クレジットカードに慣れてくると、特典やステータスが高いゴールドカードが欲しくなってきますよね。年会費や特典がどこまでアップされるかも気になりますが、一番気になるのは何を審査されるかどうかです。近年は確実に以前よりゴールドカードの審査基準が下がっているものの、カードによっても異なってきますので、おすすめのゴールドカード毎に詳しく解説していきたいと思います。
クレジットカードにはカードランクというものがあり、カードランクが高ければ高いほどサービスが充実しています。カードランクが高くなる分、年会費が高くなったり、審査基準が厳しくなったり、カード会社からの招待がなければ発行されないなど、入手の可能性は低くなります。そのため、ランクが高いクレジットカードほど、羨望の眼差しを向けられるのです。
クレジットカードのランクで最も低いのが、年会費無料や低年会費の一般カードで、その上にゴールドカードがあり、ゴールドカードは富裕層の象徴とされてきました。近年はゴールドカードの審査基準は少し下がり、上にはプラチナカード、さらにその上にはブラックカードがあり、ゴールドカード以上の充実したサービスを誇っています。
とはいえ、ゴールドカードの人気は根強く、保有しているだけでお金持ちの仲間入りのステータスを感じられます。これまで敷居が高かったゴールドカードが、そのままのステータスで年会費と審査基準のハードルを下げて、気軽に保有できるようになったり、ひと口にゴールドカードといっても、その様相は多様化しています。あなたのライフスタイルや生活水準に合ったゴールドカードを選びましょう。
ゴールドカードを保有したいと思っても、審査に通過しなければ発行されません。そのため、審査の難易度や基準に関してはとても気になるところでしょう。ここでは、ゴールドカードの審査基準として、「対象年齢」「勤続年数」「年収」「クレヒス(クレジットヒストリー)」について解説いたします。
ゴールドカードの対象年齢は、クレジットカードごとに異なります。ゴールドカードだから高い対象年齢が設定されていると思っている人も多いようですが、実はそうでもありません。30歳以上でなければ作れないゴールドカードもありますが、18歳以上であれば作れるゴールドカードもあります。
代表的なゴールドカードを対象年齢順に一覧で並べましたので、参考にして下さい。
《ゴールドカードの対象年齢一覧》
ゴールドカード名 |
対象年齢 |
申込条件 |
学生 |
年会費(税込) |
---|---|---|---|---|
MUFGカードゴールド |
18歳以上 |
安定した収入 |
不可 |
2,095円 |
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード |
20歳以上 |
安定した収入 |
記載なし |
31,900円 |
JCBゴールドカード |
20歳以上 |
安定した収入 |
不可 |
11,000円 |
dカードGOLD |
20歳以上 |
安定した収入 |
不可 |
11,000円 |
楽天プレミアムカード |
20歳以上 |
安定した収入 |
記載なし |
11,000円 |
オリコカードザポイントプレミアムゴールド |
20歳以上 |
安定した収入 |
不可 |
1,985円 |
三井住友VISAプライムゴールド |
20歳~29歳限定 |
記載なし |
記載なし |
5,500円 |
三井住友VISAゴールドカード |
30歳以上 |
安定した収入 |
不可 |
11,000円 |
クレジットカードの審査では、勤続年数が長ければ長いほど有利となります。大半のクレジットカードが審査基準に継続性のある安定収入を設定しており、勤続年数が長いということは、継続性のある安定収入があるとみなされやすくなるからです。
とはいえ、勤続年数がどれぐらい必要なのかは、明記されていませんので、長ければ長いほど有利と考えるしかありません。一般的には半年以上が目安などといわれていますが、この目安もカードランクや個別のカードごとに異なります。
2000年代の前半頃まで、ゴールドカードには具体的な目安がありました。ゴールドカードを発行したければ、満30歳以上で、年収が500万円以上であり、勤続年数5年以上必要とされてきたのです。
しかし、最近では低年会費のゴールドカードが増え、気軽に発行可能となったことから、審査基準である年齢条件も年収も勤続年数も下がってきています。
年収に関して、2000年代の前半頃までのゴールドカード発行の目安が500万円以上であると紹介しましたが、年収500万円というのはどのような金額なのでしょうか?国税庁の「平成28年分民間給与実態統計調査結果(平成29年9月発表)」によると給与所得者の平均年収は421万円です。
正規社員だけに限定しても、486万円であるため、年収500万円というのは、少なくとも正規社員の平均以上であることが分かります。
