世の中には本当に多くのクレジットカードが流通しています。そのどれもが特徴を持ったカードで、その中からどういったカードを選べばいいのか迷う人も多いことでしょう。今回はそんな方のために、自分にピッタリのカードの選び方や、カテゴリごとのおすすめカードをピックアップしています。ぜひとも、カード選びの参考にしてくださればと思います。
目次
まず、クレジットカードとはどういった機能であるかを再確認しましょう。機能を間違って覚えていると、上手に使いこなせなかったり、あとでトラブルになってしまうケースもあるかもしれません。
クレジットカードは「後払い式」の支払い方法です。先にカード会社が利用者の代わりに代金を支払い(お金を借りる)、後で利用者がカード会社にお金を払う(お金を返す)という形になります。
カードや会社によって支払う時期は異なりますが、大体利用してから1~2ヶ月後に登録してある銀行口座から現金が引き落とされる「請求日」がやってきます。
この請求日に口座にお金がなかったり、足りなかった場合は「支払い遅延」となってしまいます。一度であれば大した問題にはなりませんが、2ヶ月連続で遅れてしまったり、年間で複数回遅延してしまった場合は、最悪カードの利用停止や強制解約となってしまうので気をつけましょう。(遅延してしまった場合は、すぐにカード会社に連絡しましょう。対応策を教えてくれます。)
また、クレジットカードの支払い回数には2種類あります。「一括払い」と「分割払い(リボ払い)」です。一括払いとは文字通り利用金額を1回でカード会社に返すことです。対して分割払いは2回や3回、24回などの回数払いと、リボ払いと呼ばれる返済金額を一定にして毎月返していく方法です。一見、分割払いのほうが一回で返す金額が少ないためお得な使い方に思えますが分割払いには手数料がかかります(基本的にリボ払いの方が手数料は高い)。
すなわち、現金で買うよりも高くなる場合がほとんどです。せっかくクレジットカードのポイント還元があるのに、それ以上の手数料を払うことになるので(まれにポイントの方が高いケースもある)、基本的にはクレジットカードは手数料のかからない一括払い(2回までなら手数料がかからないカードも多い)をおすすめします。
クレジットカードの数は多く、はじめて発行する際にはどのようなカードを選べばいいのかわからないことでしょう。おそらく多くの人は、家族や友達に勧められたり、よく行くお店の店員さんに勧められたもの、またCMを見てなんとなくいいかも!と思ったクレジットカードを発行するのではないでしょうか?
もちろん、知り合いや行きつけのお店が勧めてくるカードは、たくさん良いところがあるはずです。しかし、人によって使いやすかったり、お得になるカードは様々で、生活を共にする夫婦や家族によっても違うカードを持ったほうが良い場合も多くあります。
つまり、自分がどういった機能や特典が欲しいのかを最初に考えて、それに合ったカードを選ぶのが一番満足するクレジットカードの選び方です。この順序を間違えて、最初にカードを選んで、カードの特典に合わせて自らの生活を変えてしまう人が少なくありません。
たとえば、特定のお店でのポイント還元率が高いので、自分が好きな商品がないのにそのお店に通う……というようなことです。このカードの選び方の基本さえ知っていれば、選んだカードで後悔することはほとんどなくなるはずです。
では、実際にクレジットカードを、そのカードが持つ特徴から選んでいきましょう。自分が欲しい機能や特徴からカードを選んでいけば、自分に合ったカードに早くたどり着けるはずです。今回は「ポイントが貯まりやすいカード」や「海外利用に強いカード」のように6つのカテゴリに分けて、おすすめのクレジットカードをピックアップしました。もちろん、今回のカテゴリ分けを参考にしても良いですし、他の機能や特徴から選んでも良いでしょう。
年会費 |
無料 |
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貯まるポイント |
REX POINT |
還元率 |
1.25~1.75% |
選べる国際ブランド |
Mastercard、VISA |
申込資格 |
18歳以上(高校生不可)で電話連絡が可能な方 ※未成年の方は親権者の同意が必要です |
追加カード |
ETCカード、家族カード |
旅行傷害保険 |
海外/国内 |
株式会社ジャックスが発行する「REX CARD」は、ネットショッピングなら還元率1.75%、通常のお買い物でも1.25%の還元率を誇る、年会費無料のカードの中では最高クラスの高還元カードです。貯まったREX POINTは「Jデポ」か「ANAマイル」と交換可能です。このJデポと交換すると、カード利用代金に対して1.25~1.75%の還元率となります。
