マイルって何?今さら聞けないマイルの貯め方・使い方を解説するマイル入門編

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「今回はマイルを使ってタダでハワイまで行けちゃった。しかもファーストクラス!」あなたもこんな話を聞いたことはありませんか?マイルをよく使う人にとって、このような話は特別すごいことではなく普通のことです。マイレージに登録して、ちょっと意識しておくだけでマイルはすぐに貯まるからです。

でも「マイルって何?」「普通のポイントとどう違うの?」という声がよく聞こえてきますが、実際マイルは多くの人によく理解されていないようです。そこで今回はマイルを貯めたことがないという人に向けて、初心者でもすぐに理解できるようにマイルの貯め方や使い方を解説します。

マイルとは?

マイルとは平たくいいますと「各航空会社が提供しているポイント」のことで、マイルを貯めるためにはその航空会社の「マイレージ」に参加する必要があります。例えばANAのマイルを貯めたいなら、「ANAマイレージクラブ」に、JALのマイルを貯めたかったら「JALマイレージバンク」に入会する必要があります。そしてマイルが一定数貯まれば、その航空会社の「特典航空券」をゲットすることができます。

マイルを貯めて使うまでの基本的なステップ

では早速「マイルを貯めたことが一度もない」という人に向けて、マイルを貯めて「特典航空券」をゲットするまでの4つの基本的のステップを解説します。

  • 1.マイレージプログラムを決め
  • 2.マイレージカードもしくはマイルが貯まるクレジットカードを発行する
  • 3.マイルを貯める
  • 4.マイルを特典と交換する

それぞれの方法やおすすめのポイントを紹介しますので、しっかりと覚えておきましょう!

1:マイレージプログラムを決める

最初にするべきステップは、マイレージプログラムを決めることです。基本的には自分が一番よく使う航空会社のマイレージプログラムにしますが、最初はANAかJALに入会しておくのが無難です。「あまり飛行機に乗らない」あるいは「普段はLCCしか乗らない」という人は、次のような「普段どこでショッピングをするか」で選ぶこともできます。

「ANAマイレージクラブ」がおすすめの人

・楽天市場や楽天トラベルなどを利用する楽天ユーザー

・セブンイレブンをよく利用する人

・イトーヨーカドーをよく利用する人

「JALマイレージバンク」がおすすめの人

・amazonをよく利用する人

・イオンをよく利用する人

・ミニストップをよく利用する人

・ローソンをよく利用する人

このようにANAやJALはそれぞれポイントがたまりやすい店が違います。マイルは貯まらなければ意味がありませんしポイントの有効期限は基本的に3年しかありませんので、効率よく貯められるようにマイレージプログラムを選んでおきましょう。なお全体的には「ANAの方がマイルを貯めやすくJALの方がマイルを使いやすい」傾向にあります。

海外旅行・出張によく行く人はアライアンスも確認

国内旅行だけしかしない人は意識する必要はありませんが、海外旅行や出張によく行く人はアライアンスも確認しておきましょう。アライアンスとは複数の航空会社でマイレージサービスを共有するチームのことです。

日本の航空会社が関係しているのは、ANAが加入している「スターアライアンス」と、JALが加盟している「ワンワールド」ですが、そのほかにも「スカイチーム」というアライアンスがあり、これら3グループが世界の主要航空会社のほとんどを占めていますので、「3大アライアンス」と呼ばれています。それぞれの加盟航空会社を紹介しますね。

スターアライアンス加盟航空会社全29社

・ ANA

・アドリア航空

・エーゲ航空

・ エア・カナダ

・ 中国国際航空

・ エア インディア

・ ニュージーランド航空

・アシアナ航空

・ オーストリア航空

・ アビアンカ航空

・ブラジル航空

・ ブリュッセル航空

・ コパ航空

・ クロアチア航空

・ エジプト航空

・ エチオピア航空

・ エバー航空

・ LOTポーランド航空

・ ルフトハンザドイツ航空

・ スカンジナビア航空

・ シンセン航空

・ シンガポール航空

・ 南アフリカ航空

・ スイス インターナショナル エアラインズ

・ TAPポルトガル航空

・ タイ国際航空

・ ターキッシュ エアラインズ

・ ユナイテッド航空

ワンワールド加盟航空会社全12社(それぞれの子会社は未記載)