ただし、最近は審査基準の年収条件も緩くなっているため、平均よりも少ない年収の人でもゴールドカードの保有が可能です。明確な年収がいくらということはできませんが、一般論的には、年収200万円以上あれば発行可能なゴールドカードも増えているのです。
ゴールドカードを作るという上で、クレヒスはとても重要です。クレヒスとは、クレジットヒストリーの事で、これまでのクレジットカードの利用や支払いの実績を指します。クレジットカードの発行は実績が重要です。これまできっちりと支払いをしてきたという実績があれば、信用力があるとみなされるからです。
一方、クレジットカードの支払い遅延や滞納をしてしまうと、信用力がない人とみなされ、審査で敬遠されやすくなります。
クレヒスを具体的に紹介すると、信用情報機関に記録されている履歴のことで、クレジットカード会社は審査の際に、信用情報機関の履歴を照会しています。そのため、これまでのクレジットカード利用実績は、ガラス張り状態となっています。
信用情報に履歴が残るのはクレヒスだけではありません。個人の金融取引に関する情報は、原則的に全て残ると思っておいた方が良いでしょう。たとえば、住宅ローンや自動車ローン、カードローンやキャッシング、携帯の本体費用の分割代金など、各種ローンの履歴はしっかりと記録されています。
また、税金や公共料金の支払いに関しては、信用情報機関に履歴は残りませんが、これらをクレジットカードで支払っている場合には、クレジットカードの利用履歴として残ります。つまり、クレジットカード払いで延滞をしてしまうと、信用情報にキズが付いてしまうのです。
信用情報を健全に保つためには、クレジットカードだけでなく、全ての金融取引での留意が必要となります。
信用情報にキズがつくことを信用情報ブラックといいますが、本当にブラックリストなるものが存在しているのでしょうか?実は、ブラックリストというリストは存在しているわけではありません。延滞をしてしまったり、債務整理をした場合には、金融事故として記録され、そのことを信用情報ブラックと呼びます。
信用情報ブラックとなると、各種金融取引が著しく不利となるため、十分気をつけなければなりません。ただ、一旦信用情報ブラックになったからといって、一生金融取引が不利となるわけではありません。金融事故内容に応じて、一定期間不利となると知っておきましょう。
信用情報機関には申し込み情報の履歴も残ります。この事実を知らずに、次々に複数のクレジットカード会社に申し込みをしてしまう人がいらっしゃいますが、この場合はカード審査で不利となってしまいます。
信用情報機関の申し込み情報は、審査で落とされたという情報は記録されませんが、契約情報は記録されています。もしも他社のカード会社の審査で落とされた後、すぐに別のクレジットカード会社に申し込んだ場合には、審査で落とされてから申し込みをしていると類推されるでしょう。
結果的に、何らかの事情で審査落ちしていることが知られてしまうため、敬遠されることになるでしょう。 申し込み情報は6カ月間履歴が残るため、クレジットカードの審査に落とされてから、新たな申し込みをする場合は、少なくとも6カ月以上の期間を空けることが賢明です。
債務整理中である場合には、クレジットカードの審査に通過することはありません。債務整理とは、借金の返済ができなくなり、法的手段によって借金の整理をすることを指します。将来利息を含め、借金の負担を軽くする任意整理や、借金を5分の1程度にまで軽減してくれる個人再生、資産を失う代わりに借金が帳消しになる自己破産など、状況によって選択する方法は異なります。
司法書士や弁護士などの専門家に相談することで、いずれの方法を取るべきか判断できるでしょう。この債務整理を行うと、5年から10年の間はクレジットカードを作ることができません。もちろん、クレジットカードだけでなく、その他の各種ローンも組めなくなりますので、債務整理が終わって、信用情報の履歴から消えるまで待つしかありません。
信用情報が真っ白な場合も注意が必要です。信用情報が真っ白な状態とは、信用情報に金融取引(ローン取引)の履歴が全くないことを指します。債務整理をした場合、5年から10年の間、金融取引ができませんから、クレヒスも含めて真っ白な状態となります。
このことをスーパーホワイトと呼び、スーパーホワイトの場合はクレジットカード審査で不利となります。クレジットカード会社の立場でいうと、信用情報に何の履歴もない状態の人は、現金主義者であるか、債務整理をした人と考えます。
しかし、携帯電話の本体代を分割で支払うなど、気づかない間にローンを組んでいることも多い世の中ですから、現金主義者である可能性よりも、債務整理を疑うでしょう。そのため、信用力が低いとみなし、審査落ちの原因となります。
いずれにせよ、実績がないことは、プラスの判断材料がないことになりますので、審査では不利となってしまいます。
