クレジットカードには、旅行傷害保険が付帯しているものがあり、旅行先で万一の事故やトラブルがあった場合に、一定の補償が受けられます。旅行傷害保険は海外旅行傷害保険と国内旅行傷害保険がありますが、国内旅行に出かけることが多い場合には、国内旅行傷害保険の補償内容が気になることでしょう。この記事では注意点も含めて解説します。
旅行に出かける時には、万が一の事故やトラブルに備えて、旅行保険を検討する人がいらっしゃいますが、わざわざ旅行保険をかけなくても、クレジットカードに旅行保険が付帯している場合があります。
ただし、旅行保険は、海外旅行保険付帯のクレジットカードが多く、国内旅行保険が付帯しているクレジットカードはあまり多くありません。 特に年会費無料の一般カードは、国内旅行保険がついていないケースが多いため、年会費がかかるクレジットカードや、ゴールドカード以上のステータスカードが中心となります。
国内旅行保険の補償内容としては「死亡・後遺障害」や「入院保険金」のほか「通院保険金」「手術保険金」というのが一般的です。
海外旅行には出かけないけれども、国内旅行にはたびたび出かけるという場合には、ぜひ付帯して欲しい補償です。
海外旅行とは違い、国内旅行は気軽に出かけることができるため、万が一のアクシデントの可能性も高くなってしまいます。しかし、海外旅行ほど、いざという時の治療費が高額ではないため、わざわざ旅行保険に入る人も少ないようです。
しかし、国内旅行保険が付いているクレジットカードを保有していれば、もしもの時に安心ですし、掛け捨ての保険料を気にする必要もありません。また、保険に加入する際の面倒な手続きも不要ですので、とても使い勝手が良い付帯サービスです。そんな国内旅行保険付帯のおすすめクレジットカードを紹介します。
国内旅行保険付帯のおすすめクレジットカードとしては、まずは年会費無料のクレジットカードから解説します。クレジットカードを利用したいけれど、年会費がかかるともったいないと考える人も多いです。
年会費がかかるクレジットカードは、サービスが充実している反面、利用しなくても費用がかかるため、家計の負担になってしまいます。
年会費無料のクレジットカードの場合、国内旅行保険が付帯するカードは限られてしまいますが、お金をかけずに国内旅行保険の補償は得たいというワガママに応えてくれるカードもいくつか存在します。では、具体的にそれらのカードを見ていきましょう。
JCB一般カードは、年会費1,375円(税込)かかりますが、オンライン入会によって初年度の年会費が無料となります。また、Web明細の「MyJチェック」に登録すれば、年間合計50万円以上の利用で翌年年会費も無料となるため、実質的に年会費無料での利用が可能です。
年間合計50万円と聞くと高額に思えるかも知れませんが、普段のショッピング利用に加えて、光熱費などの公共料金や通信費などの固定費をカード払いにすれば、あっという間にクリアできるでしょう。賢く利用して年会費を浮かせましょう。
JCB一般カードは、1,000円の利用で1ポイント(1ポイント5円相当)貯まるOki Dokiポイントが、ポイント優待店「JCBオリジナルシリーズパートナー」で登録やショッピングをすれば、ポイントが2倍以上に上がります。
また、JCB運営のネットモール「Oki Dokiランド」経由の場合、ポイント最大20倍となります。さらに、海外でのショッピングもポイント2倍となるため、しっかりポイントが貯められます。
ポイントはさまざまな商品に交換可能ですが、東京ディズニーリゾートのパークチケットもラインナップされているため(3,200ポイント)、ぜひディズニーリゾートへ旅行に出かけてはいかがでしょうか。
そんなJCB一般カードは、最高3,000万円の海外旅行保険(利用付帯)と、最高3,000万円の国内旅行保険(利用付帯)が付いており、年会費をかけずに充実した補償を得ることができます。
本人や配偶者に安定継続収入がある人や、高校生を除く18歳以上の人が利用でき、学生も申し込み可能であるため、多くの人から支持を集めているカードです。
《JCB一般カードの国内旅行保険情報》
死亡後遺障害 |
3,000万円 |
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最短翌日発行!セブンイレブンで買い物すればポイント3倍、スターバックスならポイント10倍!年50万円以上の利用があれば、2年目以降の年会費が無料!前年の利用額が100万円以上でポイント付与率が150%アップ海外でのトラブル・病気・ケガなども日本語サポートで安心
イオンSuicaカードは、カード名が示すように、Suicaが一体となったクレジットカードで、電車移動が楽となります。年会費は条件なく無料です。ポイントプログラムは、200円の利用につき1ポイント(1ポイント1円相当)貯まる「ときめきポイント」があり、Suica電子マネーに移行可能であるため、移動費用を浮かすことが可能です。