・日本航空

・キャセイパシフィック航空

・マレーシア航空

・スリランカ航空

・アメリカン航空

・ブリティッシュ・エアウェイズ

・イベリア航空

・S7航空

・フィンエアー

・カンタス航空

・ロイヤル・ヨルダン航空

・ラタム・エアラインズ・チリ

スカイチーム加盟航空会社全20社

・アエロフロート・ロシア航空

・アルゼンチン航空

・アエロメヒコ航空

・エア・ヨーロッパ

・エールフランス航空

・アリタリア航空            

・中国東方航空

・上海航空

・中国南方航空

・チェコ航空     

・デルタ航空

・ガルーダ・インドネシア航空     

・ケニア航空

・KLMオランダ航空       

・大韓航空

・ミドルイースト航空

・サウディア

・タロム航空     

・ベトナム航空  

・厦門航空

アライアンスは加入するものではなく、どこかの航空会社のマイレージクラブに入っていたら、そのアライアンスも関係するということになります。それで例えばスターアライアンス加盟の「アメリカのユナイテッド航空」をよく利用するならANAを使う予定がない人でも、「ANAマイレージクラブ」に入会してください。

同様にワンワールド加盟の「アメリカン航空」をよく利用する人なら「JALマイレージバンク」に入会しましょう。スカイチームに加盟している航空会社を利用する人は、日系の航空会社はありませんので、「デルタスカイマイル」がおすすめです。

2:マイレージカードもしくはマイルが貯まるクレジットカードを発行する

マイレージプログラムが決まったら、次に「マイレージカード」もしくは「マイルが貯まるクレジットカードを発行」してください。クレジットカードがなくても「マイレージカード」があればマイルを貯めることは可能ですが、クレカがあるとより貯まりやすくなります。 それぞれの方法について詳しく解説していきますね。

マイレージプログラムに入会しマイレージカードを発行

ANAやJALなどのマイレージプログラムに入会すれば、クレジットカードに入会しなくてもマイルが貯まる「マイルカード」を発行してくれます。インターネットが基本ですが、空港の航空会社のカウンターでも申し込むことができます。マイレージカードを発行すれば、カードを発行する航空会社の飛行機を利用する度にマイルが貯まるほか、電子マネー機能があるマイレージカードなら、電子マネー利用時にマイルを貯めることもできます。

マイルが貯まるクレジットカードを発行

最もマイルが貯まりやすいのは、それぞれの航空会社が発行するクレジットカードです。ANA、JAL、デルタはそれぞれたくさんのマイルが貯まるクレジットカードを発行していますが、その中から代表的なカードを1枚ずつ紹介します。

JALのマイレージ機能付クレジットカード「JALカードSuica」

「JALカードSuica」は年会費2,000円+税マイレージ機能がついているクレジットカードの中では年会費が安いですが、次のような時にマイルが貯まるようになっています。

  • 飛行機搭乗時
  • 入会時や更新時などのボーナスマイル
  • クレジットカード利用時

加えて名前の通りSuicaにオートチャージするごとにマイルが貯まりますので、Suica利用者は効率よくマイルを貯めることができますのでおすすめできるクレジットカードです。

総合評価
4.3
空でも陸でもマイルがたまる!JALとJR東日本が提携したJALマイルをためるのに最適な一枚!