信用情報の履歴が、クレジットカード審査に重要な影響をもたらすということであれば、自分の信用情報がどのように記録されているのか、知っておきたいものでしょう。実は、個人信用情報機関の履歴は、開示請求をすることで確認が可能です。
たとえば、多くのクレジットカード会社が加盟している「株式会社シー・アイ・シー」の場合、1,000円で開示請求が可能です。パソコンやスマートフォンなどのインターネットから開示請求もできますし、郵送や窓口での開示請求も可能です。
開示請求をしたことも信用情報には記録されますが、だからといって何らかのデメリットがあるというわけではありませんので、クレジットカードに申し込む前に、自分の信用情報を確認しておくことはおすすめです。
ゴールドカードは、入手性の良いものからハイステータスなものまで、さまざまなものが存在します。そのため、いざゴールドカードに申し込もうと思っても、一体どのカードを選べば良いのか分からないという人も多いでしょう。そこで、おすすめのゴールドカードとして「アメックスゴールド」「Amazonゴールドカード」「エポスゴールド」を紹介します。また、「JCBゴールドとJCBゴールド・ザ・プレミアの審査基準の違い」についても解説しますので、ぜひ参考にしてください。
アメックスゴールドは、年会費31,900円(税込)のクレジットカードで、かつてステータスの象徴とされてきたゴールドカードの格式を、今もなお堅持しているクレジットカードです。家族カードの年会費は13,200円(税込)で、1枚まで年会費無料となっているため、家族がいる場合にはぜひ利用しましょう。
そんなアメックスゴールドは、これぞゴールドカードというハイステータスなサービス内容となっており、あなたのライフスタイルをワンランクもツーランクも上げてくれるでしょう。ここでは、アメックスゴールどの特徴として、「VIP空港ラウンジの無料利用可能」「家族も充実の旅行傷害保険」「2名以上の利用でコース料理が1名無料」「その他各種特典」について紹介します。
アメックスゴールドを保有している会員の場合、プライオリティパスを年会費無料で登録することができます。プライオリティパス会員であれば、世界中1,000か所以上の空港VIPラウンジの利用が無料であり、軽食やフリードリンク、無料Wi-Fiサービスを受けることが可能です。
ラウンジの中にはシャワールームが設置されているところもあるため、空港でリフレッシュすることもできます。
通常であれば、ビジネスクラスやファーストクラスに搭乗する人が利用可能な空港VIPラウンジを、年間2回まで無料利用できますので、フライト前にくつろぎの時間を過ごすことができます。空港VIPラウンジに憧れる人も多いため、アメックスゴールドの大きな魅力の1つでしょう。
有料となってしまいますが、3回目以降は32USDで利用可能になります。
アメックスゴールドは、最高1億円の旅行傷害保険が付帯していますので、安心して旅行に出かけることができます。海外旅行傷害保険は自動付帯となっているため、保有しているだけで保険が適用されます。
一方で、国内旅行傷害保険は利用付帯となっているため、アメックスゴールドで旅行代金を支払った時に、保険が適用となります。アメックスゴールドの旅行傷害保険は、本人会員と家族会員はもちろんのこと、家族カードを持っていない配偶者や子供も対象となるため、適用範囲の幅は広いです。
具体的な補償内容については、以下の表にまとめますので、旅行前に確認しておきましょう。旅行先での航空機遅延や、手荷物のトラブルの際の航空便遅延保険についても、合わせて紹介いたします。
《アメックスゴールドの保険内容》
海外旅行傷害保険 |
|||
---|---|---|---|
保険事故 |
本人会員の補償内容 |
家族会員の補償内容 |
家族特約の補償内容 |
死亡傷害・後遺障害 |
1億円 |
5,000万円 |
1,000万円 |
傷害治療 |
300万円 |
300万円 |
200万円 |
疾病治療費用 |
300万円 |
300万円 |
200万円 |
賠償責任保険 |
4,000万円 |
4,000万円 |
4,000万円 |
携行品損害(1旅行) |
50万円 |
50万円 |
50万円 |
救援者費用 |
400万円 |
400万円 |
400万円 |
国内旅行傷害保険 |
|||
保険事故 |
本人会員の補償内容 |
家族会員の補償内容 |
家族特約の補償内容 |
傷害死亡 |
5,000万円 |
5,000万円 |
1,000万円 |
傷害・後遺障害 |
5,000万円 |
5,000万円 |
1,000万円 |
航空便遅延費用補償(海外旅行) |
|||
保険事故 |
補償内容 |
|
|
乗り継ぎ遅延費用 |
20,000円 |
||
出航遅延、欠航、乗り継ぎ不能費用 |
20,000円 |
||
