クレジットカードの審査と年収の関係性とは?審査突破のためのポイントをまとめ

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クレジットカードの申込する時に、記入や入力の箇所が多くて面倒と感じられる方も多いのではないでしょうか。

特に年収の欄であったり、勤続年数については少しよく見せようとして申告した経験があるなんて方もいるかもしれません。

ただ、これらの項目は、クレジットカードを発行する上での判断材料と枠の設定にも関わってきます。どのくらい重要か、どう影響するかを解説していきましょう。

クレジットカードの審査は、クレジットヒストリーと年収などの属性により判断される

いきなり結論になりますが、クレジットカード申し込み時に記入する項目は全て重要になります。

そもそもクレジットカード審査では、主に以下の内容が考慮されます。

  • クレジットヒストリー
  • 属性

この2つを見て審査の判断をするのですが、クレジットカードの審査は信用情報機関から個人のクレジットカードなどの支払履歴を閲覧して判断していきます。

信用情報機関は、CIC(株式会社シー・アイ・シー)・JICC(株式会社日本信用情報機構)という情報機関が個人の特定の情報を閲覧できるように管理しています。

この情報を各カード会社が閲覧することで、それぞれのカードの支払状況であったり、クレジットカードやローンの申込状況(審査結果の可否など)が共有して確認が可能になるのです。

では実際に、クレジットヒストリーと属性をどのように加味しているのかを説明していきましょう。

クレジットヒストリーがもっとも重要な審査基準

クレジットヒストリーがもっとも審査で加味されるところになります。

クレジットヒストリーとは簡単に言うとこれまでの支払履歴のことを指します

先程お伝えした信用情報機関の情報は、カード会社の審査部員が各カードやローンの支払状況を現在、過去も含め閲覧ができます。

過去というのは、例えば支払が延滞してしまっているのであれば、5年間はその記録が残ります。

クレジットカードを申込む上で、支払いが悪ければ当然審査に悪影響します。

延滞と言われるのは、支払日から61日以上または3ヶ月以上支払いがない場合にみなされます。この場合は審査にまず通らないと思った方がいいでしょう。

また、1日以上61日以下であれば、問題が無いのか?というとそういうわけでもなく正常な支払いではない以上は悪影響してきます。

このように支払いが良くなければ審査に影響を及ぼすことはいうまでもありませんが、反対に支払いが悪い以前になさすぎるのも実は良くありません。

このケースはスーパーホワイトと呼ばれ、支払履歴がなく大学生や新社会人ぐらいの若い世代の方であれば問題ありませんが、30代以上になるとこれもまた悪影響となります。

若い方であれば、クレジットカードを申し込んだことがない世代なので必然的にない方が多いです。

しかし年齢を重ねるにつれクレジットカードの保有枚数が平均2~3枚と統計も出ていて1枚は持っているのが当たり前の年齢となります。それが持っていないとなると、「クレジットヒストリーで見れば情報がない=過去の支払い不良」と判断される恐れがあるからです。そのため評価としては良くありません。

ですが、この支払い履歴だけで全てを判断できるかというとそうではなく、もう一つの材料として勤務先や年収といった属性を加味していくわけです。

属性一つ一つが審査の判断材料となる

審査における属性というのは、個々の情報のことを指します。

年収や勤続先、勤続年数などこれらは全て属性にあたり一つの判断材料として見られていきます。

属性には以下のような項目があります。

  • 年齢
  • 性別
  • 勤続先
  • 勤続年数
  • 年収
  • 居住年数
  • 世帯構成
  • 電話番号 など

年齢・性別・電話番号などは本人を特定できる情報のため名前やこれらの項目で信用情報機関に照会をかけることができます。

クレジットカードの審査はスコアリングという審査形式を取っていて、各項目に点数が設けられる加点方式を採っています。

ちなみに、「年齢」の場合は、クレジットカード会社がどのような年齢層をターゲットにしているかで加点も変わってきます。例えば、クレジットカード会社が、学生を積極的に受け入れている会社であれば、若い方が加点が多くなるでしょう。

審査属性のうち、特に勤続先・勤続年数・年収・世帯構成はより審査の可否に影響してきますし、クレジットカードのショッピング枠の金額設定にも直に関わってくるところですので重要な項目になります。

各項目について具体的にどう影響していくのか説明していきます。

審査において年収はクレジットカードの枠を決める重要な項目

年収の項目は、年間の所得している年収自己申告していきます。

申込の段階では、※所得証明書の提出は必要ありませんので、完全に自己申告になりますが、高い年収を書けば審査でプラスになるというわけではありませんので注意しましょう

※キャッシングを利用している場合、お借入残高が10万円を超える場合などには定期調査が必要になり総量規制(年収の3分の1)や総額100万を超えると必要になるケースがあります。