また、ときめきポイントはイオングループで利用することで2倍となるほか、毎月10日の「ときめきWポイントデー」でも2倍となります。ほかにも、イオングループで開催されている「お客さま感謝デー」でショッピングが5%割引、「G.G感謝デー」でもショッピングが5%割引となるため、イオンユーザーにお得なカードとなっています。
そんなイオンSuicaカードには、オートチャージ機能が備わっていますので、Suicaの残額が基準以下になると、自動改札でオートチャージされます。また、モバイルSuica登録をすれば、スマホを定期券として利用できるほか、新幹線や特急列車の指定席をオンライン予約できるなど、とても便利に利用可能です。
旅行傷害保険は、海外旅行保険が最高500万円(自動付帯)、国内旅行保険が最高1,000万円(利用付帯)となっていますので、年会費無料でも嬉しい補償が得られます。
《イオンSuicaカードの国内旅行保険情報》
死亡後遺障害 |
1,000万円 |
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入院保険金日額 |
3,000円 |
通院保険金日額 |
2,000円 |
年会費永年無料!オートチャージ機能付きでSuicaの残高を気にせず改札を通過できとっても便利! 毎月10日「ときめきWポイントデー」はときめきポイントが2倍! イオングループの対象店舗なら、ときめきポイントがいつでも2倍でポイントがどんどん貯まる!さらに、貯まったときめきポイントをSuicaに交換できます
横浜インビテーションカードは、カード発行時に「J’sコンシェル専用カード」というカードが同時発行され、旅行やお買い物、資格取得や医療など、全国23万件以上のお店などで、優待料金でのサービスが受けられるようになります。
クレジットカード会員だけでなく、同行者も優待料金となるため、合計利用額がとてもお得となります。
また、カード利用200円ごとに1ポイント(1ポイント1円)貯まるラブリィポイントが、ショッピングモール「JACCSモール」を経由することで、通常の2倍から25倍となるため、お得にポイントを貯められます。JALマイルに1ポイント=0.5マイルのレートで、1,000ポイント以上500ポイント単位として移行できるため、旅行好きに嬉しいサービスとなっています。
その上、前年のカード利用金額に応じて、ポイントアップ率が定められ、最大100%ポイントアップとなります。貯まったポイントは、利用金額から値引きができる「jデポ」「jデポモバイル」に換えたり、お好みの商品アイテムに交換可能です。
そんな横浜インビテーションカードには、最高2,000万円の海外旅行保険(自動付帯2,000万円)が付いていたり、最高1,000万円の国内旅行保険(利用付帯)が付いています。さらに、国内外の旅行にお得な情報満載の「ジャックストラベルデスク」では、パッケージツアーを最大5%割引で利用可能です。
ポイントをしっかり貯めたい人や、安心の旅行保険を得たい人は、ぜひ申し込みを検討しましょう。
《横浜インビテーションカードの国内旅行保険情報》
死亡後遺障害 |
1,000万円 |
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入院保険金日額 |
5,000円 |
通院保険金日額 |
3,000円 |
手術保険金 |
20万円 |
REX CARD(レックスカード)は、年会費無料のクレジットカードで、普段のショッピングや公共料金の支払い、旅行など、便利に活用可能です。
利用するほどREX POINTが貯まり、2,000円のカード決済で25ポイント(1ポイント1円)貯まります。ポイント還元率は1.25%と高額で、年会費無料のクレジットカードとしてトップクラスの高還元となっています。
また、「価格.com安心支払いサービス」でREX CARDを利用した際には、ポイント還元率が1.25%から1.50%に引き上がるほか、リボ払いの場合には、ポイント還元率が1.75%ポイントとなるため、より多くのポイントを貯められます。
さらに、クレジットカード到着後3カ月間の利用が5万円以上7万円未満の場合、1,000円の値引きとなり、7万円以上10万円未満の場合が2,000円分、10万円以上の場合が3,000円分の値引きとなり、それぞれカード請求時値引き枠としてプレゼントされます。
そんなREX CARD(レックスカード)は、海外・国内パッケージツアーが3%~5%お得となるジャックス・トラベルデスクがあり、旅行好きに嬉しいサービスとなっています。加えて、最高2,000万円の海外旅行保険(自動付帯)と、最高1,000万円の国内旅行保険(利用付帯)が付いていますので、お出かけの際に安心です。
《REX CARD(レックスカード)の国内旅行保険》
死亡後遺障害 |
1,000万円 |
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入院保険金日額 |
5,000円 |
通院保険金日額 |
3,000円 |
手術保険金 |
20万円 |
