憧れのステータスカードを持ちたいという方に、魅力なのが「プラチナカード」です。現在「ゴールドカード」を持っているが、いずれは「プラチナカード」にランクアップしたい方は多いことでしょう。今回の記事では、「プラチナカード」についてご紹介していきます。おすすめの「プラチナカード」も徹底比較していくため、ステータスカードの選び方の参考にしてみて下さい。
目次
ステータスの高い「ゴールドカード」より、さらに上位ランクとなるのが「プラチナカード」です。プラチナカラーのデザイン、もしくはプラチナ級のサービスを付帯させているのが「プラチナカード」の大きな特徴となっています。1993年に「アメックス・プラチナ」が、日本で初めて「プラチナカード」として登場しました。20年以上の歴史があるため、「プラチナカード」というと「アメックス・プラチナ」のイメージが強いです。現在では多くの「プラチナカード」が発行されており、選択肢が増えています。「ゴールドカード」よりの上のステータスカードといった関係上、所有するには厳しい審査に合格することが必要です。年会費10万円以上といった「プラチナカード」は、富裕層向けのステータスカードと言えるでしょう。
「プラチナカード」には、申込み制と招待制と大まかに分けて2タイプあります。申込み制は自分から申込みできる「プラチナカード」、招待制は招待が届いてから申込みできる「プラチナカード」です。招待制「プラチナカード」の場合、厳しい条件を満たした限られた人にしか招待が来ません。より高いステータスを持つのが、招待制「プラチナカード」です。
「プラチナカード」の最大の魅力、メリットとなっているのが、充実した付帯サービスです。どんな付帯サービスがあるのか、次から詳しくご紹介していきましょう。
「プラチナカード」によく付帯されているのが、「コンシェルジュサービス」です。「コンシェルジュサービス」では、電話一本で一人ひとりのプラチナ会員の要望に応えています。「プラチナカード」によって異なりますが、「コンシェルジュサービス」で受けられる主なサービスは次をご覧下さい。
「コンシェルジュサービス」で特に魅力なのが、レストランやホテルの予約です。レストランでは展望の良い席、壁側の席が上席と言われています。「コンシェルジュサービス」を利用すると、レストランの上席に座れることがあるのです。シェフがご挨拶に来ることもあるため、自分でレストランに予約を入れるより、VIP待遇が受けられることでしょう。
人気の高いホテルや旅館の場合、ハイシーズンだと中々予約が取れないことはありませんか?そんな時でも「コンシェルジュサービス」なら、予約が取れることがあります。ホテルや旅館の公式サイトでは、予約が一杯という時は「コンシェルジュサービス」を利用してみると良いでしょう。
その他にも大きなメリットとなっているのが、「コンシェルジュサービス」による航空券の予約です。オンライン格安航空券サイトの場合、乗り継ぎ時間まで確認してくれないのが基本です。後で乗り継ぎ時間が足りないからといって、キャンセルすると料金が発生することがあります。しかし、乗り継ぎ時間に余裕を持たせすぎると、今度は待ち時間が長くなってしまうでしょう。「コンシェルジュサービス」を利用すると、乗り継ぎ時間まで考えた航空券の予約を行って貰えるために安心です。
航空会社では、予約の取りすぎによるオーバーブッキングが発生することがあります。オーバーブッキングによる搭乗拒否にあう可能性は低いですが、万が一搭乗拒否にあうと困ってしまいますよね?日本の航空会社より、アメリカの航空会社の方が、オーバーブッキングが多いと言われています。そんな時でも、「コンシェルジュサービス」による航空券の予約なら、オーバーブッキングによる搭乗拒否の可能性が低くなるでしょう。
「コンシェルジュサービス」では、その他にも次のような様々なサービスが受けられます。
飛行機の乗り継ぎ時間が長くなった時、ゆったり寛げるスペースを用意しているのが「空港ラウンジ」です。「空港ラウンジ」には保安検査場の通過前に入れるもの、通過後に入れるものと大まかに分けて2通りあります。保安検査場の通過前に入れる「空港ラウンジ」では、保安検査場が混雑している場合、搭乗時間までに間に合わない恐れがあるため、のんびり過ごせないことがありました。そんな時でも「プライオリティ・パス」付帯の「プラチナカード」があれば、保安検査場の通過後に入れる「空港ラウンジ」を利用できるため、のんびり過ごせるのが魅力です。
