クレジットカードのエラーはなぜ起こる?エラーコード一覧もあわせて解説

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クレジットカードを端末に通した時、「ピーピー」という警告音が聞こえて使用できなかった、あるいは店員にクレジットカードを渡した時に「お客様、申し訳ございません。こちらのカードは使用できないようです。」と言われたことはありませんか。このようなエラーが起きた時、クレジットカード端末にはエラーコードが出ているはずです。

エラーコードの意味を知っておくと、クレジットカードのエラーがでた原因を突き止めることができます。もし意味を知らないでそのままにしておくと、クレジットカードを使用できなくなるばかりか、あなたのクレジットカードを誰かが不正利用している可能性もありますので大変危険です。今回はクレジットカードのエラーコードを全て解説し、エラーが起きる原因とその対処法について説明します。

クレジットカードのエラーとは?

クレジットカードのエラーとは、クレジットカード決済をする時の問題が起きることで端末にアルファベットと数字の「エラーコード」が表示されます。クレジットカードのトラブルはある程度決まっていますので、エラーコードが表示されることによって問題を特定しすぐに対処できるようになっています。もし問題があるカードをそのまま使っているとあなたのカードが不正利用をされ、加盟店側も売り上げを回収できなくなるなどして両者損をする可能性があります。または単純にクレジットカードや端末に何らかの問題があって使用できなくなっている場合もあります。クレジットカードのエラーには、次のようなものがあります。

  • カードの有効期限が切れている
  • ICチップが破損している
  • 利用限度額を超えている
  • 不正利用の疑いがある
  • 端末に不具合が発生している

 

それぞれの原因について詳しく解説していきますね。

カードの有効期限が切れている

クレジットカードには必ず有効期限があり(大抵は5年)その期限が過ぎると、クレジットカードは使えなくなります。クレジットカードは有効期限が近づくと、カード会社が新しいクレジットカードを自宅に送付してくれます。しかしもしあなたがクレジットカードに登録してある住所が、以前の古い住所など違う住所にしているなら新しいクレジットカードが古い住所に送られ、有効期限が過ぎたカードが手元に残ってしまうことになります。また稀にクレジットカードの支払い延滞を繰り返していると、カードの更新が行われず有効期限が切れた時点で解約になっていることもあります。

こうした状況であなたのクレジットカードの有効期限が切れたカードを持っているとエラーで弾かれます。ですからクレジットカードの有効期限は定期的に確認し、期限が近づいているのに新しいクレジットカードが届いていないならクレジットカード会社に問い合わせるなどして原因を突き止めてみてください。

カードがすでに解約済みである

有効期限がまだ切れていなくても、クレジットカードが解約されているということもあります。例えばカードを紛失して新しいクレジットカードを発行してもらった後に古いカードが見つかった場合、古いカードを今まで通り使うとエラーで弾かれてしまいます。あるいは支払い遅延の繰り返しでカード会社からカードを強制的に解約されてしまったということもあるかもしれません。こうしたトラブルを避けるため何らかの理由でカードを解約することになったら、すぐにハサミを入れて処分するようにしてください。

ICチップが破損している

ICチップが折れたり水没したりするなどして破損していると、クレジットカードは使えなくなります。クレジットカードのICチップはすぐに破損しないようになっていますが、高熱にさらされたときや強い力が加わると破損する可能性があります。また財布の中で仕切りを使わず、ICチップがついているカード同士が触れている状況を放置していると、お互いの磁気でデータが破損することもあります。ICチップは一度破損するともう使えなくなりますので、クレジットカードが更新されるまで待っているか、クレジットカード会社にお願いして、新しいクレジットカードを発送してもらうようにしてください。

利用限度額を超えている

クレジットカードは利用限度額があり、その額を1円でも超えていると利用することができなくなります。もしあなたが高額な買い物をしたり海外旅行に行ったりしていつもよりもたくさんのお金を使っていると、今まで使えていたのに急に使えなくなるという現象が起きます。また利用限度額はキャッシングの限度額と同じですので、キャッシングでお金を引き出した後に利用限度額が超えることもあり得ます。クレジットカードは入会した時に利用限度額が決められています。もし自分のカードの利用限度額がわからないようでしたら、カード裏側に書いてある電話番号で問い合わせをするか、カード会社のホームページにログインすればいつでも確認することができます。

不正利用の疑いがある

実際に不正利用されていなくても、不正利用の疑いがあると「不正使用検知システム」が作動し、エラーコードになる場合があります。不正使用検知システムは次のような時に作動します。

