay |
おサイフケータイ、Apple Pay、Google Pay、QUICPay専用カード、コイン型 |
ポイント還元率 |
クレジット利用時:0.5%~ QUICPay利用時:0.5%(1000円で1ポイント) |
年会費 |
初年度:無料 2年目以降:1,350円(割引優待あり) |
その他 |
・クレジット一体QUICPayに対応 ・国内海外旅行保付帯 ・ショッピング保険あり
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2年目以降年会費が発生するカードではありますが、WEB明細サービス(MyJチェック)への登録を行い、年間50万円以上のショッピング利用があれば翌年の年会費は無料となります。この年間50万円の利用という部分は、クレジットカード払いだけでなくQUICPayの支払も対象となりますので、難しすぎるハードルではないでしょう。
QUICPayの発行元であるJCBというだけあって、対応QUICPayは最も充実しています。中でもコイン型はJCBのカードを持っている方だけが申し込むことができるものなので、注目です。
最短翌日発行!セブンイレブンで買い物すればポイント3倍、スターバックスならポイント10倍!年50万円以上の利用があれば、2年目以降の年会費が無料!前年の利用額が100万円以上でポイント付与率が150%アップ海外でのトラブル・病気・ケガなども日本語サポートで安心
QUICPayの基本的な情報や使い方についてわかったところで、QUICPayを使うことでのメリットについてご紹介します。
クレジット払いとは違ったスピーディな支払いは、QUICPayの大きな強みです。クレジットカードのように暗証番号やサインの記入は必要ありませんので、急いでいる時や少額決済などでも気軽に利用することができるでしょう。お財布を少しでも軽くしたいという方も、QUICPayがあれば小銭を持ち運ぶことなくスマートに会計を済ませることができます。
現金払いとは違い、ポイントやマイルを貯めることでのお得な還元を受けることができます。QUICPayの支払に指定しているカードによって貯まるポイントや還元率などは異なりますが、ポイントやマイルを貯めて生活を豊かで充実したものにすることができるでしょう。
“QUICPayでウキウキを”というキャッチフレーズの元、QUICPayでは様々なキャンペーンを行っています。
例)
(※過去に開催されたキャンペーンを抜粋してご紹介しています)
このように、使うことでお得にキャッシュバックが受けられるものから抽選でプレゼントが当たるものなど様々です。特に注目したいのが、ディズニーリゾート関連のキャンペーンです。QUICPayの発行元であるJCBは、東京ディズニーリゾートのオフィシャルスポンサーであることから、このようなキャンペーンの実現が可能なのでしょう。
JCBは、日本国内で唯一の国際ブランド発行会社です。決済システムを世界に提供している日本では知らない人は居ないといっても過言ではない大企業です。このJCBがサービスを提供している電子マネーということでの安心感は非常に大きいのではないでしょうか?
近年、国内では電子マネーをはじめ現金やクレジットカードに変わり様々な決済方法がサービスとして提供されています。中には情報流出や不正アクセスなどで被害がでるものもあり、選び方には慎重になる方も多いことでしょう。
その点、QUICPayではセキュリティ面や盗難紛失補償など安心して使うことができる環境がしっかりと整っています。
冒頭で解説したように、通常の電子マネーは「ポストペイ型」「プリペイド型」に分けられ、どちらにも対応しているものというのは多くありません。
QUICPayでは、ポストペイ型・プリペイド型はもちろんデビットカード型など支払の形だけでも3つの選択肢が存在します。
更に利用の仕方についても、クレジットカード一体型・QUICPay単体カード・おサイフケータイ・Apple Pay・Google Pay・コインタイプ・キーホルダータイプと、幅広くカバーしています。どんな方でもピッタリの方法がみつかるであろう、このバリエーションの豊富さは他の電子マネーには見られないQUICPayの大きな強みであると言えるでしょう。
これらを読んでもわかるように上2つのメリットは「QUICPayのメリット」というよりも「電子マネーのメリット」となっており、QUICPayに限定したものではありません。電子マネーがこんなにも現代に普及しているのは、このようなメリットがあるからと言えるでしょう。
一方で下3つのメリットはまさに「QUICPayのメリット」と言え、他の電子マネーではなくQUICPayならではの内容となっています。
数ある電子マネーの中で、どれを選べばよいかわからないと悩んだことがある方も多いでしょう。電子マネーにはそれぞれ独自のメリットが存在します。選び方を迷われている方は、まずそれぞれのメリットを知り、自分が一番魅力的だと感じるものをチョイスするようにしてみてはいかがでしょうか?
社会のキャッシュレス化が著しく進んでいる近年、電子マネーだけではなくクレジットカードやバーコード決済など様々な決済方法が普及しています。中でも日本経済における電子マネーが占める利用金額の割合というのは年々高くなっているといわれています。
数ある電子マネーシステムの中で、利用者数や利用金額で上位に入っているのはQUICPayとはことなるプリペイド式の電子マネーです。QUICPayは電子マネーの中でも上位ではあるものの1位や2位ではないのです。
これには消費者が求める電子マネーと現在のQUICPayが上手に噛みあっていないことが理由ではないかと考えられます。QUICPayのデメリットには以下のようなものが考えられます。
本ページのここまでの説明やQUICPayのホームページを見ても分かるように、QUICPayはポストペイ型・プリペイド型・デビット型と3つのタイプに対応しており、さらにその使い方もカード・スマホ・クレジットカード一体型とバリエーションに富んでいます。これはライフスタイルや好みに合わせて多くの人が便利に使えるという利点がある一方で、初めての人からしてみると選びにくい・わかりにくいという印象を与えてしまうようです。
テレビCMや各種キャンペーンも不定期ではありますが、開催されています。しかし、他の決済サービスの方が割引が多くテレビCMでもその旨を強くアピールしていますので、対照的にQUICPayの印象が薄くなってしまうのでしょう。
このように、QUICPayにもデメリットはあるものの、「QUICPayを選ぶと損をする可能性がある」「他の電子マネーと比べて圧倒的に不利」という致命的なデメリットは一つもありません。見方を変えてみればメリットになる部分や、対照的にそう感じてしまうというものであり、QUICPay自体が何か劣っているということではないのです。
QUICPayは、型や利用形式など種類が多く、選び方が難しいと感じる方も多いようです。
QUICPayというサービス自体は、他の電子マネーと比較して利用可能店舗の多さや定期的に行われるお得なキャンペーンなど選んで損はない便利な決済サービスです。
まずは、自分が“ポストペイ型”“プリペイド型”“デビットカード型”どの支払方法のQUICPayを利用したいかを考え、その後で「カードタイプ」「モバイルタイプ」「その他のタイプ」と使い方を選んでいきましょう。一般的な電子マネーよりも選択肢が多い分、自分のライフスタイルに合わせて便利に使うことができるのではないでしょうか?
電子マネーやバーコード決済など支払方法が多様化する中で、自分にとって一番使いやすい決済方法を見つけられるようにしたいです