「プライオリティ・パス」で利用できる空港ラウンジは、世界130か国以上・1200か所以上です。世界中を飛び回る旅行者やビジネスマンの方に、便利な付帯サービスと言えるでしょう。ちなみに国内では、次の4空港が「プライオリティ・パス」の対象です。
関西国際空港 |
成田国際空港 |
福岡国際空港 |
中部国際空港 |
「プライオリティ・パス」には次のような会員ステータスがあります。
会員ステータス |
利用料金 |
年会費 |
---|---|---|
スタンダード |
32米ドル |
99米ドル |
スタンダードプラス |
10回無料/10回以降32米ドル |
299米ドル |
プレステージ |
何回でも無料 |
429米ドル |
上記のうち、無料でプレステージ会員になれる「プライオリティ・パス」付帯の「プラチナカード」がよく見られます。プレステージ会員の年会費429米ドル(1ドル=1円なら42,900円相当)を支払いせずに済むのです。
「プライオリティ・パス」で受けられるサービスは、「空港ラウンジ」によって異なります。ニューヨーク・ジョン・F・ケネディ国際空港の「KAL Business Class Lounge」で受けられるサービスをご紹介しておきましょう。
ファックスなど、サービスによっては別途料金が発生することがあります。詳しくは「プライオリティ・パス」公式サイトのラウンジ検索を利用してみて下さい。
「一般カード」にも海外旅行保険付帯のものがあります。しかし、傷害治療や疾病治療の補償は、100万円といった場合が多いです。高額な治療費が発生する海外の場合、100万円の補償では不足しかねません。傷害死亡・後遺障害では、最高でも2,000万円ほどの補償となるでしょう。そんな時でも、「プラチナカード」付帯の海外旅行保険なら、補償額が高めの設定です。中には最高1億円の補償が受けられる「プラチナカード」もあります。傷害治療費や疾病治療費も最高1,000万円という「プラチナカード」があるため、海外で治療を受けた時でも安心です。
ステータスカード付帯の海外旅行保険に、よく見られるのが「家族特約」です。「家族特約」では家族会員ではない家族でも、海外旅行保険による補償が受けられます。家族と一緒に海外旅行に行きたいが、リスクは抑えたい…という時にも便利な特約です。
旅行保険の他にも、ショッピング保険や盗難保険、ゴルフ保険など、様々な保険を付帯する「プラチナカード」が多くなっています。わざわざ補償が必要になるたびに、保険に加入するといった煩わしさはありません。付帯保険を重視したい方にも魅力なのが、「プラチナカード」です。
保険以外にも「プラチナカード」には、いろいろな付帯サービスがあります。高額な年会費を支払いする価値があるため、付帯サービス重視の方にも魅力が大きいです。
「プラチナカード」で特に魅力なのが、グルメの特典サービスです。高級レストランや老舗料亭などを優待料金で利用できる「プラチナカード」があります。グルメの特典サービスを活用すると、一人15,000円以上といったコース料理でも、通常より安く楽しむことが可能です。グルメの特典サービスの利用は、対象店舗の対象コース料理となりますので、「プラチナカード」が届いた時に同封されている案内をよくご覧下さい。
宿泊する時にお得なのが、「プラチナカード」付帯のホテルの特典サービスです。中にはホテルの上級会員になれる特典付きの「プラチナカード」があります。
ホテルや会員ランクによって異なりますが、主に次のような特典を受けることが可能です。
ホテルの上級会員になるには、通常20泊30泊など、一定以上の宿泊数が必要です。余程のお得意様でもない限り、20泊も30泊も利用しませんよね?そんな時でも、「プラチナカード」なら作成するだけでホテルの上級会員になれます。
航空会社の上級会員になれる特典付きの「プラチナカード」もあります。一般の乗客より、VIP待遇が受けられるのが航空会社の上級会員です。通常では一定以上のフライト回数など、条件を満たさないと、航空会社の上級会員にはなれません。しかし、ホテルの上級会員同様、「プラチナカード」なら作成するだけです。
航空会社や会員ランクによって異なるものの、主に次のような特典が受けられます。
「プラチナカード」によって付帯サービス、付帯保険が異なります。自分のライフスタイルにあわない「プラチナカード」を作成してしまうと、高額な年会費が無駄になりかねません。無駄をなくしたい時は、いくつかの「プラチナカード」をピックアップし、特徴をよく比較検討してみて下さい。
ここからは、おすすめの「プラチナカード」を徹底比較していきます。「プラチナカード」を比較検討したいという方は、きっと役立つことでしょう。