受託手荷物遅延 |
20,000円 |
||
受託手荷物紛失 |
40,000円 |
2名以上の利用でコース料理が1名無料
アメックスゴールドには「ゴールド・ダイニングby招待日和」というサービスが付いており、レストランでのお食事をお得に楽しむことができます。
「ゴールド・ダイニングby招待日和」というのは、国内外のおよそ200件のレストランで、所定コースを2名以上で予約した場合、1名分が無料になるという特典です。
本来、「ゴールド・ダイニングby招待日和」は年会費33,000円(税込)かかるのですが、アメックスゴールドの会員であれば、年会費無料で利用できます。
アメックスゴールド会員は、ほかにも充実した各種特典が受けられます。たとえば、入手困難なワインの手配や、ワインに関する質問にソムリエが答えてくれるなど、ワイン好きにはたまらない「ゴールド・ワインクラブ」の利用が可能です。
また、世界70カ所以上の提携ホテルに2連泊以上すると、指定ゴルフコースのプレー代が無料になる「プリファード・ゴルフ」などもあります。
さらに、京都にある圓光寺(えんこうじ)での優待特典がある「京都特別観光ラウンジ」や、国内外400以上のレストランでの割引や優待、海外旅行中の各種サポートを24時間日本語対応してくれる「オーバーシーズ・アシスト」など、挙げればキリがないほど充実しています。
ポイントプログラムも充実していますので、日常生活でお得なショッピングが可能です。ステータスが欲しい人や、充実したサービスを受けたい人は、ぜひアメックスゴールドを保有しましょう。
圧倒的な旅行サポートを誇る、世界が認めるステータスカード!
ブランド力と空港ラウンジ無料利用やマイル移行のし易さで圧倒的に旅をサポート。100円=1マイルのハイペースでマイルが貯まる!航空会社VIPラウンジが使える「プライオリティ・パス」がなんと年会費無料で登録できます(通常99USドル)。一流レストランや料亭で2名様予約で1名無料となる「招待日和」が会食やデート・記念日に大活躍!
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ECサイトで有名なAmazonが発行しているクレジットカードとして、Amazonゴールドカードがあります。年会費は11,000円(税込)ですが、一定条件を満たすことによって、翌年以降の年会費を4,400円(税込)まで下げられます。
年会費を下げる条件は、毎月の支払い金額を自分で決められるようになる「マイ・ペイすリボ」に登録した上で、年に1回以上Amazonゴールドカードを利用すると、翌年以降の年会費が5,500円(税込)割引となります。
また、「WEB明細書サービス」を利用することで、翌年以降の年会費が1,100円(税込)割引となりますので、合わせて4,400円(税込)に抑えられるのです。
Amazonには、プライム会員には、「対象商品のお急ぎ便・日時指定便が使い放題」を含む、合計16種類の特別サービスがあります。Amazonゴールドカードの会員になると、通常年会費4,027円(税込)必要なプライム会員特典の利用も可能となりますので、実質的にほとんどプライム会員の年会費で、Amazonゴールドカードの保有が可能なのです。
Amazonゴールドカード(Amazon Mastercardゴールド)会員になると、Amazonでのお買い物がとてもお得になります。一般的なクレジットカードのポイント還元率が1%程度といわれる中、Amazonゴールドカードのポイント還元率は2.5%を誇っています。日頃からAmazonをよく利用する人は、ぜひ持っておきたい1枚だといえるでしょう。
Amazonゴールドカードには、ゴールドカードならではの付帯サービスが備わっています。最高5,000万円まで補償される国内・海外旅行傷害保険や、最大300万円のショッピング補償など、旅行中の安心を得ることができるでしょう。付帯保険については、以下の表をご確認ください。
《Amazonゴールドカードの保険内容》
海外旅行傷害保険 |
|
---|---|
保険事故 |
補償内容 |
死亡・後遺障害 |
最高5,000万円 |
治療費用治療費用 |
300万円(1事故あたりの限度額) |
携行品損害 |
50万円(自己負担:1事故あたり3,000円)(1旅行中かつ1年間の限度額) |
賠償責任 |
5,000万円(1事故あたりの限度額) |
救援者費用 |
500万円(1事故あたりの限度額) |
国内旅行保険 |
|
保険事故 |
補償内容 |
死亡・後遺障害 |
最高5,000万円 |
治療費用 |
入院保険日額5,000円、通院保険金日額2,000円、手術保険金最高20万円 |
ショッピング補償 |
|
保険事故 |
補償内容 |
動産総合保険 |
最高300万円(自己負担:1事故あたり3,000円) |