この「Jデポ」とは、カード利用料金から自動的にJデポ金額を差し引く値引きシステムです。有効期限は3ヶ月ですが、毎月定期的にカードを利用するのであれば問題ないでしょう。また、REX POINTの有効期間は2年間ありますので、ある程度まとまった金額を使う前に一気にJデポに交換!というやり方も可能ですので、自身の計画に沿って調整するようにしてください。
この高還元のほかにも、ETCカードや家族カードの追加オプションや、海外(自動付帯)および国内(利用付帯)の旅行傷害保険が付いてくるのも、年会費無料系のカードではとても豪華な内容となっています。
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年会費 |
無料 |
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貯まるポイント |
リクルートポイント |
還元率 |
1.2% |
選べる国際ブランド |
Mastercard、VISA、JCB |
申込資格 |
原則として18才以上で、本人または配偶者に安定した継続収入のある方。もしくは、18才以上の学生(高校生を除く)。 ※未成年の申込みには、親権者の同意が必要 |
追加カード |
ETCカード、家族カード |
旅行傷害保険 |
海外/国内 |
こちらのRecruit Card(以下、リクルートカード)も、年会費無料系のカードでは最高クラスの1.2%の還元率を誇るカードです。貯まるポイントは「リクルートポイント」で、そのままショッピングに使うこともできますし、ローソンなどで利用できる「Pontaポイント」に交換して使うことも可能です。さらに、電子マネーへのチャージ分もポイント対象(国際ブランドにより、チャージ対象の電子マネーは違う)となりますので、リクルートカード分と電子マネー分の「ポイント二重取り」も可能です。
また、株式会社リクルートホールディングスが運営するネットサービスでのカード利用で、還元率はさらに跳ね上がります。たとえば、オンライン通販サービス「ポンパレモール」での利用であれば4.2%(カード分1.0%、ポンパレモール分3.0%)、宿泊や旅行予約サービスの「じゃらん」での利用で3.2%(カード分1.0%、じゃらん.net分2.0%)と、倍以上の還元率アップとなります。これらのサイトを良く使う方はリクルートカードを発行すれば、今までよりももっとお得に買い物を楽しめるでしょう。
そして、さきほどのREX CARDと同様に、家族カードやETCカード(発行手数料あり)の追加オプションや海外および国内の旅行傷害保険(どちらも利用付帯)が付いてきますので、旅のお守りとしても使える便利なカードです。
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年会費 |
無料(39歳までに申し込みで永年無料) |
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貯まるポイント |
Oki Doki ポイント |
還元率 </th 1.0% |
|
選べる国際ブランド |
JCB |
申込資格 |
18歳~39歳で、ご本人または配偶者に安定した継続収入のある方。または18歳~39歳の学生(高校生は不可)。※一部、申し込みできない学校あり |
追加カード |
ETCカード、家族カード、QUICPAY |
旅行傷害保険 |
海外(利用付帯) |
JCB CARD W(JCB CARD W PLUS L)は日本で唯一のクレジットカードの国際ブランドJCBが発行する、若年層向けのクレジットカードです。日本国内でとても使いやすいJCBブランドということで、国内のカード決済ができるお店ではほとんど使えるはずです。また、カードを発行できれば年会費は永年無料で、ETCカード、家族カード、QUICPAYなどの追加カードやオプションがあります。利用付帯ではありますが、海外旅行傷害保険もついてくるので海外旅行にも持っていけます。
ポイント還元率は常に2倍となり、1%以上となります。また、JCBオリジナルシリーズパートナーの利用でさらに2倍~、ネットショッピングでは最大20倍のポイント還元となります。身近にあるお店ですと、たとえばセブン-イレブンやAmazonでの利用でポイント3倍、キャンペーン登録が必要ですがスターバックスカードへの入金(1,000円以上)でポイント10倍が貯まります。他にも、身近にあるお店やインターネットショッピングサイトも多数ありますので、いつもよりお得に買物ができるチャンスばかりです。
そして、このカードのもう一つの特徴が「JCB CARD W PLUS L」の存在です。基本的なカード機能や年会費などは変わりませんが(カードデザインは違います)、女性に嬉しい特典が付いてきます。
これらはJCB CARD W PLUS Lだけの特典です。女性に向けたサービスがほとんどですが、男性でもJCB CARD W PLUS Lに申し込めますので、こちらの特典を使いたいかたは迷わずJCB CARD W PLUS Lを選んでください!