冒頭でもご紹介したとおり、「プラチナカード」の代名詞的な存在となっているのが、「アメックス・プラチナ」です。招待制といった関係上、限られたカード会員だけが持てる「プラチナカード」となっています。誰でも申込みできるカードではないため、よりステータス価値の高い「プラチナカード」と言えるでしょう。最近の「アメックス・プラチナ」はメタル製となり、従来よりも高級感が増しました。以前の「アメックス・プラチナ」を持っている方でも、切替申込書によるメタル製「プラチナカード」への切り替えが可能です。
アメックスでは「メンバーシップ・リワード」と名付けたポイントプログラムを用意しています。アメックスのプラチナ会員なら、さらに上級のポイントプログラム「メンバーシップ・リワード・プラス」へ無料登録できるのです。「メンバーシップ・リワード・プラス」には、どんなメリットがあるのか、詳しくは次をご覧下さい。
ポイントプログラム名 |
移行レート |
還元率 |
---|---|---|
メンバーシップ・リワード |
2,000ポイント→1,000マイル |
0.5% |
メンバーシップ・リワード・プラス |
1,000ポイント→1,000マイル |
1.0% |
ポイントプログラム名 |
移行レート |
還元率 |
---|---|---|
メンバーシップ・リワード |
2,000ポイント→1,000マイル |
0.5% |
メンバーシップ・リワード・プラス |
1,250ポイント→1,000マイル |
0.8% |
移行レートがお得になる提携航空会社は次の15社です。
ANA |
チャイナエアライン |
デルタ航空 |
ヴァージンアトランティック航空 |
タイ国際航空 |
キャセイパシフィック航空 |
シンガポール航空 |
ブリティッシュ・エアウェイズ |
スカンジナビア航空 |
アリタリアイタリア航空 |
フィンランド航空 |
エティハド航空 |
エミレーツ航空 |
カタール航空 |
エールフランス/KLM航空 |
ポイントプログラム名 |
交換レート |
還元率 |
---|---|---|
メンバーシップ・リワード |
1ポイント→0.3円分 |
0.3% |
メンバーシップ・リワード・プラス |
1ポイント→0.5円~1円分 |
0.5%~1.0% |
通常ポイントプログラム |
通常100円につき1ポイント |
---|---|
ボーナスポイントプログラム |
100円につき3ポイント(1ポイント+ボーナス2ポイント) |
お得になる対象加盟店について、詳しくは次をご覧下さい。
通常ポイントプログラム |
通常100円につき1ポイント |
---|---|
ボーナスポイントプログラム |
100円につき3ポイント(1ポイント+ボーナス2ポイント) |
上記のメリットのうち、特に魅力なのがANAマイルへの移行レートです。「メンバーシップ・リワード・プラス」では、ポイントの有効期限が無期限になるため、大きく貯めてANAマイルへ移行し、ANA特典航空券に交換したい時にも便利です。1ANAマイル=1円の価値とすると、還元率1.0%のまま交換することが可能です。通常「メンバーシップ・リワード・プラス」では3,000円の年間参加費が発生しますが、プラチナ会員なら無料です。
「アメックス・プラチナ」に付帯されている主なサービスはこちらです。
サービス名 |
主な内容 |
---|---|
プラチナ・コンシェルジェ・デスク |
手配や予約など |
プライオリティ・パス |
プレステージ会員 |
海外・国内旅行保険 |
最高1億円 |
ショッピングプロテクション |
最高500万円 |
ゴルフ・テニス・スキー保険 |
最高1,000万円 |
個人賠償責任保険 |
最高1億円 |
2for1ダイニングby招待日和 |
レストラン2名以上の予約で1名分のコース料理が無料 |
ファイン・ホテル・アンド・リゾート |
ラグジュアリーホテルやリゾート施設での優待 |
フリー・ステイ・ギフト |
毎年更新時に国内ホテルの無料宿泊券プレゼント |
ホテル・メンバーシップ |
ホテルの上級会員 |
ブランド力と空港ラウンジ無料利用やマイル移行のし易さで圧倒的に旅をサポート。100円=1マイルのハイペースでマイルが貯まる!航空会社VIPラウンジが使える「プライオリティ・パス」がなんと年会費無料で登録できます(通常99USドル)。一流レストランや料亭で2名様予約で1名無料となる「招待日和」が会食やデート・記念日に大活躍!