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  • 「JALカードショッピングマイル・プレミアム(年会費3,000円税別)」に入会するともらえるマイルが2倍で100円で1マイルたまる!
国際ブランド 年会費 付帯サービス ポイント還元率 発行期間
JCB 初年度 2年目~
  • ETC
  • 分割払い
  • 家族カード
  • マイル
  • リボ払い
  • ショッピング保険
  • 国内旅行保険
  • 海外旅行保険
0.5%~1.5% 約4週間
無料 2,000円(税別)

ANAのマイレージ機能付クレジットカード「ANA JCB一般カード」

「ANA JCB一般カード」は年会費2,000円+税のクレジットカードで、次のような時にマイルを貯めることができます。

  • 飛行機搭乗時
  • 入会時や更新時などのボーナスマイル
  • クレジットカード利用時

さらにこのクレジットカードの利用が年間50万円以上なら翌年はポイント還元率が10%アップ、100万円以上利用したなら翌年度のポイント還元率が20%もアップしますので、マイルを効率よく貯めることができます。

総合評価
4.5
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国際ブランド 年会費 付帯サービス ポイント還元率 発行期間
JCB 初年度 2年目~
  • ETC
  • 分割払い
  • 家族カード
  • マイル
  • リボ払い
  • ショッピング保険
  • 国内旅行保険
  • 海外旅行保険
0.3%~1.0% 最短5営業日(通常1週間程度)
無料 2,000円(税別)

デルタのマイレージ機能付クレジットカード「デルタ スカイマイルJCBカード テイクオフカード」

「デルタ スカイマイルJCBカード テイクオフカード」は、今回紹介する中で唯一入会時や更新時などのボーナスマイルがないクレジットカードですが、年会費が1,500円+税で、ショッピングマイルが1%も貯まるのが魅力です。1マイルは1.5円〜2.0円ほどの価値がありますので、ポイント還元率は1.5〜2.0%という超高還元率カードになっています。日本人が最もよく訪れると言われている韓国の「大韓航空」や最近人気が高まりつつあるベトナムの「ベトナム航空」もスカイチームなので、これらの国の旅行のために一枚持っておくのもいいかもしれませんね。

3:マイルを貯める

マイレージ機能のあるカードを発行したなら、次はマイルを貯めてください。貯める方法は主に、「飛行機に乗ってマイルを貯める」方法と、「クレジットカードでマイルを貯める」方法の2種類がありますが、意外ですが多くの人にとって、飛行機で乗るよりもクレジットカードで貯めた方が貯めやすいといえるでしょう。なぜそう言えるか、理由を説明しますね。

飛行機に乗ってマイルを貯める

マイルの最も王道的な貯め方です。基本的には飛行距離×積算率でマイルが貯まります。ビジネスクラスやファーストクラスになると積算率は高まりますが、エコノミークラスだと積算率が50%以下になってしまいます。飛行機に乗る度にフライトマイルが加算されますので、よく飛行機を利用する人は必ずマイレージの登録を忘れないようにしてください。

ただしLCCではマイルが貯まりませんし、JALやANAを利用しても、キャンペーン時に購入したチケットや格安チケットではマイルが貯まらないものもあります。飛行機の搭乗だけでマイルを貯めていると、海外に無料でいくことができるまでのマイルはなかなか貯まりません。そこで次の方法を利用しましょう。

クレジットカードでマイルを貯める

クレジットカードはうまく利用すればマイルを一気に貯めることができます。まず全てのショッピングをマイレージ機能がついているクレジットカードで支払うようにしてください。電話代やインターネット代など定期的な出費もマイルがたまるクレジットカードを使えばすぐに貯まります。

また先ほど紹介したクレジットカードのように、入会時や更新時にボーナスマイルが貯まるカードもあります。定期的に開催されている「入会キャンペーン」をうまく利用して一気に貯めるようにしてください。もしあなたがマイレージ機能のついているクレジットカードを持っていなくても、たいていのクレジットカードのポイントはマイルに変換できるようになっていますので、全てのポイントをマイルに変換してください。