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年会費 |
無料 |
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貯まるポイント |
LIFEサンクスプレゼント |
還元率 |
0.5%(海外ショッピング利用で5%キャッシュバック※事前登録必要) |
選べる国際ブランド |
Mastercard、VISA、JCB |
申込資格 |
18歳~25歳(高校生除く)で、大学・大学院・短期大学・専門学校に在学中の学生 ※未成年は親権者の同意が必要 ※2オンラインでの申込みは、 卒業予定日の1ヶ月前の月末まで ※3他のライフカード(例:通常のライフカード)は併用できません |
追加カード |
ETCカード、ライフカードiD |
旅行傷害保険 |
海外(自動付帯、在学中のみ利用可能) |
誕生月のポイント高還元で有名なライフカード。ライフカードの学生専用カードは、さらに高還元な仕組みを持った学生におすすめのカードです。年会費はもちろん無料で、学校を卒業してから通常のライフカードに切り替わったあとも永年無料です。国際ブランドはMastercard、VISA、JCBの3つから選べ、ETCカードやiDの発行も可能です。また、海外旅行で使える旅行傷害保険が自動付帯であるのも嬉しいポイントです。
そして学生専用ライフカードの最大のポイントが、海外ショッピング利用分の5%キャッシュバックです。事前にライフカードの会員専用サイト「LIFE-Web Desk」での登録が必要ですが、大きな金額が戻ってくるので必ず申し込みましょう。
キャッシュバックされるのは、原則海外ショッピング分のみで、海外のWEBサイトや航空機内販売や国内の免税店での利用は対象外でとなりますのでご注意ください。最大、4月1日~翌年3月31日までの1年間で5万円分までキャッシュバックされますので、年間100万円までの海外ショッピングが対象となります。
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年会費 |
無料 |
---|---|
貯まるポイント |
エポスポイント |
還元率 |
0.5%(リボ・3回払い以上の場合は1.0%※手数料がかかります) |
選べる国際ブランド |
VISA |
申込資格 |
18歳以上の方(高校生除く) ※未成年は親権者の同意が必要 |
追加カード |
ETCカード、プリペイドカード |
旅行傷害保険 |
海外(自動付帯) |
即日発行できるクレジットカードでまずおすすめしたいのが、このエポスカードです。エポスカードはファッションビルで有名な丸井グループの「株式会社エポスカード」が発行するカードで、年会費は永年無料、ETCカードやプリペイドカードなどの追加カードも無料で発行可能です。貯まるポイントは「エポスポイント」で、マルイの店舗やウェブサイトで現金同様に使えたり、素敵な商品と交換が可能です。また、優待店が多いのも特徴のひとつで、居酒屋やカラオケ店、駐車場からコーヒーチェーンまで、なんと10,000店舗のお店で優待が用意されています。
そして、即日発行のやり方もとても簡単です。マルイ店頭での申込みはもちろん、PCやスマートフォンからの申し込みでも最短即日に発行できます。店頭申込みの場合はマルイ店舗の「エポスカードセンター」に向かい、運転免許証や保険証、そして引き落とし口座のキャッシュカードを持っていってください。混雑状況にもよりますが、大体30分ほどでカードが発行され、その日からお使いいただけます。また、PCやスマートフォンからの申込みであれば、情報などを入力後、店頭申込と同じくマルイの「エポスカードセンター」でのお受け取りが可能です(最短当日)。スマートフォン用のアプリもありますので、やりやすい方法で気軽にお申し込みください。
