あなたのお財布の中にクレジットカードは何枚入っていますか?ここ数ヶ月使うどころか、触った記憶もないカードもいつもお財布に入ったままになっていないでしょうか。
クレジットカードを整理しようと決心しても、あれもこれも「いつかは使う機会もある」と思ってなかなか減らないですよね。
でも実はクレジットカードを何枚も多く持っていると損ばかりで、整理してまとめてしまった方が断然お得なんです!
整理してしまった方がいいメリットと具体的に何枚にするべきかを解説していきます。
クレジットカードを4枚も5枚も持っている人でも全てのカードを活用しきれているという方は少ないと思います。
全く使っていない、必要のないクレジットカードを持っていれば、やはりそれは整理することをおすすめします。
クレジットカードを整理することで得られるメリットは以下の4点が挙げられます。
整理することで、不要なリスクや出費をなくすことができますので、これらのメリットについてそれぞれ説明していきましょう。
年会費無料のカードも最近増えてきてはいますが、年会費が有料のものもたくさんあります。
もし年会費がかかっているにもかかわらず、全く利用していないクレジットカードがあるのは言うまでもなく無駄な出費で、整理が必要でしょう。
クレジットカードの年会費有無については主に以下のような3つのパターンがあります。
2番目のパターンの見落としが多く、いつのまにか年会費が引き落とされていた、なんて話はよく聞きます。
クレジットカードを整理することで、かかっていた年会費が減れば無駄な出費が抑えられるので持っているカードの年会費から見直してみましょう。
では年会費が一切かからないなら持っておいてもいいのか?というとそういうわけでもありません!
整理するメリットとしてはその他にもありますので見ていきましょう。
クレジットカードを整理することは、ポイントの集中にも繋がります。
クレジットカードのポイントを貯めるには、できれば1枚、最低でも2枚に集約するのが理想的です。
そうすることで、よりクレジットカードのポイントを集約して貯めることができるからです。
クレジットカードのポイントは、最低交換レートが決まっているカード会社もあるため、うっかりポイントの有効期限が切れてしまうこともよくあります。カードの枚数が多ければ多いほど管理が大変になるので、有効期限が管理できていないクレジットカードは整理が必要になります。
クレジットカードのポイントを集中させることで、お持ちのカードが最低の交換レートがある場合でもよりポイントが貯まりやすくなるので、整理することで得られるメリットになります。
一部のカード会社の例を下記にまとめています。
最低交換レート |
|
---|---|
イオンカード |
1,000ポイントから |
楽天カード |
1ポイントから |
Yahoo! JAPANカード | 1ポイントから |
オリコカード | 500ポイントから |
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総合評価 |
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4.1 |
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クレジットカードを整理することで得られる3つ目のメリットは、悪用・盗難・紛失のリスクを減らすことができるということです。
悪用があれば盗難紛失保険が適用されて請求があっても返金となるケースがほとんどですが、100%ではありません。
クレジットカードをたくさん保有していれば、それだけ自身で管理できていないケースもあり、悪用があっていても気づいておらず保険の請求ができなかったなんてことにもなりかねません。
そういったリスクを少しでも抑えるという意味でも整理するメリットはあります。
信用情報を高めるというのもクレジットカードを整理する一つのメリットになります。
クレジットカードの保有状況は、CICやJICCという信用情報機関を通じて何枚保有しているかについても閲覧が可能です。
クレジットカードをたくさん保有している=信用情報が悪いというわけではありませんが、出せる与信については限度がありますので、多すぎるのは良くありません。
適度な枚数で保つことにより、信用情報が高まりますのでそこも意識して持つようにしましょう。
では実際にクレジットカードを整理するにあたって手持ちは何枚が理想なのでしょうか。
正解はありませんが、理想な枚数は2枚から3枚がベストです!