年会費永年無料なのにポイント2.5倍で還元率なんと国内最高水準の1.25%!毎日のお買い物や公共料金のお支払い、旅行先でのご利用など、いつでもどこでもポイント高還元。ネットショッピングなら最高レベルの還元率1.75%以上!さらに、海外旅行保険が最大2,000万円自動付帯で保険も充実。
セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カードは、25歳まで年会費無料で、26歳以降は年会費3,240円(税込)必要ですが、初年度年会費は無料です。
若年層に充実したサービスを提供しているクレジットカードで、24歳以下の人が海外でカード決済をし、、セゾンクラッセに登録すると、通常1,000円で1ポイント(1ポイント5円)の「セゾン 永久不滅ポイント」が、6ポイントと6倍になります。
ちなみに、セゾンクラッセとは、★1~★6のクラスによって特典が加算されるサービスで、セゾンカードでショッピングをしたり、ポイント交換をすることでクラスが上がり、高いクラスほど特典が充実するという内容です。★6が最も高いクラスとなっています。
「セゾン 永久不滅ポイント」は、海外利用時には2倍となるほか、ポイントモール「セゾンポイントモール」経由で買い物をすると、最大30倍貯まります。
貯まったポイントは300以上の商品アイテムに交換できるほか、JALマイレージ(200ポイント=500マイル)やANAマイレージ(200ポイント=600マイル)にも移行可能です。航空マイラーや旅行好きにも嬉しいサービスとなっています。
セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カードには、最高3,000万円の海外旅行保険(自動付帯)と、最高3,000万円の国内旅行保険(利用付帯)が付いているため、若年層にとって嬉しい補償内容となっています。
《セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カードの国内旅行保険》
死亡後遺障害 |
3,000万円 |
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入院保険金日額 |
5,000円 |
通院保険金日額 |
3,000円 |
年会費初年度無料!さらに26歳まで年会費無料!ポイントはJAL・ANAマイルに無料で交換可能なので普段使いでマイルがたまる。アメックスのステータスを身近に感じれる1枚!学生から主婦まで、普段使いから海外利用まで使える万能カードです。
リクルートカードは、年会費永年無料のクレジットカードですので、持っているだけでは費用がかかりません。
100円の利用ごとに1.2ポイント(1ポイント1円として利用可)貯まる高還元率のカードで、電子マネーのチャージでも100円につき1.2ポイント、じゃらんやポンパレモール、HOTPEPPER Beautyなど、リクルートが運営しているサービスを利用すると、最大4.2%のポイントが貯まります。そのため、使えば使う程お得となります。
特に、じゃらんは、宿・ホテル予約サービスが充実しているため、旅行の際に大いに活用できるでしょう。
また、リクルートポイントは、Pontaポイントに移行できますので、全国各地にあるPonta提携店舗や、オンラインサービスで活用可能です。
リクルートカードは、最高2,000万円の海外旅行保険が(利用付帯)や、最高1,000万円の国内保険(利用付帯)が付いており、年会費無料のカードの中でも充実したサービス内容となっています。
《リクルートカードの国内旅行保険》
死亡後遺障害 |
1,000万円 |
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年会費無料なのに驚きの高還元率1.2%でとにかくポイントが貯まる!モバイルsuicaでチャージしても1.2%も付く。使い方次第で最大4.2%ポイント還元!貯まったポイントはPontaポイントやマイルに交換も可能
ここまで、国内旅行保険付帯の年会費無料カードを紹介して来ましたが、いずれも国内旅行保険は利用付帯でした。ここからは、国内旅行保険が自動付帯のカードを紹介いたします。自動付帯や利用付帯が何かということは後述しますので、まずはおすすめカード情報から先に見ていきましょう。
JCBゴールドは、年会費10,800円(税込)ですが、初年度の年会費は無料です。ただし、ゴールドカードとしては、それほど年会費が高い部類ではないため、憧れのゴールドカードをお手頃な年会費で保有することができます。
先述のJCB一般カードと同様に、1,000円の利用につき1ポイント(1ポイント5円)貯まるOki Dokiが、優待店や海外で2倍、Oki Dokiランドの利用で最大20倍となり、お得にポイントが貯められます。また、1年間の利用額が100万円以上となると、翌年のポイントが50%アップするなど、しっかりポイントが貯められます。
貯まったポイントは、キャッシュバックや支払いへの充当、商品アイテムやマイルなどに交換が可能ですので、ぜひポイントを有効活用しましょう。
