日本最大のガソリンスタンドチェーンであるエネオス。エネオスを利用する機会が多い方にオススメしたいのがエネオス(ENEOS)カードです。ポイントも貯められて、割引などのサービスも充実していますから、一家に1枚あると大変便利になります。エネオス(ENEOS)カードのお得な利用方法やサービス内容などご紹介しましょう。
目次
エネオス(ENEOS)カードは、エネオスが発行するクレジットカードで、国際ブランドはJCBとVISAのどちらか選ぶことが出来ます。
エネオス(ENEOS)カードには3つのカードがあるんです。
カードの一文字のアルファベットは、上から順にキャッシュバックタイプ、ポイントタイプ、スタンダードタイプとなっており、それぞれに特徴があります。
ここでは、それぞれのカードの共通点や、各カードの特徴について解説します。
エネオス(ENEOS)カードはETCカードを付けることが出来ますが、3種類のカードともに無料で発行出来ます。
エネオス(ENEOS)カードを持っていると、カーコンビニ俱楽部で車を修理する際の費用が5%割引されるんです。
利用方法は、カーコンビニ俱楽部専用のサイトから、エネオスカーコンビニ俱楽部加盟店紹介サービスへ申し込み、カーコンビニ俱楽部本部から紹介されたお店で利用する仕組みになっています。
そして、車の運転中のトラブル時にはロードサービスが受けられます。24時間年中無休で、全国に約9,600か所の拠点があり、すぐに駆け付けてくれるんです。10kmまでのレッカー移動と30分以内の路上修理は無料で対応してくれるので安心です。(修理の内容によっては有料になります。)
オリックスレンタカーネットワークは、全国に1,000か所の拠点があるので、お得で便利にレンタル出来ます。
車を借りることが出来るのは、オリックスレンタカー、レンタカージャパレン、エックスレンタカーの3社の店舗です。
Cはキャッシュバックの略で、毎月の利用額に応じてガソリン代のキャッシュバック単価が決まる仕組みになっています。毎月の利用額が多いほど、ガソリンの割引額が大きくなるので利用機会が多い方にオススメです。
しかし、キャッシュバックに特化しているカードの為、ポイントの還元はありません。
一ヵ月のカード利用額 |
ガソリン1リットル当たりの割引額 |
---|---|
1万円未満 |
1円 |
1万~2万円未満 |
2円 |
2万~5万円未満 |
4円 |
5万~7万円未満 |
5円 |
7万円以上 |
7円 |
ポイントが貯まりやすいタイプのPは、エネオスでの利用1,000円ごとに30ポイントがもらえます。
一般的なクレジットカードの還元率は1%程度ですが、Pの場合には3%もあるので、かなりお得なカードです。
貯まったポイントは、1,000ポイントを1,000円にしてキャッシュバック出来るだけではなく、TポイントやJCBギフトカードなどとも交換も出来ます。
交換の場合はキャッシュバックよりもレートが悪くなるので、キャッシュバックがお得です。
そして、ENEOSカードのスタンダードタイプのSは、ガソリン代が値引きされて、さらにポイントが貯まるクレジットカードです。
エネオスで給油すると、ガソリン代がいつも1リットル当たり2円割引され、オイル交換など車のメンテナンス時には1,000円ごとに20ポイント貯まります。エネオス以外で使う場合には1,000円ごとに6ポイント貯められるんです。
3つのENEOSカードにはこのような特徴があるので、ご自身にあった内容のカードを作ると良いでしょう。
ここまではエネオス(ENEOS)カードのメリットや特徴について紹介しましたが、いくつかデメリットがあります。
カードを作る前に良い点悪い点を比較して検討してみましょう。
上述したように、エネオス(ENEOS)カードには盗難・紛失の補償はついているのですが、国内・海外旅行時のトラブル時に役立つ旅行保険が付いていないんです。もしも、旅行に出かける際には、保険が付いているクレジットカードと併用しましょう。
エネオス(ENEOS)カードCの場合は、キャッシュバック専用ですから、ポイント還元はありません。
そして、エネオス(ENEOS)カードPとSのポイント還元率は0.6%(1,000円ごとに6ポイント)になっていますから、一般的なクレジットカードよりも低くなっているんです。
ちなみに、楽天カードやOrico Card The Pointは還元率は1%(1,000円で10ポイント)になります。
このようなことから、エネオスの利用が多い方向けのクレジットカードと考えた方が良いですね。
エネオスはTポイント加盟店ですから、給油時にTカードを提示すると、ポイントを貯めたり使えたりすることが出来ます。また、給油1リットル当たり1~2円ほど割引されるんです。
しかし、エネオス(ENEOS)カードとTカードの二つを提示しても、Tポイントは加算されない仕組みになっています。(エネオス(ENEOS)カード以外のクレジットカードとTカードの組み合わせは、二重取りが可能です。)
どううしてもTポイントを貯めたい場合には、現金かその他のクレジットカードで支払わなければいけません。
エネオス(ENEOS)カードの年会費は3種類のカード共に1,250円(税抜)となっていますが、入会初年度は無料になっており、家族会員はずっと無料で利用出来ます。
3種類のカードの中でもエネオス(ENEOS)カードSの場合には、年に1回でも利用があると次年度の年会費は無料になる特典があるんです。また、家族会員カードの年会費は永年無料になっているので、家族それぞれ車を保有している家庭には便利でお得に利用出来ます。
もしもエネオス(ENEOS)カードを紛失や盗難に遭ったら、すぐにエネオス(ENEOS)カードを発行している会社に連絡してください。
盗難・紛失受付デスクは24時間年中無休で対応しています。
海外からはコレクトコールでかけてください。
紛失や盗難に気づいたら、この番号にすぐ電話をしましょう。電話するまでの間に悪用される可能性もありますから、急ぐことが大切です。
エネオス(ENEOS)カードでは、盗難・紛失時に不正使用された場合には補償があります。
盗難・紛失を届け出た日から60日前までさかのぼって、それ以降の損害を補償してもらえるんです。
この補償を受ける為には、カード会社への連絡と共に、最寄りの警察署か交番へ紛失届を出して、届出番号を教えてもらいます。
その後、届出番号はカード会社へ伝えなければいけません。紛失届を出していないと、もしもエネオス(ENEOS)カードを不正使用されても補償が受けられないので注意しましょう。
エネオス(ENEOS)カードには3種類のカードがあり、エネオスで給油や車のメンテナンス時に利用すると、割引やポイントが貯まります。
通勤で車を利用する方や、頻繁に車で外出する方にオススメしたいクレジットカードです。
しかし、エネオス以外の利用では、ポイントの還元率が低いため、車を持たない方やエネオスを利用しない方にはメリットがありません。
また、旅行保険が付いていませんから、トラブルがあった時には役立ちません。
エネオスのみで使うクレジットカードとして持つと良いでしょう。
3種類のカードの中では、エネオス(ENEOS)カードSは使い続ける限り年会費が不要で、割引・ポイント還元があるのでオススメです。