なぜ2、3枚なのかというと、まずクレジットカードを持つメリットを考えた時に主に多く挙がるのは以下の点ではないでしょうか。
これらのクレジットカードのメリットを考えた時に、全ての条件を満たそうとすれば2、3枚あれば充実したサービスが受けることができます。
もしお持ちのクレジットカードを整理する際に決め手が分からない場合は、これから説明していくポイントを考慮して整理していきましょう。
クレジットカードを利用する上では、ポイントの還元率はもっとも重要と言っても過言ではありません。
ポイントの受けられる還元はカードにより全く異なります。
0.5%~3.0%とポイントの還元率の幅はとても大きいです。
例えば、イオンカードと楽天カードを比較してみます。
それぞれのカードをイオン・楽天で10万円利用した場合どれくらいポイントが付くのかを表した表になります。
イオンで利用 | 楽天で利用 | |
---|---|---|
イオンカード |
1,000P |
500P |
楽天カード |
1,000P |
※2,000P~3,oooP |
イオンカードの場合は、基本還元率が0.5%、イオンで使えば1%になります。
一方楽天カードは基本還元率が1%、楽天市場などで使えば最大3%になります。※セール時期などにより最大還元率となります。
20万円の買い物でも1,500Pから2,500Pの差が生まれますので還元率の幅は大きくなるわけです。
クレジットカードをよく利用する方であれば、その分ポイントやマイルが貯まるわけですから、カードを選択する際ぜひ還元率についても検討してみてください。
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クレジットカードを保有しているメリットの一つに保険があります。
携行品の保険であったり、国内外傷害保険、国内外旅行保険などクレジットカードは種類によって様々な保険が付帯されています。
例えば先程も例に挙げたイオンカードですが、年会費無料でも旅行保険が付帯されていて、国内で最高1,000万円、海外で最高500万円の保険が受けられます。(イオンsuicaカードの場合)
また、傷害保険は別加入の為自動的に付帯はしていませんが、その他ショッピング保険も50万円まで付帯されているので重宝できるカードです。
イオンカード以外では、AMERICAN EXPRESSカードも保険の充実したカードとして人気があります。
AMERICAN EXPRESSカードも国内外旅行保険がともに最高5,000万円、ショッピング保険も最高500万円ととても手厚い保険が魅力のカードになります。
選ぶポイントとしてもっとも理想的なのは、自身にとって必要な保険が付帯されていて、かつポイントサービスが充実しているカードです。
しかしそれが必ずしもイコールになるとは限りませんので、別持ちで保有する方も少なくありません。
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最後はクレジットカードのブランドを分けるということです。
日本で発行されている国際ブランドは
が主要ブランドになります。
ただこれら全てのブランドを網羅する必要はなく、JCBとVISA(MASTER)の2枚は持っておきたいところです。
経験されたことがある方もいると思いますが、クレジットカードが使えるお店でもブランドによっては使えないというケースも意外とあります。
特にJCBが使えないお店はVISA or MASTERが使えるお店と比較して多いです。
しかも海外ではなおさらその傾向が強いので、それぞれのブランドを保有することをおすすめします。
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ここからはベストなクレジットカードの枚数にするための整理方法について説明していきます。まずは整理するときの注意点を簡単に説明しておきましょう。
解約前に必ずチェックしておきたいのが、以下の点になります。
支払いやポイントに関しては、全く利用していないカードであれば支払いはないでしょうが、反対にポイントは残っていることがあるかもしれません。使えるところはしっかりと利用して解約するようにしましょう。
また、年会費が発生するカードについては引き落とし時期をしっかり確認しましょう。
もし、引き落とされた直後などであれば、その分保険や特典などが年間を通して受けられるわけですので内容によっては解約の時期を検討していきましょう。
クレジットカードを整理するときは、ただ単にカード会社へ連絡して終わりではありません。
クレジットカードの解約後には必ず、表面のICチップと裏面の磁気ストライプと呼ばれる黒い部分の箇所にしっかりとハサミを入れることが大切です。
この2つの箇所にクレジットカードの情報が蓄積されています。
退会したから大丈夫ではなく、この部分はしっかりと利用破壊しなければ安心できませんので処理を忘れずにしてください。
以上のことをしっかりと行いリスク管理を自身でも行っていきましょう。
クレジットカードはお金と変わりません。
お金であれば、銀行や金庫などにしっかり管理している人がほとんどだと思います。
同様にクレジットカードもしっかり管理していかなければなりません。
不要なクレジットカードが増えてしまったときは、しっかりと整理していくことでリスク管理だけでなく、ポイントの集中や年会費などの不要な出費を抑える上でも自身にとっても得になりますので、定期的な整理をしていきましょう。