招待不要で申込みできるのが、「三井住友VISAプラチナカード」です。招待が来るまで待てない…という方は、こちらの「プラチナカード」を選ぶと良いでしょう。「アメックス・プラチナ」では年会費14.3万円(税込)となりますが、「三井住友VISAプラチナカード」は5.5万円(税込)の設定です。高額な年会費が気になる方でも、比較的申込みしやすいでしょう。
「三井住友VISAプラチナカード」では、「ワールドプレゼント」と呼ばれるポイントプログラムを採用しています。プラチナ会員であれば、ポイント有効期間が通常2年間のところ、4年間に延長されるため、じっくり貯められるのが魅力です。
さらにステージに応じたボーナスポイントをプレゼントという特典も付いています。プラチナ会員の場合は、次のようなポイントアップです。
カード利用代金 |
ステージ名 |
ボーナスポイント |
---|---|---|
300万円以上 |
V3 |
50万円到達で300ポイント/ 以降10万円ごとに60ポイント |
100万円以上300万円未満 |
V2 |
50万円到達で150ポイント/ 以降10万円ごとに30ポイント |
50万円以上100万円未満 |
V1 |
50万円到達で100ポイント/ 以降10万円ごとに20ポイント |
ポイントアップサイト「ポイントUPモール」経由のネットショッピングでは、通常よりポイント2倍~20倍です。基本ポイント還元率0.5%→1.0%~10.0%までアップするため、お得なネットショッピングができるでしょう。楽天市場、Amazon、Yahoo!ショッピングが「ポイントUPモール」に参加しているため、ポイントアップの対象となる商品はいろいろです。
「三井住友VISAプラチナカード」付帯の主なサービスは、次のようにいろいろあります。
サービス名 |
主な内容 |
---|---|
コンシェルジュサービス |
予約や手配など |
プライオリティ・パス |
プレステージ会員(注:メンバーズセレクションで選択) |
海外・国内旅行保険 |
最高1億円 |
お買物安心保険 |
最高500万円 |
プラチナグルメクーポン |
レストラン2名以上の予約で 1名分のコース料理が無料(東京・大阪中心) |
ダイニング by 招待日和 |
レストラン2名以上の予約で 1名分のコース料理が無料(国内主要エリア) |
プラチナホテルズ |
国内ホテル・旅館での優待料金/ お部屋やお料理などのアップグレード |
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン |
ユニバーサル・エクスプレス・パス1日1枚プレゼント |
メンバーズセレクション |
プライオリティ・パスなど、サービス一つ選んで無料 |
T&E(トラベル&エンターテインメント)サービスの充実した「プラチナカード」を探している方におすすめするのが、「JCBプラチナ」です。申込み制の「JCBプラチナ」には「プラチナカード」ならではのサービスは勿論のこと、「ゴールドカード」のサービスまで付帯されています。サービスがさらに充実していながら、年会費は27,500円(税込)というお得な設定です。家族特約のある海外旅行傷害保険も付帯されており、保険重視の方にも満足できる一枚になることでしょう。
「JCBプラチナ」は「JCB ORIGINAL SERIES」によるポイント優待の対象です。このポイント優待にて、「JCB ORIGINAL SERIES」のパートナー店でのショッピングがお得になります。
主なパートナー店とポイント倍率を次にご紹介しておきましょう。
パートナー店名 |
ポイント倍率 |
---|---|
ビックカメラ |
2倍 |
ニッポンレンタカー |
2倍 |
U-NEXT |
2倍 |
楽天市場 |
2倍 |
セブンイレブン |
3倍 |
Amazon.co.jp |
3倍 |
高島屋 |
3倍 |
ワタミグループ |
3倍 |
紳士服のAOKI |
5倍 |
JCBトラベル(パッケージツアー予約) |
5倍 |
スターバックス |
10倍 |