年会費 |
永年無料 |
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貯まるポイント |
永久不滅ポイント |
還元率 |
0.5% |
選べる国際ブランド |
Mastercard、VISA、JCB |
申込資格 |
18歳以上の方(高校生除く)で連絡のつく方。また、株式会社クレディセゾンが提携する金融機関の決済口座を持っている方 ※未成年は親権者の同意が必要 |
追加カード |
ETCカード、家族カード |
旅行傷害保険 |
なし |
セゾンカードインターナショナルも即日発行のカードでおすすめしたいカードです。こちらのカードは株式会社クレディセゾンが発行し、国際ブランドはMastercard、VISA、JCBから選べるため、即日発行でVISA以外の国際ブランドが欲しい方におすすめです。ポイント還元率は0.5%と並ですが、有効期限なしの「永久不滅ポイント」ですので、「有効期限を忘れてしまう」「大きな買い物に使いたい!」という方にはピッタリのポイント制度となっています。
そして、インターネットからの申込みで受け取り方法を「ご来店(受取店舗を選ぶ)」を選択すれば、申込み当日での受け取りも可能です。当日10:00~19:30まで(営業は20:00まで)であれば即日発行が可能と、長時間対応してくれるのも嬉しいポイントです。ただし、ETCカードを同時に申し込む場合は、追加で1~2日かかる場合もありますので、即日カードだけ欲しい方はあとからETCカードを申し込みましょう。
最短即日発行で年会費初年度無料!有効期限が無期限の永久不滅ポイントがネットショッピング利用で最大30倍!さらに、セブンイレブンではnanacoポイントと永久不滅ポイントの2つのポイントがダブルで貯まる!
年会費 |
7,000円(+消費税)、家族カード:2,500円(+消費税) |
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貯まるポイント |
メンバーシップ・リワード |
還元率 |
0.3% |
選べる国際ブランド |
アメリカン・エキスプレス |
申込資格 |
所定の審査あり |
追加カード |
ETCカード、家族カード |
旅行傷害保険 |
海外(利用付帯) |
ANAのマイルを貯めたい方におすすめなのが「ANA アメリカン・エキスプレスカード」です。アメックスブランドであり、航空会社系のカードでありながら7,000円(+消費税)の年会費は割安といえます。だからといって、サービスが劣るわけでもありません。航空機をよく使う方には嬉しい「空港ラウンジ利用」や、帰国時に荷物を無料で自宅まで配送できる「手荷物無料宅配サービス」も付いていますので、ぜひぜひご利用ください。
もちろん、マイルの貯まりやすさも抜群です。通常のショッピングの利用100円で1ポイントが貯まり、ANAグループの航空券や旅行商品、機内販売で利用すると1.5倍貯まります。また、ANAカードマイルプラス提携店であれば通常ポイントに加えて、100円で1マイルが同時に貯まります。ポイントをマイルに交換するには「ポイント移行コース(年会費6,000円+消費税)」への登録も忘れずに。
そして、航空機の利用時には「フライトマイル」に加えて「ボーナスマイル(ANAグループ便利用の場合)」がもらえ、毎年のカード更新時には1,000マイルが毎年もらえます。さらに、なんと今なら(2019/03時点)、ハワイの往復券相当のマイルを獲得できるキャンペーンを行っていますので、この機会をぜひお見逃しなく!