また、全国28主要空港の空港ラウンジサービスの利用もできますので、フライト前にゆったりとした時間を過ごせます。
そんな、Amazonゴールドカードですが、他のゴールドカードと比べても審査難易度はそれほど高くありません。Amazonゴールドカードユーザーが多いことは、Amazonにとって顧客の囲い込みに有利となりますので、厳しい審査とはなっていないようです。
また、Amazonゴールドカードの申込条件が、「満20歳以上の方で、カードお申し込み時お支払い口座の設定ができる方」としか記されていないことや、カード発行の「即時審査サービス」があることなど、手軽に発行できることからも、審査難易度が低いことが類推できます。
インターネットの口コミによると、低年収でも審査に通過したという声もありますので、年収200万円程度の人でも通過するかも知れません。もちろん、その他の属性や信用情報の状態などによって、審査結果は異なりますので、注意が必要です。
エポスゴールドは、年会費5,000円ですが、年間50万円以上利用すると、翌年以降の年会費が永年無料となります。また、カード会社から招待を受けてゴールドカードを発行した場合にも、年会費永年無料となるため、毎年の負担をかけずにゴールドカードを保有することができます。
一般的に、年会費が無料であるクレジットカードは、審査基準もそれほど厳しくなく審査難易度は低いといわれているため、エポスゴールドの審査難易度は、他のゴールドカードと比べて緩いと考えることができます。そんなエポスゴールドの特徴をいくつか紹介いたします。
エポスカードには、還元率0.5%のポイント還元がありますが、有効期限が2年間と定められています。しかし、エポスゴールドの場合は、ポイント有効期限がないため、永久にポイントを貯めたり使ったりすることが可能です。
また、年間の利用金額に応じたボーナスポイントがもらえます。年間50万円以上の利用の場合2,500円分のエポスポイント(2,500エポスポイント)、年間100万円以上利用の場合、10,000円相当のエポスポイント(10,000エポスポイント)がもらえます。
また、エポスゴールドの申し込み月の翌月から3ヵ月間、毎月10回以上利用すると、毎月200エポスポイントがもらえたり、マルイ・モディでの利用やリボ払いで、ポイントが最大3倍となります。さらに、「選べるポイントアップショップ」登録で、頻繁に利用するショップを登録するだけで、ポイントが最大3倍となります。
ほかにも、会員限定ポイントアップサイト「たまるマーケット」経由でのショッピングで、ポイント2倍~30倍アップとなりますので、ポイントがどんどん貯まっていくでしょう。貯まったポイントは、プリカに移行して買い物に活用したり、商品券やマイルに交換が可能です。
エポスゴールドは、一部海外を含む、国内主要空港のラウンジでゆったりと過ごすことができます。フライト前にひと呼吸おいてから出発することで、ゆとりのある旅を楽しむことができるでしょう。利用可能な空港は以下の通りです。
《エポスゴールドで利用可能な空港ラウンジ》
国 |
空港 |
---|---|
国内 |
羽田空港、成田国際空港、新千歳空港、函館空港、仙台空港、小松空港、中部国際空港、大阪国際(伊丹)空港、関西国際空港、神戸空港、広島空港、松山空港、福岡空港、北九州空港、長崎空港、熊本空港、大分空港、鹿児島空港、那覇空港 |
韓国 |
仁川空港 |
ハワイ(アメリカ) |
ホノルル空港、ホノルルラウンジ |
エポスゴールドは、海外旅行傷害保険が自動付帯となっており、海外旅行中の病気やケガはもちろんのこと、携行品破損や盗難などにも対応しています。
《エポスゴールドの旅行傷害保険》
海外旅行傷害保険 |
|
---|---|
保険事故 |
補償内容 |
傷害死亡・後遺傷害 |
最高1,000万円 |
傷害治療費用 |
300万円(1事故の限度額) |
疾病治療費用 |
300万円(1疾病の限度額) |
賠償責任(免責なし) |
2,000万円(1事故の限度額) |
救援者費用 |
100万円(1旅行・保険期間中の限度額) |
携行品損害(免責3,000円) |
20万円(1旅行・保険期間中の限度額) |
また、国際線の手荷物一時預かり割引や、空港から自宅までの荷物の配送割引、海外モバイルWi-Fiルーター割引のほか、海外カード紛失時の緊急カード発行無料サービス、世界38都市での日本語よるサポートデスク、優待サイト「エポトクプラザ」でのおトク情報など、エポスゴールドならではのサービスを受けられます。
年間ご利用金額50万円以上で翌年以降年会費永年無料!さらに、毎年最大1万円分相当のボーナスポイントプレゼント!通常ポイント有効期限が2年のところ、ゴールドならポイント有効期限なしでずっとポイントがためられる。無料で空港ラウンジが利用でき、最高1,000万円の海外保険付きで通常カードより断然お得で便利!