いろいろなカテゴリーのショップが参加するショッピングサイト「Oki Doki ランド」でも、ポイント最大20倍です。Amazon.co.jp、楽天市場、Yahoo!ショッピングなど、こちらにもネットショッピング時に便利なサイトがたくさん参加しています。ポイントアップショップもあるため、ポイント還元率重視の方にも魅力が大きいことでしょう。ポイント倍率は定期的に見直されるため、「Oki Doki ランド」にて確認してみて下さい。「Oki Doki ランド」経由でネットショッピングするには、カード会員用のWEBサービス「MyJCB」に登録することが必要です。
「JCBプラチナ」付帯の主なサービスはこちらです。
サービス名 |
主な内容 |
---|---|
プラチナ・コンシェルジュデスク |
手配や予約など |
ゴルフサービス |
有名ゴルフ場コースの手配 |
プライオリティ・パス |
プレステージ会員 |
海外・国内旅行保険 |
最高1億円 |
ショッピング保険 |
最高500万円 |
グルメ・ベネフィット |
レストラン2名以上の予約で1名分のコース料理が無料 |
JCBゴールドグルメ優待サービス |
対象飲食店にて割引 |
JCBプレミアムステイプラン |
人気の国内ホテルと旅館にてお得な利用 |
日本を代表するJCBのプラチナカード!24時間・365日対応のコンシェルジュサービスはもちろん、ホテルや高級旅館での優待サービスが充実!家族カードは1名無料
コスパ重視という方におすすめするのが、申込み制の「Orico Card THE PLATINUM」です。「プラチナカード」の魅力やメリットはそのままに、20,370円(税込)というお得な年会費で「プラチナカード」を持てます。
「Orico Card THE PLATINUM」では100円につき1オリコポイント貯まるポイントプログラムを採用しています。1オリコポイント=1円、基本ポイント還元率は1.0%です。
さらに次のようなポイント特別加算まであります。
誕生月のカード利用は、基本ポイントと特別加算との合計で、ポイント還元率2.0%です。ポイント還元率が比較的高い「プラチナカード」と言えるでしょう。
「Orico Card THE PLATINUM」付帯の主なサービスはこちらをご覧下さい。
サービス名 |
主な内容 |
---|---|
コンシェルジュサービス |
手配や予約など |
空港ラウンジサービス |
Lounge Key(世界650か所以上/年6回まで無料) |
海外・国内旅行保険 |
最高1億円 |
個人賠償責任保険 |
最高100万円 |
ショッピング保険 |
最高300万円 |
Orico Club Off VIP |
ホテルレストランや料亭、レジャー施設、映画館などでの割引 |
TASTE OF PREMIUM |
国内高級ホテルや旅館の利用/ヘリクルーズ/会員制ゴルフなど |
上記4つの「プラチナカード」のかんたんな比較表はこちらです。
カード名 |
年会費(税込) |
---|---|
アメックス・プラチナ |
143,000円 |
三井住友VISAプラチナカード |
55,000円 |
JCBプラチナ |
27,500円 |
Orico Card THE PLATINUM |
20,370円 |
カード名 |
コンシェルジュ |
トラベル |
グルメ |
---|---|---|---|
アメックス・プラチナ |
◎ |
◎ |
◎ |
三井住友VISAプラチナカード |
◎ |
◎ |
◎ |
JCBプラチナ |
◎ |
◎ |
◎ |
Orico Card THE PLATINUM |
◎ |
◎ |
◎ |
カード名 |
空港ラウンジ |
無料利用回数 |
---|---|---|
アメックス・プラチナ |
プライオリティ・パス (プレステージ会員) |
何回でも無料 |
三井住友VISAプラチナカード |
プライオリティ・パス (プレステージ会員) |
何回でも無料 |
JCBプラチナ |
プライオリティ・パス (プレステージ会員) |
何回でも無料 |
Orico Card THE PLATINUM |
Lounge Key |
年6回まで無料 |
カード名 |
海外・国内旅行保険 |
ショッピング保険 |
---|---|---|
アメックス・プラチナ |
最高1億円 |
最高500万円 |
三井住友VISAプラチナカード |