4:マイルを特典と交換する

マイルが貯まったらいよいよ特典と交換です。実はマイルは特典航空券と交換するだけでなく、他のクレジットカードのポイントと同様に色々な使い道もあります。それらの方法もあわせて紹介していきますね。

特典航空券と交換する

マイルがある程度貯まれば、往復航空券を無料でゲットすることができます。以下はANAマイレージクラブでのマイル使用例です。

【国内線例】

東京⇆大阪

6000マイル

東京⇆福岡

7500マイル

東京⇆沖縄

9000マイル

 

【国際線例】

日本⇆韓国

15,000マイル

日本⇆ハワイ

40,000マイル

日本⇆アメリカ

50,000マイル

 

マイルがどれだけ必要かは、行く場所だけでなくて次の点も関係しています。

  • ローシーズンなら必要マイル数は減り、ハイシーズンは増える
  • ビジネスクラスは必要マイル数が増え、ファーストクラスはさらに増える
  • ディスカウントマイルになっていたら必要マイル数は減る

【ANA特典航空券予約方法】

  • 1.ANAマイレージクラブにログインし「国内線航空券」か「国際線航空券」かを選ぶ
  • 2.日時、出発地、到着地など基本的な情報を入力する
  • 3.利用便を選択する(空席がなければ特典航空券は予約できません)この時必要マイル数も表示されます。
  • 4.利用便、旅程の確認
  • 5.搭乗者の情報、座席指定をする
  • 6.クレジットカード情報を入力し、諸税など諸経費の支払いをして完了

このように航空券は簡単にゲットできます。ただし特典航空券は限度があり、人気路線は空席がすぐに埋まってしまいますので注意が必要です。特に日本〜ハワイは最も人気が高い路線ですので、1年前から予約しておかないと取れないことがあります。

またこの他にエコノミークラスのチケットを買って、マイルを使ってビジネスクラスやファーストクラスにグレードアップする方法もあります。欧米など長いフライトの飛行機なら、マイルを使ってフルフラットにしながらシャンパン片手にゆったりと行くのもいいかもしれませんね。

特典航空券以外のものと交換する

貯まったマイルは特典航空券以外のものとも交換することができます。「航空券が欲しいからそんな情報はいらない」と思う人もいるかもしれませんが、マイルは有効期限(たいていは3年)があるということを忘れないようにしましょう。せっかく貯まったマイルも、特典航空券には及ばなかったり、あるいは飛行機を利用する暇がなかったりして期限が切れてしまったらもったいないですよね。そんな期限ギリギリのマイルは次のようなポイントに変換することができます。

  • 楽天Edy
  • nanacoポイント
  • Tポイント
  • スターバックスポイント
  • SKYコイン
  • 他のクレジットカード会社のポイント

ただしほとんどは「1マイルにつき1ポイント」しか貯まりません。一方他のポイントからマイルに変換するのはたいてい「2ポイントにつき1マイル」です。マイルはできるだけ特典航空券を利用するときに使い、他のポイントに変えるのは期限が切れそうな時だけにしておくというのがポイントです。

まとめ

今回はマイルの貯め方や使い方について解説しましたが、いかがだったでしょうか。マイルとは各航空会社が提供しているポイントのことで、マイルを貯めるためにはその航空会社の「マイレージ」に参加する必要があります。参加するマイレージが決まったら、マイレージ機能がついているカードを入手し、飛行機に乗る、クレジットカードを使うなどしてマイルを貯めてください。

 

普段飛行機を使っている人や、無料で飛行機を使いたい人はぜひマイルを貯めてください。よく飛行機を利用する人は航空券購入代金の節約になりますし、普段飛行機を使わない人なら、マイルが貯まった機会に海外旅行をするなんてこともできますよ。

 

ライター紹介 横山かおり

クレジットカードのマイル収集のために、すべての支払いをクレジットカードに依存するクレカマニア。作成したクレジットカードは数知れずマイルで旅行した国も数知れず。

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