  • いつもと違う買い物をして、しかも金額が大きい時
  • 前に不正利用があった方法でカードの利用があった時
  • 普段あまり使わないのに短期間に集中して何度もクレジットカードを利用した時
  • 同じ時刻に複数の店で同じクレジットカードを利用した時

不正利用検知システムがどのように作動するかはカード会社によって異なります。もし不正利用が疑われてしまったためにカードが利用できないなら、それはセキュリティーのためです。カード会社に連絡して、指示に従えばすぐにカードは使えるようになります。

端末に不具合が発生している

店の不具合で、エラーが出てしまうことがあります。原因としては店の端末が故障していたりメンテナンス時間に重なったりすると、クレジットカード払いができなくなってしまう場合です。店の不具合が原因の場合、端末を変えるなど店側で処理してくれるはずですが、それでもできない場合はクレジットカード払いをあきらめるしかありません。端末の不具合が原因なら、クレジットカードを変えても意味がありませんが海外の場合特定のカードだけがエラーになってしまうこともあるため、念のため他のクレジットカードがあれば変えて試してみてください。

クレジットカードのエラーコード

クレジットカードのエラーは次のような種類があります。それぞれに意味がありますので、エラー番号について知っておけばその後の対処もしやすくなります。

エラーコード

エラーの意味

E01

カード番号、支払い方法、カードブランドのいずれかに誤りがある。

E21

決済時に加盟店契約のないカードブランドを利用しようとしている。

E61

会員登録時に加盟店契約のないカードブランドを利用しようとしている。

G04

プリペイドカードやデビットカードの残高が不足している。

G12

解約などの理由により、カードが使用不可となっている。

G30

不正使用が疑われている。

G42

入力した暗証番号が誤っている。

G45

セキュリティコードの入力が必要。

G54

1日の利用回数や金額が超過している。

G55

クレジットカードの利用限度額を超えている。

G56

事故・盗難・無効カードのどれかの疑いがある。

G60

事故カードの疑いがある。

G61

無効カードの疑いがある。

G65

入力したカード番号が誤っている。

G68

極端に大きな金額や「0円」といった金額入力の誤りがある。

G69

税・送料に誤りがある。

G71

ボーナス払いができないカードなのにボーナス払いを指定した。

G74

分割の回数が店舗で設定できない回数である。

G78

カードが、指定された支払回数に対応していない。

G80

取消区分に誤りがある。

G83

有効期限に誤りがある。あるいは有効期限が切れている。

G95

カード会社の業務終了、もしくはメンテナンス中。

G97

カードが取扱不能となっている。

G98

無効カードの疑いがある。

G99

カード会社の業務終了、もしくはメンテナンス中。

H71

ボーナス払いの取り扱い期間外にカード決済した。

どうぞこの記事をブックマークにして、エラーが起きた起きにすぐに確認できるようにしておいて下さい。

クレジットカードのエラーが発生した時の対処方法

クレジットカードのエラーが発生した時は、まず「加盟店側で対処してもらい」その後原因がクレジットカードであるのがわかったなら「カード利用者であるあなたが対処」するようにして下さい。まずその前に「クレジットカード手数料について知っておくべきこと」があります。

クレジットカード手数料について知っておくべきこと

突然ですが、クレジットカードの手数料は誰が払うかをご存知でしょうか。答えはクレジットカード加盟店です。加盟店側はクレジットカード決済というシステムを導入することによって顧客の獲得という利益を受けていますので、手数料をカード会社に払う義務があります。

小さな会社や個人営業しているような店においては特に顕著ですが、「できるだけ現金払いにして欲しい」と思っている店員も少なくありません。ですからクレジットカードのエラーが出た時に、状況を確かめる前に「現金払いにしてください」という場合があります。こうした事情を考慮すると、クレジットカードのエラーが出た時に、まず端末の不具合を調べてもらい加盟店側でするべきことをしてもらう必要があります。原因が端末ではないことがわかったなら、クレジットカードに原因がないかどうかを調べます。

加盟店側の対応方法

クレジットカードのエラーが発生した時は、加盟店側として次の三つの確認をするべきです。

  • 1.エラーコードの確認
  • 2.端末の確認
  • 3.カード会社への確認

クレジットカードのエラーの原因が加盟店側に問題がある場合、加盟店側で対処しなければなりません。

エラーコードの確認をする

クレジットカードに詳しい店員なら、エラーが出た時まずエラーコードを確認して原因を確かめます。しかしアルバイト店員やクレジットカードを導入したばかりの新しい店などでは、まずエラーコードの意味がわかっていないケースが少なくありません。

