JALのマイラー必須のJALカードですが、年会費がかかるため旅行にあまり行く機会がなくなると解約の検討をされるかもしれません。
JALカードを解約するためには、一定の手続きが必要ですのでこの記事ではその点についてわかりやすく解説します。
また年会費が発生しないための解約するタイミングなど、解約時に注意しておきたい点も合わせて解説します。
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JALカードはウェブ上で解約することはできませんので、次の2つの方法のいずれかで解約を行う必要があります。
それぞれの連絡の方法や手順について、詳しく解説していきますね。
JALカードのお客様サービスセンターの連絡先は次の通りとなっています。音声ダイヤルは24時間365日つながりますが、オペレーターにつながる時間は決まっていますのでご注意ください。
JALカード会員専用24時間音声情報サービス 電話番号:0120-747-907(フリーダイヤル) |
解約手続きは下記のステップに従って行ってください。
時間帯によってはオペレーターにつながるまでにかなり待たされることがありますが、電話がつながれば解約の旨を伝えるだけでスムーズに解約手続きを終えることができます。
CLUB-Aゴールドカード・プラチナ会員の方は、上記の連絡先ではなくカード裏面に記載されている専用ダイヤルに連絡ください。また、JALカードSuicaをお持ちの方は、電話での解約は不可となっていますので、これから解説する方法で解約届を提出する必要があります。
JALカードを解約するためのもう一つの方法は、書面でJALカード会員退会届を提出するというものです。「オンライン上で資料を請求する」のと、「電話で資料を請求する」という2つの方法があります。それぞれ下記のステップに従って資料を請求してください。
1.「My JAL CARD」にログインする。
2.各種資料請求のメニューから「退会届」を選択する。
3.1週間ほどしたら退会届が届くので、必要事項を記入し返送する。
4.クレジットカードをハサミなどで切って処分する。
1.「JALカード会員専用24時間音声情報サービス」に電話する。
2.1番(各種届出用紙の請求)→1番(資料請求)の順番で押す。
3.クレジットカード番号や生年月日など個人情報を求められるので入力する。
4.7番(JALカード退会届)を押す。
5.1週間ほどしたら退会届が届くので、必要事項を記入し返送する。
6.クレジットカードをハサミなどで切って処分する。
どちらも解約処理までに1週間以上かかり、書面に必要事項を記入して郵送するという手間もかかりますが、オペレーターにつながるのを待たなくてもいいというメリットがあります。解約手続きは契約者本人のみとなっていますので、仕事などでオペレーターにつながる営業時間帯に電話する暇がないという方や、つながるまで待つのがイヤという方におすすめです。
JALカードの解約時には、次の点に注意する必要があります。
タイミングを間違えると、年会費が発生したりせっかく貯まったポイントが失効したりしてしまうこともありますので、しっかりと確認してくださいね。
JALカードの解約は、カードの表面に記載されている有効期限月の月末までに行ってください。
例えば有効期限が2019年11月となっているなら、11月30日までに解約するようにします。有効期限が1日でも過ぎると翌年1年分の年会費が発生し、解約しても戻ってくることはありません。
ですから解約はできるだけ余裕を持って行ってくださいね。特に郵送で解約届を提出する場合、資料を請求するのに1週間以上かかってしまいますので気を付けましょう。
JALカードの種類によっては、年会費が1万円以上するものもありますので、もし有効期限月が過ぎてしまっているなら、解約を伸ばすことも検討しても良いかもしれません。
JALカードを解約すると、貯まったポイントは全て失効してしまいますので、解約までにできるだけ使い切るようにしてください。JALカードは国際ブランドやカードの種類によって以下のように貯まるポイントが違います。
国際ブランド、クレジットカード会社 |
ポイントの種類 |
---|---|
JCB |
Oki Dokiポイント |
VISA |
DCハッピープレゼントポイント |
Mastercard |
DCハッピープレゼントポイント |
ダイナースクラブ |
ダイナースクラブ リワードプログラム |
アメリカン・エキスプレス |
メンバーシップ・リワード |
JALカード Suica |
ビューサンクスポイント |
JALカードTOKYU POINT ClubQ |
TOKYU POINT |
JALカードOPクレジット |
小田急ポイント |
JALカードで貯まったポイントは解約時に全て失効しますが、JALマイルは引き続き残ります。解約後2週間ほどでJMBカードが発行され、引き続きマイルを使うことができます。
ただしすでにJMBカードを持っている方には発行されません。発行されるJMBカードは、WAON機能はついていませんが、必要ならオンライン上でカード切り替え手続きをすることができますので、以下の手順に従って申し込みを行ってください。
1.「JMBのサイト」をクリックする。
2.会員情報の確認・変更をクリックする。
3.会員情報の参照・変更をクリックする。
4.「JMB WAONカード」への切替をクリックする。
5.「申し込み」をクリックして完了。
JALカードを解約する場合、本カードに紐づいているETCカードも同時解約となります。クレジットカードだけを解約して、ETCカードを残すということはできませんので、必要な場合JALカードを解約する前に他のクレジットカードでETCカードを申し込んでおきましょう。
またもし車載器にETCカードを差しっぱなしという人は、JALカードを解約したことを忘れてそのまま使うと、ETCレーンが開かなくなり大変危険ですので、解約前に車載器から取り出しておきましょう。
会員本人が亡くなった場合、原則として家族が解約手続きを行うことになっていますので、今回ご紹介した同様の方法で解約手続きを進めてください。
なお解約の際クレジットカードのポイントは無効となってしまいますが、マイルは引き継ぐことが可能です。下記の連絡先に電話してマイルの引き継ぎを行ってください。
電話番号:0570-025-039(ナビダイヤル)あるいは03-5460-3939 営業時間:月~金 8:00~19:00、土 9:00~17:30 |
JALカード家族会員のみ解約する場合も、同様の手順で手続きをすることができます。解約は契約者本人、家族カード所有者本人のいずれも手続きを行えます。
オペレーターにつないで解約手続きを行う場合、「家族カードのみの解約をする」という旨をオペレーターに伝えてください。書面で解約手続きをする場合は、「本会員欄」には名前やカード情報等を記入しないで「JALカード会員退会届」の1.「家族会員欄」にのみ、記入してください。なお本会員のお得意様番号や名前欄については記入する必要がありますのでご注意ください
今回はJALカードの解約方法について解説しました。解約方法は「電話」と「書類の郵送」の2種類しかありませんので、あなたの生活スタイルに合わせて良い方法を選んでくださいね。
解約するときは有効期限の前の月に解約手続きを行うようにし、貯まっているポイントはできるだけ使い切るようにすれば無駄なくスムーズに解約することができます。「JALカードを解約する前に急いでいろいろ行わなくてはならない」ということを避けるために、解約は余裕を持ってしておくようにしたいですね。