三菱地所グループCARDゴールドは、日本各地のプレミアム・アウトレットやロイヤルパークホテル、丸ビルやランドマークプラザといった三菱地所グループの商業施設でお得に使えるカードです。付帯される特典やサービスも充実しています。三菱地所グループCARDゴールドの魅力をデメリットもふまえながらお伝えします。
目次
三菱地所グループCARDは、日本の大手不動産会社である三菱地所が、三菱UFJニコスおよびJCBと提携して発行するクレジットカードです。
三菱地所グループCARDには7種類の一般カードがありますが、そのうち上位カードである三菱地所グループCARDゴールドには6種類のラインナップがあります。年会費や機能、優待サービス、特典などは一般カードと基本的に同じです。
三菱地所グループCARDゴールドを簡単にまとめると下記の表になります。
カード名 |
券面(ロゴ) |
国際ブランド |
---|---|---|
三菱地所グループCARDゴールド |
三菱地所グループ |
VISA、JCB |
三菱地所グループCARD プレミアム・アウトレット ゴールド |
PREMIUM OUTLETS |
VISA |
三菱地所グループCARD イムズ ゴールド |
INTER MEDIA STATION |
VISA、JCB |
三菱地所グループCARD 丸の内カード一体型 ゴールド |
marunouchi |
VISA、JCB |
三菱地所グループCARD みなとみらいポイントカード一体型 ゴールド |
MinatoMirai |
VISA、JCB |
三菱地所グループCARD レジデンスクラブ ゴールド |
三菱地所のResidenceClub |
VISA |
三菱地所グループCARDゴールドの年会費は、初年度から11,000円(税込)かかります。
国際ブランドによって、申込み資格に違いがあり、VISAの場合は25歳以上の安定した継続収入のあるお勤め(自営)の方、JCBの場合は学生を除く20歳以上で本人に安定した継続収入のある方が対象です。
三菱地所グループCARDゴールドは、家族カードを発行できます。年会費は無料ですが、JCBに限り2人目から1名あたり1,100円(税込)かかります。
申込み資格は、本人会員の配偶者・親・子ども(高校生を除く18歳以上)です。また、ETCカードも追加で発行できます。新規発行手数料、年会費ともに無料です。
三菱地所グループCARDゴールドには、充実した保険や補償が付帯されています。国際ブランドによって補償内容が異なります。詳しい内容は次の通りです。
【海外旅行傷害保険/JCB】…自動付帯
保険の種類 |
保険金額 |
|
---|---|---|
本会員・家族会員 |
家族特約 |
|
傷害死亡・後遺障害 |
最高1億円 |
最高1,000万円 |
傷害治療費用 |
300万円 |
200万円 |
疾病治療費用 |
300万円 |
200万円 |
賠償責任 |
1億円 |
2,000万円 |
携行品損害 |
1旅行中50万円、自己負担金3,000円 |
|
救援者費用 |
400万円 |
200万円 |
【海外旅行傷害保険/VISA】…自動付帯
保険の種類 |
保険金額 |
|
---|---|---|
本会員・家族会員 |
家族特約 |
|
傷害死亡・後遺障害 |
最高5,000万円 |
最高1,000万円 |
傷害治療費用 |
200万円 |
200万円 |
疾病治療費用 |
200万円 |
200万円 |
賠償責任 |
3,000万円 |
3,000万円 |
携行品損害 |
1旅行中50万円、自己負担金3,000円 |
|
救援者費用 |
200万円 |
200万円 |
【国内旅行傷害保険/JCB・VISA】…JCBは自動付帯、VISAは利用付帯
保険の種類 |
保険金額 |
---|---|
傷害死亡・後遺障害 |
最高5,000万円 |
傷害入院日額 |
5,000円 |
傷害通院日額 |
2,000円 |
傷害手術保険金 |
入院日額×倍率(10倍・20倍・40倍) |
【国内航空機遅延保険…JCBのみ】…自動付帯
【ショッピング保険】
三菱地所グループCARDゴールドには、手厚いショッピング保険が付帯されています。
国際ブランドをJCBに選択した場合は、「ショッピングガード保険」が付帯されます。海外および国内で三菱地所グループCARDゴールドにて購入した商品が、購入日から90日以内に偶然な事故によって損害を被った場合に補償されます。年間の限度額は500万円で、自己負担金として1事故あたり3,000円かかります。