調査がないからといって明らかに所得している年収とかけ離れた自己申告をすると反対に疑われる可能性もあります。自己申告とはいえ、しっかりと正しい年収を申告していきましょう。 

また、年収は審査の判断材料だけでなく、ショッピングやキャッシングの枠の設定にも影響していきます。

支払可能見込額によるショッピング枠の算出

ショッピング枠を設けるにあたり、クレジットカードは割賦販売法に基づいて設定します

支払可能見込額と言って、クレジットカードの契約において2回払い以上の分割の契約をする際には法律で定められた金額内でしか利用ができない、というものになります。

クレジットカードの契約において、1回払い専用のカードでなければ対象外とはならないため、ほとんどのカードは支払可能見込額に基づきショッピング枠の算出が成されています。

この時に必要になるのが、申告する年収になります。

また、年収の他にも現在の世帯人数であったり、住宅ローンや家賃の支払いの有無も申告したものを基準に算出していきます。

支払い可能見込額は以下のような計算方法で算出します。

(年収-※生活維持費-クレジット債務)×0.9=支払可能見込額

※生活維持費の算出表

 

1人世帯

2人世帯

3人世帯

4人世帯以上

住宅所有有り・住宅ローン無し

90万円

136万円

169万円

200万円

住宅所有無し・賃貸支払無し

90万円

136万円

169万円

200万円

住宅所有有り・住宅ローン有り

116万円

177万円

209万円

240万円

住宅所有無し・賃貸支払有り

116万円

177万円

209万円

240万円

 

例えば年収300万円で、一人暮らしの新社会人の場合は、

(300万-116万-0円)×0.9=165.6

となりますので、165万円は法律上ではショッピング枠の設定が可能ということになります。

しかし、新社会人にそれだけの枠を付与するカード会社もほとんどいませんのであくまで可能な範囲の話になります。

この支払可能見込額を設けることで、クレジット債務支払いだけに生活が負われないように多重債務を防止する役割を担っています。

以上のように年収の項目は、審査基準としてもショッピング枠を決める基準としても重要な項目になるのが分かるかと思います。

クレジットカードの審査時に勤続先に在籍確認がある場合も!虚偽の記載は絶対にNG!

続いては勤務先の申告です。

勤務先としては以下のような種類があります。

  • 会社員
  • 公務員
  • 自営業
  • パート・アルバイト など

申込時に勤めている会社名や自営業であれば、屋号自営業の内容を申告していきます。

ここで重要なことは、勤務先に関してはカード会社からの在籍確認を行うケースがあるということです。

必ずではありませんが、申告した勤務先の電話番号にカード会社のスタッフが在籍の確認が取れるかを連絡します。

在籍確認があることを知らない方は、抵抗があるかもしれませんが、カード会社のスタッフがカード会社名であるなどの申込状況を勤務先に伝えることはありませんので安心してください。

在籍確認がある以上は、虚偽の申告による申込みは当然結果に悪影響となりますし、在籍の確認が取れなくても同様のことが言えますので注意しましょう。

勤続年数が短いとクレジットカードの審査に通らないと言うわけではない!

最後は勤続年数の項目になります。

勤続年数は勤務先でどれくらいの年数の間働いているかを申告しますが、当然長い方が審査基準としてはプラスです。だからと言って過度な申告は疑念を抱かれることもあります。

若い世代の方からすれば、短い期間勤続年数でも審査が通るのか、という不安を感じるかもしれませんが、一般的には新社会人であれば1年ぐらいとされています。

ですが、勤続年数に関しては短くても可決になるケースもありその他の項目が問題なければここだけで否決となるようなことはありませんので、しっかり全ての項目を虚偽なく申告していきましょう。

まとめ

クレジットカード申込時の項目は多く面倒と思われる方もいると思いますが、審査基準だけでなくカードの枠にも直結してくる項目もあります。

重要な項目をいい加減に申告してしまうと悪影響となってしまいます。

クレジットカード審査の否決は、別のカードやローンを申込む時にも悪影響し、負の連鎖が生まれてしまいますので、しっかりとした申告を心掛けていきましょう。

ライター紹介 横山かおり

クレジットカードのマイル収集のために、すべての支払いをクレジットカードに依存するクレカマニア。作成したクレジットカードは数知れずマイルで旅行した国も数知れず。

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