エラーコードの意味がわかった店員なら、その原因を具体的に説明してくれるはずです。しかしエラーコードの意味がわからない店員なら、「お客様のクレジットカードは利用できないようです。」など曖昧な答えしか返ってきません。その場合原因が加盟店側にあるのかあなたにあるのかをはっきり確認するため、エラーコードを確認させてもらいましょう。

端末の確認

エラーコードが表示されない場合も含め、お店はまず端末に故障や異常がないかどうかを確認するはずです。端末が複数あるなら他の端末も試して確認しなければなりません。もし端末の確認もしていないのに、クレジットカードに原因があるということを言われたなら、まず先に端末に異常がないかどうかを確認してもらうように言ってください。またタクシーの場合クレジットカード決済を無線通信で行なっているので、場所によっては端末がアクセスできないようなところもあります。その場合通信できやすい場所まで少し移動してもらうか、あきらめて現金で払うかのどちらかになるでしょう。

カード会社への確認

クレジットカード、端末共に問題がなくても、カード会社のメンテナンス時間帯などでクレジットカード決済ができなくなることがあります。この場合加盟店側がカード会社に確認してもらう必要があります。もし原因が全く把握できないまま、クレジットカード払いをお断りされるなら、まずカード会社に連絡してもらうように伝えてください。

カード利用者の対応方法

カード利用者の対応方法はエラーの原因によって違いますが、ここではよく起こりがちなエラーの対応方法について解説します。

  • 暗証番号の間違い
  • 限度額を過ぎている
  • ICチップの破損
  • 不正利用の疑いがある

それぞれの対処方法をエラーコードとともに説明しますね。

暗証番号の間違い(エラーコードG42)

暗証番号の間違いは意外と多く、特に複数のクレジットカードを持っている場合、カードごとに暗証番号を変えているとどれがどれだかわからなくなってしまうことがあります。それでまずエラーコードを確認し、エラーコードG42を確認したら落ち着いて暗証番号を入力し直して下さい。なぜなら暗証番号の入力ミスは3回連続されるとロックがかかってしまいますが、一度間違えると正しい番号を入力しない限りリセットされません。つまり2回連続で間違えてしまったので、一旦使用をやめて翌週クレジットカード払いにして再び間違えてしまった場合、3回目とカウントされてしまいロックがかかってしまいます。

限度額を過ぎている(エラーコードG55)

限度額を過ぎている場合はそのクレジットカードで決済することはできませんので、現金払いにするか別のクレジットカードで支払って下さい。そのまま支払日が過ぎると限度額はリセットして使えるようになりますが、すぐに使いたい場合は支払日が来る前にカード会社に支払いを済ませてしまうこともできます。カード会社にオペレーターでつなぎ、限度額を過ぎてしまったので繰上げ返済をしたいという旨を伝えて下さい。ついでに限度額を上げてもらえるかどうかを確認することもできますよ。

ICチップの破損(エラーコードG97)

ICチップが破損はエラーコードだけでは判断できませんが、この場合ネットショッピングなど、カード番号で決済する場合は利用できるのに、ICチップを読み取ろうとすると利用できなくなるという現象が起こるはずです。ICチップの破損はいざという時に全く役に立たないばかりか、ETCを使っているなら危険なので、カードの有効期限がまだ先ならすぐにカード会社に電話して新しいカードを発行してもらうようにして下さい。なお新しいカードの発行は、カード会社によっては有料になる場合もあります。

不正利用の疑いがある(エラーコードG 30)

エラーコードG 30が出ていれば、誰かがスキミングをして買い物をしている可能性があります。普段と違うような買い物をしたり、同じ店で何度も買い物をしたりするなど不自然な使い方をするとエラーになってしまうこともありますが、思い当たる節がないならすぐにカード会社に連絡しましょう。

まとめ

今回はクレジットカードのエラーについて解説しましたが、いかがだったでしょうか。クレジットカードのエラーとはクレジットカード決済をする時に問題が起きることで、クレジットカードに問題がある場合と加盟店側に問題がある場合があります。クレジットカードに問題がある場合は、不正利用されている可能性もありますので、カード会社に連絡するなど早めの対処が必要です。エラーが出たらまずエラーの原因を把握した上でふさわしい対処をするようにしておきましょう。

ライター紹介 横山かおり

クレジットカードのマイル収集のために、すべての支払いをクレジットカードに依存するクレカマニア。作成したクレジットカードは数知れずマイルで旅行した国も数知れず。

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