ANAマイルがとにかく貯まる一枚!ANAグループ便の利用で、通常のマイルに加えて区間基本マイルの10%のボーナスマイルが付与。ANA航空券購入や機内販売のお買い物はポイント1.5倍、ANAカードマイルプラス提携店舗ならポイントとマイルをダブルで獲得!「ポイント移行コース」に登録すると、ポイントは無期限。
年会費 |
2,000円(+消費税) |
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貯まるポイント |
JALマイル |
還元率 |
0.5% |
選べる国際ブランド |
Mastercard、VISA、JCB |
申込資格 |
18歳以上(高校生を除く)で日本に生活基盤があり、日本国内での支払いができる方 ※未成年は親権者の同意が必要 |
追加カード |
ETCカード、家族カード |
旅行傷害保険 |
海外/国内(自動付帯) |
JALカード TOKYU POINT ClubQは、さきほど紹介したANA アメリカン・エキスプレスよりもさらに年会費が安く、マイル系クレジットカード初心者にとって申し込みやすいカードとなっています。カード利用によってポイントではなく「マイル」がそのまま貯まるため、交換の手間がなく便利です。また、海外および国内旅行の傷害保険が自動で付帯するのも、航空機の利用者には嬉しいポイントです。
JALカード TOKYU POINT ClubQは通常のショッピング200円に対して1マイルが貯まりますが、別途年会費3,000円(+消費税)を払えば100円で2マイルと、2倍の還元率となる「ショッピングマイル・プレミアム」に入会が可能です。このカードをメインカードとするならば、入会をおすすめします。また、カード入会後初回の搭乗時や、毎年のカード更新時、そしてJALグループ便の搭乗ごとに「ボーナスマイル」が貰えますので、マイルがザクザク貯まっていきます。
年会費500円(税別)の東急グループでお得な「TOP&ClubQカード」のサービスも付与、東急百貨店の利用では年間利用額に応じて3~10%ポイント高還元!
年会費 |
26歳まで無料(その後は3,000円+消費税) |
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貯まるポイント |
永久不滅ポイント |
還元率 |
0.5% |
選べる国際ブランド |
アメリカン・エキスプレス |
申込資格 |
18歳以上の方(高校生除く)で連絡のつく方。また、株式会社クレディセゾンが提携する金融機関の決済口座を持っている方 ※未成年は親権者の同意が必要 |
追加カード |
ETCカード、家族カード |
旅行傷害保険 |
海外(自動付帯)/国内(利用付帯) |
セゾンブルー・アメリカン・エキスプレスカードは、年会費無料系(26歳以降はかかりますが)カードの中でも、最高峰の旅行傷害保険を持ったカードです。海外旅行であればカードを持っているだけで使える「自動付帯」、国内旅行であれば旅行代金の一部を支払うことによって利用できる「利用付帯」です。補償額は最大3,000万円(死亡・後遺障害)で、家族カードを発行していればそちらの会員も対象となります(最高1,000万円)。また、この手厚い旅行傷害保険だけでなく「手荷物無料宅配サービス(帰国時スーツケース1個まで。出国時および帰国時の2個目以降は割引)」や「コートお預かりサービス(優待)」などの、海外旅行時に使える特典も多数あります。
その他、セゾンカードの優待ショップなども豊富に用意されていますので、国内のショッピング利用でも十分活躍するカードです。
年会費初年度無料!さらに26歳まで年会費無料!ポイントはJAL・ANAマイルに無料で交換可能なので普段使いでマイルがたまる。アメックスのステータスを身近に感じれる1枚!学生から主婦まで、普段使いから海外利用まで使える万能カードです。
年会費 |
永年無料 |
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貯まるポイント |
Oki Doki ポイント |
還元率 |
1.0% |
選べる国際ブランド |
JCB |
申込資格 |
18歳以上(高校生を除く)で、本人または配偶者に安定継続収入のある方。 ※一部お申し込みになれない学校があります ※2未成年は親権者の同意が必要 |
追加カード |
ETCカード、家族カード、QUICPAY |
旅行傷害保険 |
海外(自動付帯) |
こちらのJCB EITも、年会費無料で最高2,000万円の海外旅行傷害保険が「自動付帯」する、海外旅行に強いカードです。家族カードを発行していれば、家族カード会員も同様の補償が受けられますので、その点も安心できるポイントです。国際ブランドがJCBだけのため、海外でのカード利用にはあまり向いていませんので、VISAやMastercardといった他の国際ブランドのカードと一緒に持っていくとよいでしょう。
また、このJCB EITですが「リボ払い専用」となっており、支払い方法がリボ払いしか選べません。しかし、初回の支払いには手数料がかからないため、限度額を上限まで引き上げれば通常のカードと同様に使うことができます(手数料がかからない)のでご安心ください。
年会費永年無料でポイントが2倍!毎月の支払金額を自分のお財布事情に合わせて決められるので安心のショッピングライフを楽しもう!