最高1億円 |
最高500万円 |
JCBプラチナ |
最高1億円 |
最高500万円 |
Orico Card THE PLATINUM |
最高1億円 |
最高300万円 |
カード名 |
対象年齢 |
---|---|
アメックス・プラチナ |
非公開(30歳以上?) |
三井住友VISAプラチナカード |
30歳以上 |
JCBプラチナ |
25歳以上 |
Orico Card THE PLATINUM |
20歳以上 |
「Orico Card THE PLATINUM」は年会費が一番安い代わりに、空港ラウンジや保険の内容が少し下がります。「アメックス・プラチナ」は年会費が一番高い代わりに、ホテルの上級会員など文句なしのサービス付帯なのが魅力です。
ここでは招待制「プラチナカード」の場合、どのような条件を満たせば招待されるのか、解説していきます。
「プラチナカード」を持つには、一定以上の年収が必要です。ステータスの高い「プラチナカード」ほど、求められる年収も高くなるでしょう。先ほどご紹介した「アメックス・プラチナ」の場合、年収の目安は500万円以上と推測されます。ただし、年収よりも、次のようなカードの利用実績が重視されることが多いです。
「プラチナカード」の下位ランクとなる「ゴールドカード」で利用実績を積むと、「プラチナカード」への招待が届きやすいです。他社ではなく、同じ会社の「ゴールドカード」で利用実績を積み上げましょう。例えば「アメックス・プラチナ」の場合、「アメックス・ゴールド」での利用実績です。
「アメックス・ゴールド」で次の条件を満たすと、「アメックス・プラチナ」への招待が届くことがあります。
その他にもカードの利用回数が重視されている可能性大です。次の例で、招待が届きやすい方を説明してみましょう。
|
カードの利用回数 |
カード利用代金 |
---|---|---|
A氏 |
10回 |
200万円 |
B氏 |
25回 |
200万円 |
A氏とB氏は同じカード利用代金ですが、B氏のほうがカード利用回数が多いです。カード利用回数の少ないA氏より、B氏のほうが「プラチナカード」の招待が届きやすいでしょう。
ブランド力と空港ラウンジ無料利用やマイル移行のし易さで圧倒的に旅をサポート。100円=1マイルのハイペースでマイルが貯まる!航空会社VIPラウンジが使える「プライオリティ・パス」がなんと年会費無料で登録できます(通常99USドル)。一流レストランや料亭で2名様予約で1名無料となる「招待日和」が会食やデート・記念日に大活躍!
カードの利用実績を積み上げている最中、支払いを遅延すると「プラチナカード」への招待に重大な悪影響があります。稀なケースではありますが、招待が届いた後に申込みしても、「プラチナカード」が発行されないことがあるのです。特に支払いの長期延滞は、個人信用情報にキズが付いてしまうため、毎月の支払いには遅れないで下さい。
ここからは「プラチナカード」にあるデメリットのご紹介です。
「プラチナカード」のデメリットとして一番に挙げられるのが、高額な年会費です。高額な年会費の「プラチナカード」でも、使い倒せば損にはなりません。しかし、「ゴールドカード」でもオーバースペックという場合、「プラチナカード」の使い倒しは難しくなるでしょう。招待制の「プラチナカード」の場合、招待が届いたら必ず申込みが必要という訳ではありません。招待が届いても、申込みしないという選択肢もあるのです。
「プラチナカード」付帯サービスのうち、最も代表的なのが「コンシェルジュサービス」です。「コンシェルジュサービス」を利用できる「プラチナカード」を1枚持っていると、慣れない海外でも安心することでしょう。ただし、何でも依頼できるサービスではありません。「コンシェルジュサービス」によってはギャンブルや投資など、受けられないサービスがあるため、事前に理解しておきましょう。
ここまで「プラチナカード」の特徴やメリット・デメリット、おすすめなどについてご紹介してきました。招待制の「アメックス・プラチナ」では敷居が高すぎるという方でも、申込み制の「プラチナカード」なら比較的取得しやすいです。職業や年収などの属性が高く、審査に自信のある方は「プラチナカード」へ自分から申込みしてみると良いでしょう。