国際ブランドをVISAに選択した場合は、「ショッピングパートナー保険サービス」が付帯されます。国内外を問わず三菱地所グループCARDゴールドで購入した商品が破損・盗難などの損害にあった場合、購入日より90日間補償されます。年間の限度額は300万円で、自己負担金として1事故あたり3,000円かかります。
三菱地所グループCARDゴールドは、電子マネーに対応しています。利用できるのは、楽天Edy、nanacoなどです。ただし、チャージ額はポイント対象外のため、三菱地所グループポイントは付与されません。
国際ブランドをJCBに選択した場合は、ポストペイ型のQUICPayが利用できます。QUICPayは三菱地所グループCARDゴールドの利用額と一緒に請求されるため、三菱地所グループポイントも貯まります。
ただし、1回あたりの利用可能金額は2万円まで、総利用限度額は三菱地所グループCARDゴールドの利用限度額までです。
三菱地所グループCARDゴールドは、三菱地所グループCARD利用提携施設に設置している入会申込書、または公式WEBサイトから申請できます。
ただし、三菱地所グループCARDレジデンスクラブゴールドの入会は、三菱地所グループCARDによる管理費決済サービスが導入されているマンションに限定されるため、専用の窓口に連絡する必要があります。
最もスタンダードなWEBからの申込み方法についてご紹介します。
まず、三菱地所グループCARDゴールドの申込みホームページに、必要な情報を入力します。支払い口座については、WEB上または郵送にて設定することができます。設定後、所定の審査があり、無事に審査を通過すると新規カードが届きます。通常、申込みから1~2週間程度でカードが発送されます。
三菱地所グループCARDゴールドの審査は、VISAなら三菱UFJニコス、JCBならJCBカードが行っています。カードの発行会社によって審査の難易度が異なり、一般に低い順から消費者金融系、流通系、信販系、鉄道系・交通系、銀行系といわれています。
三菱UFJニコス、JCBカードはいずれも信販会社で、難度は中程度です。ただし、三菱地所グループCARDゴールドはステータスカードであり、申込み資格が本人に安定した継続収入といった条件があるため、審査通過は簡単ではないでしょう。
審査通過のハードルを下げたいなら、ショッピング枠を最低限にし、キャッシングをゼロにしておくことをおすすめします。後から増額の申請をすることも可能です。まずは一般カードを保有し、良好なクレジットヒストリー(取引履歴)を積んでから三菱地所グループCARDゴールドを申請する方法もあります。
三菱地所グループCARDゴールドで貯まるポイントの仕組みや交換先についてご紹介します。
三菱地所グループCARDゴールドを利用すると、三菱地所グループポイントが貯まります。通常の利用(JCB・VISA・NICOS加盟店)で、100円(税込)につき1ポイント付与されます。1ポイントあたり1円相当のため、ポイント還元率は1.0%と高めの水準です。
さらに、三菱地所グループの提携施設で利用をすると、ポイントが3倍(還元率3.0%)となり大変お得です。また、ETCカードの利用でポイント1.5倍(還元率1.5%)となり、使い方次第でポイントがどんどん貯まります。
なお、ポイントの有効期限は、ポイントを獲得した日から1年間です。
三菱地所グループの提携施設は全国にあり、ショッピングからグルメ、レジャーなど約1,300店舗にて幅広く利用できます。詳細は次の通りです。
【ショッピング】
【プレミアム・アウトレット】
【ホテル】
【レジャー】
貯まったポイントは、1,000ポイントごとに三菱地所グループ共通ギフトカード1,000円分と交換できます。三菱地所グループにてショッピングや宿泊、レジャーなど、幅広いジャンルで利用可能です。ただし、つり銭は出ないので注意して下さい。
ポイントには1年間という有効期限がありますが、ギフトカードには有効期限がないため交換しておくと安心です。ギフトカードの利用先は、前述の三菱地所グループの提携施設と同様です。一部対象外の店舗もあるため、詳細は利用店舗へ確認して下さい。
三菱地所グループCARDレジデンスクラブゴールドなら、1,600ポイントごとに三菱UFJニコスギフトカード1,000円分に交換することもできます。百貨店やスーパー、家電量販店など利用先は広がりますが、三菱地所グループ共通ギフトカードに比べるとレートが落ちてしまうデメリットがあります。