年会費 |
50,000円+消費税 |
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貯まるポイント |
ワールドプレゼント |
還元率 |
0.5%~ |
選べる国際ブランド |
Mastercard、VISA |
申込資格 |
原則、満30歳以上で本人に安定継続収入のある方 ※独自の審査基準あり |
追加カード |
ETCカード、家族カード、Apple Pay、iD、WAONなどなど |
旅行傷害保険 |
海外/国内(自動付帯) |
安心感のある銀行系クレジットカードの最高峰に位置するのが、この「三井住友プラチナカード」です。プラチナカードというだけあって、年会費は50,000円+消費税となっていますが、それ相応のサービスとステータスを兼ね備えたカードです。今回は伝えきれないほどの魅力がありますが、いくつか厳選してお伝えしていきましょう。
貯まるポイントは他の三井住友VISAカードらと同じく「ワールドプレゼントポイント」で、基本の還元率は0.5%となっています。しかし、年間の利用額によってボーナスポイントが貰えたり、セブン-イレブン、ファミリーマート、ローソン、マクドナルドでの利用でポイントが5倍になるなど、プラチナカードならではのポイントアップチャンスが豊富です。
日常生活では使い切れないほどのサービスがあるのも特徴です。たとえば、東京・大阪を中心とした約100店舗のレストランのコースが2名以上で利用した場合に1名分無料、USJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)の会員専用ラウンジ利用、ヘリクルーズなどの優待・サービスが用意されています。また、海外および国内旅行の際には空港ラウンジの利用、国内一部のホテルのスイートルームを半額で利用できたりと、快適な旅になること間違い無しの特典も。さらに、旅行傷害保険は海外でも国内でも「自動付帯」で、最大1億円の補償となっていますので万が一の際にも安心です。
年会費 |
29,000円+消費税 |
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貯まるポイント |
メンバーシップ・リワード |
還元率 |
0.5%~ |
選べる国際ブランド |
アメリカン・エキスプレス |
申込資格 |
所定の審査あり |
追加カード |
ETCカード、家族カード |
旅行傷害保険 |
海外/国内(自動付帯) |
ステータスカードの代名詞と呼ばれる「アメリカン・エキスプレス」、通称アメックスのゴールドカードがこちら。年会費は29,000円+消費税と、カードを維持するだけでも相応のステータスが要求されるカードです。
しかし、ステータスのあるカードのため、発行後は上質なサービスが利用できます。ポイント交換期限を無制限にできる「ポイントアップグレードプログラム」へ登録が可能であったり(有料)、対象の加盟店でのカード利用でボーナスポイントが付与されるるなど、特別なポイント優遇があります。また、先程の三井住友プラチナカードを超える、国内約200のレストランのコース料金が2名以上の利用であれば1名半額で利用可能です。旅行時に「H.I.S アメリカン・エキスプレス・トラベル・デスク」にお願いすれば、海外/国内問わずに電話1本で手配してくれ、海外旅行中のトラブルや困り事には24時間365日サポートしてくれる「オーバーシーズ・アシスト」で、どこからでも日本語のサポートをしてくれます。
また、世界中約1,200箇所の空港ラウンジが利用できる「プライオリティ・パス」がカード会員と家族会員(1名まで)は年会費無料で登録でき、年に2回までの利用権(1回/$32相当)が付いてきます。万が一の際には旅行傷害保険にて海外・国内で最大1億円を「自動付帯」で補償してくれたり、飛行機の遅れによる出費も補償してくれたりと、まさに至れり尽くせりのサービスが満載です。
ブランド力と空港ラウンジ無料利用やマイル移行のし易さで圧倒的に旅をサポート。100円=1マイルのハイペースでマイルが貯まる!航空会社VIPラウンジが使える「プライオリティ・パス」がなんと年会費無料で登録できます(通常99USドル)。一流レストランや料亭で2名様予約で1名無料となる「招待日和」が会食やデート・記念日に大活躍!