総合評価
4.5
JCBが発行しているゴールドカードとして、JCBゴールドがありますが、さらにランクが上のJCBゴールド・ザ・プレミアというものもあります。審査基準の違いとしては、JCBゴールドが通常申し込み可能としていることに対して、JCBゴールド・ザ・プレミアは招待制のゴールドカードとなっています。
JCBゴールドを利用している会員が実績を積むことで、招待されるクレジットカードとなっています。
JCBゴールドは、海外旅行傷害保険が最高1億円補償となっていたり、空港ラウンジサービスの無料利用や、グルメ優待サービスなど、ゴールドカードならではの充実したサービスを誇っています。
年会費は11,000円(税込)で、オンライン入会の場合のみ、初年度年会費無料となります。
JCBゴールド・ザ・プレミアは、JCBゴールドの年会費11,000円(税込)に加えて、サービス年会費5,500円(税込)が必要となります。ただし、年間100万円(税込)以上のショッピング利用によって、サービス年会費は無料となります。
JCBゴールド・ザ・プレミアは、JCBゴールドのサービス内容を包括した上で、以下のサービスが追加となります。JCBゴールドのワンランク上のサービスを、ぜひ堪能しましょう。
《JCBゴールド ザ・プレミアならではのサービス》
プライオリティ・パスが利用可能 |
世界約130の国や地域、約500都市のおよそ1,000ヶ所で、空港VIPラウンジが無料になるプライオリティ・パスの利用が可能 |
Oki Dokiポイントの有効期限アップ |
JCBゴールドのOki Dokiポイントが、有効期限3年であることに対して、JCBゴールド ザ・プレミアは有効期限が5年間 |
JCBスターメンバーズのボーナスポイントアップ |
年間の利用額に応じたポイント優遇率が、JCBゴールドよりも10%アップ |
JCBプレミアムステイプランが利用可能 |
日本国内の宿泊施設を会員価格で利用可能 |
JCB Lounge 京都を無料利用可能 |
京都駅の駅ビル内にあるラウンジの無料利用が可能 |
対象店の飲食代が30%割引 |
対象店の飲食代が30%割引となる |
【当日発行可能】ゴールドならではの安心とクオリティーを兼ね備えた一枚!
日本が誇るJCBのゴールドカード!空港無料ラウンジサービスやゴールド会員専用デスクなどのグルメ優待サービス、ゴルフサービスなど上質なサービスが年会費初年度無料で体験できる!貯めたポイントはANA・JALマイル両方に交換可能で便利!一定条件をクリアすると上級サービス「JCBゴールド ザ・プレミア」に招待されます
|
年会費25,000円(税別)で誰でも申し込み可能なJCB高ステータスカード
日本を代表するJCBのプラチナカード!24時間・365日対応のコンシェルジュサービスはもちろん、ホテルや高級旅館での優待サービスが充実!家族カードは1名無料
|
ゴールドカードの審査基準は、かつてほど厳しいものではなくなっているため、気軽に保有することが可能です。ゴールドカードを保有するメリットは大きく、あなたのライフスタイルをより上質なものにしてくれます。
ゴールドカードの中にも、格式高いものから、気軽に発行できるものまでさまざまですので、あなたにあった1枚を選びましょう。