三菱地所グループCARDゴールドには、ポイントカード機能が搭載された一体型タイプが2種類あります。一体型カードでは、三菱地所グループポイントに加えて、さらに別のポイントが貯まるという2重取りができ大変お得です。三菱地所グループCARDゴールドとは別に、ポイントカードを持つ必要がないという利便性もあります。
詳しい内容は次の通りです。
【三菱地所グループCARD丸の内カード一体型ゴールド】
三菱地所グループCARD丸の内カード一体型ゴールドは、100円(税込)ごとに丸の内ポイントが1ポイント貯まります。
丸の内ポイントとは、丸ビル、新丸ビルをはじめとする丸の内・有楽町エリアのショップやレストランで貯まるポイントです。貯まった丸の内ポイントは、1,000ポイントごとに1,000円分の「丸の内お買物券」に交換できます。
丸の内お買物券は、丸ビル、新丸ビル、オアゾ ショップ&レストラン、東京ビル TOKIA、丸の内ブリックスクエア、iiyo!!、二重橋スクエア内の各店舗や、丸の内仲通りの対象店舗で利用できます。なお、有効期限は発券日から3ヶ月後までとなっています。
【三菱地所グループCARDみなとみらいポイントカード一体型ゴールド】
三菱地所グループCARDみなとみらいポイントカード一体型ゴールドは、100円(税込)ごとにみなとみらいポイントが1ポイント貯まります。
みなとみらいポイントとは、ランドマークプラザ・クイーンズタワーA ショップ&レストラン、MARK IS みなとみらいのポイント対象店舗の利用で貯まるポイントです。
貯まったみなとみらいポイントは、1,000ポイントごとに1,000円分の「お買物券」に交換できます。お買い物券の利用は、ポイント対象店舗と同様です。なお、有効期限は発券日から3ヶ月後までとなっています。
みなとみらいポイントカードにはさらに特典があります。
横浜ランドマークタワー69F 展望フロア スカイガーデンの入場料金の割引き(本会員のみ大人料金500円オフ)、ランドマーク駐車場・MARK IS みなとみらい駐車場を最初の1時間サービスなどです。
三菱地所グループCARDゴールドには、一般カードである三菱地所グループCARDがあります。2種類の違いについてご説明します。
初年度年会費無料!全国数多くのアウトレットモールで支払うと2%還元。さらに、提携施設の一部店舗では提示するだけで5~10%オフになる特典付き!
三菱地所グループCARDの一般カードの年会費は初年度無料ですが、翌年度から年会費が1,375円(税込)かかります。ただし、年間45,000円(税込)以上の利用で次年度年会費を無料にすることが可能です。
これに対し、三菱地所グループCARDゴールドは、初年度より年会費が11,000円(税込)かかり、一般カードのように年間利用額による次年度無料特典はありません。
三菱地所グループCARDは、一般カード・ゴールド共に通常の利用で1.0%のポイント還元率ですが、三菱地所グループの提携施設での利用で違いがあります。一般カードは2.0%、三菱地所グループCARDは3.0%となります。
旅行傷害保険やショッピング保険でも違いがあります。
三菱地所グループCARDゴールドに付帯される国内旅行傷害保険、国内航空機遅延保険(JCBのみ)が、一般カードには付帯されません。海外旅行傷害保険は一般カードにも付帯されますが、補償内容に差があり、一般カードには家族特約がありません。
なお、JCBは自動付帯、VISAは利用付帯となっています。一般カードの保険内容は次の通りです。
保険の種類 |
保険金額(一般カード) |
保険金額(ゴールド JCB) |
保険金額(ゴールド VISA) |
---|---|---|---|
傷害死亡・後遺障害 |
最高2,000万円 |
最高1億円 |
最高5,000万円 |
傷害治療費用 |
100万円 |
300万円 |
200万円 |
疾病治療費用 |
100万円 |
300万円 |
200万円 |
賠償責任 |
2,000万円 |
1億円 |
3,000万円 |
携行品損害 |
1旅行中20万円、自己負担金3,000円 |
1旅行中50万円、自己負担金3,000円 |
1旅行中50万円、自己負担金3,000円 |
救援者費用 |
100万円 |
400万円 |
200万円 |