上記にあげたようなカテゴリの中から欲しいカードが見つかったら、次は国際ブランドを選ばなければなりません。ですが、ブランドによってある程度特徴があるので、以下のように選ぶとよいでしょう。
☆現金払いとはおさらば!いつでもどこでもクレジットカードで決済したい!という方は……
→「決済カード」と呼ばれる
のどちらかから選びましょう。現時点ではVISAの方が加盟店数(カードが使えるお店)が多いそうですが、ほとんどその差はありません。大抵、クレジットカードの使えるお店であれば両方のブランドが使えます。ですので、クレジットカードを頻繁に使おうとしている方や、はじめてのカードを発行する方は、VISAかMastercardがおすすめです。
☆特典やサービスが欲しい!という方は……
→「T&E(Travel & Entertainment)カード」と呼ばれる
から選びましょう。これらのカードはVISAやMastercardとは異なる、特典重視のブランドです。特にアメリカン・エキスプレスは高額な年会費に裏打ちされる、素晴らしいサービスや特典が豊富にあります。もちろん、JCBやダイナースもそれぞれにこだわりのみられる特典がありますので、国際ブランドごとの特典を見比べてみるのも、カード選びの大事な準備のひとつです。
「年会費」はクレジットカード選びにとって、重要なファクターです。なぜなら、いくら還元率が高くても年会費によって、お得になる金額が変わってくるからです。たとえば、年会費が0円でポイント還元率が0.5%、年会費が10,000円で還元率が1.5%のカードがあったとしましょう。この時、年に100万円のカード利用があった場合、どちらのカードがお得になるでしょうか?
<年会費とポイント還元率の仕組み>
答えは「両者同じ還元」でした。ここで問題なのが年会費はカードを100万円利用しなくてもかかってしまうという点です。すなわち、年に100万円使えなかった場合は、還元率が1.5%もあるカードの方が損をするということです。
「年会費」というと割高に感じにくくなりますが、このようにきちんと計算すると元を取るにはそれなりの金額を使わなければならないことがわかります。できるだけ年会費がかからないカードを選ぶと、損をしにくくなります。
ETCカードや家族カードの追加カードオプションも大切です。特にETCカードや家族カードは、発行手数料や年会費が掛かるクレジットカードと、掛からないクレジットカードがあるため、しっかりと調べないとETCカード分だけ損する……なんてこともあり得ます。
もし、自分が欲しいカードの追加カードに、手数料等が掛かるようであれば、年会費無料系のクレジットカードで追加カードに料金がかからないものを発行するのも手です。ポイントが分散されたり、管理が手間になる、というデメリットもありますが、それよりもカード発行料金の方が高くつく場合が多いはずです。
やはり、クレジットカードを選ぶ際に一番重要なのは「自身に合ったカードであるかどうか」です。ポイントを貯めて商品と交換したいのに、年会費が無料だというだけで還元率が低いカードを選んでしまったり、逆にクレジットカードは年に数回しか利用しないのに、年会費が掛かるカードを選んでしまったり……。
そういった、”勿体無い”クレジットカードライフを送る前に、ぜひとも「自分が本当に欲しい機能や特典は何か?」を再確認してください。とりあえず、これだけは譲れない!というポイントさえ押さえておけば、後悔しないクレジットカード選びができるはずです。
なによりもまず考えるべきは「自分の生活スタイル」です。自身がいつも送っている生活を、より賢くお得に過ごすために使うのがクレジットカードですので、決してクレジットカードを第一にしたカード選びはしないでください。そして、本当に欲しい機能などが決まったら、今回ご紹介したようなカードを参考に「あなたに合った1枚」を探してみてください。