家族特約 |
なし |
あり |
あり |
また、ショッピング保険にも違いがあります。三菱地所グループCARDゴールドの年間補償限度額はJCBが500万円、VISAが300万円ですが、一般カードはいずれも100万円です。
三菱地所グループCARDゴールドには、ゴールドならではの特典やサービスが付帯されています。国際ブランドによって内容が一部異なります。
【空港ラウンジサービス】
JCB・VISA共に、国内の主要空港とダニエル・K・イノウエ国際空港(旧ホノルル国際空港)の空港ラウンジを無料で利用できます。ソフトドリンクやアルコール(一部)の提供、新聞・雑誌の閲覧、インターネット利用など、搭乗時間までゆったりとした空間で過ごすことが可能です。同伴者は有料となり、料金はラウンジによって異なります。
【無料医療相談サービス】
VISAの場合、電話にて健康や医療、介護に関する相談ができます。国内医療機関情報および介護施設情報提供、ニチイ学館の福祉用具カタログの送付、提携先老人ホームの取次ぎや情報提供、人間ドック・脳ドック・がん検診(PET検査)の割引取次ぎや情報提供など、幅広く対応してくれます。
JCBの場合、健康や介護、育児などに関する相談ができる「ドクターダイレクト24」を利用できます。VISAもJCBも、24時間年中無休で対応してくれるため安心です。
【会員情報誌】
VISAの場合、三菱UFJニコスが発行する会員情報誌「partner」が無料で届きます。「旅・食・物」をテーマに本物の魅力を改めて伝えるとともに、生活を彩る上質な情報が満載です。
JCBの場合、JCBカードが発行する「JCB THE PREMIUM」が毎月無料で届きます。本物を知る大人にふさわしい、上質感の演出がコンセプトで、本誌と別冊の2冊セットです。本誌は、旅・食・趣味・地域情報・カード別サービス案内、別冊は、JCBのキャンペーン・サービス・トラベル・チケット情報がメインとなっています。
JCBの場合、前述のゴールドならではの特典やサービス以外にもJCBゴールド以上に付帯されている「GOLD Basic Service」を利用できます。一部を抜粋してご紹介します。
【手荷物無料宅配券サービス】
JCBトラベルデスクで海外パッケージツアーに申込んでカード決済すると、手荷物無料宅配券(往復)がプレゼントされます。1組の基本旅行代金総額が50,000円以上の「JCBトラベル Oki Dokiトクトクサービス」対象の海外パッケージツアーが対象です。
【グルメ優待サービス】
全国250店舗で、事前予約、専用クーポンの提示、カード決済をすると、飲食代金またはコース代金より20%オフになります。
【チケットサービス】
演劇やコンサート・歌舞伎などの良席保証・先行販売・特典付チケットを毎月案内してもらえます。
【フラワーサービス】
指定先にお花を届けるサービスを利用できます。申込みは電話となり、通常価格より5%オフで利用できるためお得です。
【ゴルフサービス】
全国約1,200か所のゴルフ場のプレー予約を電話で手配してもらえます。随時開催している有名コースを舞台としたコンペ形式のゴルフイベントに参加できたり、憧れの名門コースでプレーできる「JCBゴルファーズ倶楽部」へ入会できたり、ゴルファーの方に魅力的なサービスが満載です。
【暮らしのお金相談ダイヤル】
暮らしにまつわる税務・年金・資産運用について電話で無料にて相談できます。希望により、税理士・ファイナンシャルプランナーに直接電話で相談することも可能です。
三菱地所グループCARDでは、一般カード・ゴールドを問わず受けられる共通のサービスが満載です。
全国の三菱地所グループCARDの提携施設で、三菱地所グループCARDを利用すると、決済金額から、さらに請求時に割引となるセールを年に数回開催しています。割引率は5%(一部10%)と大変お得です。なお、セール期間中もポイントが貯まります。
三菱地所グループCARDレジデンスクラブなら、管理費・修繕積立金・駐車場および駐輪場使用料などの支払いでも100円(税込)につき0.5ポイント貯まります。
ただし、三菱地所コミュニティが管理する分譲マンションに限られ、三菱地所グループCARDによる管理費等支払いサービスが導入されているマンションであることが条件です。
三菱地所グループCARDは、三菱地所グループ提携施設で決済しなくても、提示するだけで、お得な優待特典やサービスを受けることができます。参考として、関東圏で受けられるサービスの一部をご紹介します。
この他にも、全国の三菱地所グループ提携施設のショップや飲食店で5~20%の割引、ソフトドリンクやノベルティサービス、2~3倍のポイントアップなど、さまざまな特典が受けられます。
さらに、プレミアム・アウトレットの周辺施設でも、三菱地所グループCARDの提示で優待特典が受けられます。例えば、御殿場プレミアム・アウトレットの場合、箱根小涌園ユネッサン、富士急ハイランド、湯本富士屋ホテル、富士ゴルフコース、ぐりんぱ、河口湖~富士山パノラマロープウェイなどの施設を優待価格で利用できます。
三菱地所グループCARDの会員向け情報誌「まち楽らし(まちらくらし)」が毎月届きます。旅・レジャー・グルメなど、楽しくてお得な情報が満載です。三菱地所グループの月ごとのイベント情報をはじめ、三菱地所グループCARDを利用してお得で楽しい暮らしをサポートしてくれます。
三菱地所グループCARDゴールドは、初年度より年会費が11,000円(税込)かかります。しかも年間利用額などの条件次第で、次年度の年会費を減額・無料にすることができません。
貯まったポイントの交換先が三菱地所グループ共通ギフトカードに限定されてしまい、人によっては使い勝手が悪いと感じる方もいるでしょう。三菱地所グループCARDレジデンスクラブゴールドの場合は、三菱UFJニコスギフトカードに交換できますが、レートがかなり落ちてしまいます。
他社のクレジットカードのように、他社ポイントプログラムへの移行や、広く使えるギフトカード、景品など豊富な交換先がある点と比べると差は明らかです。
ポイントの有効期限が1年と短いのもデメリットといえます。ただし、三菱地所グループ共通ギフトカードは有効期限がないため、早めに交換しておくことで解消できます。
ギフトカードとの交換は1,000ポイント以上になります。1,000ポイント貯めるには通常の利用で10万円、三菱地所グループ提携施設の利用で約3万円です。月額で考えると2,500円~8,333円となるため、ハードルはそれほど高くないかもしれません。
三菱地所グループCARDゴールドは、国際ブランドがVISAとJCB、またはVISAのみに限定されます。すでに保有しているカードの国際ブランドと重複する方は、デメリットに感じることもあるでしょう。ただし、どちらも国内外を問わず利用できるため、大きな問題ではないかと思います。
三菱地所グループCARDゴールドは、三菱地所グループの提携施設でポイント還元率が3.0%になったり、カード決済をしなくてもカード提示で割引や優待サービスが受けられたりする特典が大きな魅力です。
さらに、年に数回、会員限定で請求時に割引になるセールもあります。貯まったポイントは、三菱地所グループ共通ギフトカードと交換になるため、三菱地所グループの提携施設をよく利用する方にとって絶大な恩恵を受けられるでしょう。
三菱地所グループCARDゴールドは6種類ありますが、どれを選んでも基本スペックは同様で、ポイント還元率や提示優待、会員限定セールなどの特典も変わりません。
丸の内エリアの利用が多い方は丸の内カード一体型、みなとみらいエリアの利用が多い方はみなとみらいポイントカード一体型を選んだ方が、ダブルでポイントが貯まるためおすすめです。ただし、三菱地所グループCARDレジデンスクラブゴールドは、三菱地所グループのマンション在住でレジデンスクラブに入会している方が対象のカードです。
三菱地所グループCARDゴールドは、充実した旅行傷害保険や空港ラウンジサービスが付帯されています。旅行や出張が多い方にもおすすめです。
三菱地所グループCARDゴールドには、条件次第で年会費無料となる一般カードもあります。三菱地所グループの提携施設でのポイント還元率の差が1.0%のため、提携施設で年間1,100,000円以上利用でゴールドの年会費分(11,000円/税込)を回収できます。
それ以下の方は年会費という経費がかかってしまいますが、三菱地所グループCARDゴールドには充実した保険や補償、ゴールドならではの上質なサービスや特典が付帯されているので、ご自身の優先順位を考えて選ぶとよいでしょう。
三菱地所グループCARDゴールドは、通常の利用でも1.0%と高い還元率となり、さらに三菱地所グループの提携施設で3.0%となる大変お得なカードです。
充実した保険や空港ラウンジ利用など旅行に役立つ特典も満載で、ショッピングや旅行を楽しみたい方におすすめの一枚です。