旅行好きに嬉しいサービスとして、JCBゴールドは、空港ラウンジサービスが無料となっており、国内の主要空港と、ハワイのダニエル・K・イノウエ国際空港内でくつろぐことが可能です。フライト前にゆっくりとした時間を過ごすことができます。また、ホテル内のレストラン20%割引など、旅行に特化した嬉しいサービスが受けられます。
そんなJCBゴールドは、最高1億円の海外旅行保険(自動付帯:5,000万円、家族特約1,000万円)と、最高5,000万円の国内旅行保険(自動付帯:5,000万円)が付帯していますので、とても大きな金額の補償を得られます。
《JCBゴールドの国内旅行保険》
死亡後遺障害 |
5,000万円(自動付帯:5,000万円) |
---|---|
入院保険金日額 |
5,000円(自動付帯:5,000円) |
通院保険金日額 |
2,000円(自動付帯:2,000円) |
手術保険金 |
20万円(自動付帯:20万円) |
日本が誇るJCBのゴールドカード!空港無料ラウンジサービスやゴールド会員専用デスクなどのグルメ優待サービス、ゴルフサービスなど上質なサービスが年会費初年度無料で体験できる!貯めたポイントはANA・JALマイル両方に交換可能で便利!一定条件をクリアすると上級サービス「JCBゴールド ザ・プレミア」に招待されます
JAL CLUB-A カードは、年会費10,800円(税込)のクレジットカードで、JALユーザーにおすすめの1枚です。
カード利用200円で1マイル貯まるポイントプログラムに加えて、入会後初めての搭乗時1回のみもらえる入会搭乗ボーナス(5,000マイル)や、毎年初回搭乗ボーナス(2,000マイル)、搭乗のたびに区間マイルの25%プラスされるなど、お得なボーナスマイル特典があります。
また、JMB WAONカードを2枚セット登録すれば、JALカードからWAONチャージ可能な「JMB WAON クレジットチャージ」の利用が可能となります。チャージ金額は最大100円=1マイルとなっており、WAONで支払った場合には200円=1マイルがもらえます。その上、クレジットチャージとWAONの利用でマイルの二重取りが可能となり、最大最大200円=3マイルとなり、よりお得にマイルを貯められます。
旅行保険は、最高5,000万円の海外旅行保険(自動付帯)と最高5,000万円の国内旅行保険(自動付帯)が付帯し、旅先でのアクシデントにしっかり備えてくれます。
《JAL CLUB-A カードの国内旅行保険》
死亡後遺障害 |
5,000万円(自動付帯:5,000万円) |
---|---|
入院保険金日額 |
10,000円(自動付帯:10,000円) |
通院保険金日額 |
2,000円(自動付帯:2,000円) |
手術保険金 |
40万円(自動付帯:40万円) |
カード利用200円で1マイル、全国に約52,000あるJALカード特約店での利用では100円で1マイル付与!エコノミークラスでもビジネスクラス専用カウンターが利用できてチェックインがスムーズ!
楽天プレミアムカードは、年会費10,800円(税込)のクレジットカードで、通常100円の利用で1ポイント(1ポイント1円)貯まる楽天スーパーポイントが、楽天グループでの利用の場合はポイントが5倍となります。さらに、誕生日月に楽天市場や楽天ブックスを利用した場合には、1%分のポイントが加算されるため、よりお得にポイントが貯められます。
貯まった楽天スーパーポイントは、ショッピングや旅行のほか、ライフサービス、エンタメサービスなど、各種楽天サービスで1ポイント1円として利用できるため、日常生活がとてもお得になるでしょう。
楽天プレミアムカードの付帯サービスとして「プライオリティ・パス」が無料で利用可能です。
世界中の500以上の都市かつ140以上の地域で、1,200ヵ所以上のVIP空港ラウンジの無料利用が可能です。VIP空港ラウンジに憧れる人も多いため、楽天プレミアムカードを保有して、空港での上質な時間を過ごしましょう。
また、楽天トラベル(オンラインカード決済)や国内宿泊優待サービス、手荷物宅配サービスが受けれるトラベルコースが設けられているため、旅行が便利でお得となります。
そんな楽天プレミアムカードは、最高5,000万円の海外旅行保険(自動付帯:4,000万円)や、最高5,000万円の国内旅行保険(自動付帯)が付いていますので、安心の旅となるでしょう。
《楽天プレミアムカードの国内旅行保険》
死亡後遺障害 |
5,000万円 |
---|---|
入院保険金日額 |
5,000円 |
通院保険金日額 |
3,000円 |
楽天でのショッピングポイント高還元の魅力だけでない!海外旅行や出張が多い人に嬉しい海外600ヵ所以上の空港ラウンジが無料で利用できる「プライオリティ・パス」が10,000円の年会費で付いてくる!
国内旅行保険が利用付帯であったとしても、補償内容が手厚いクレジットカードは、人気のカードとなります。ここでは、そんなクレジットカードをいくつかピックアップしてみましょう。
三井住友VISAクラシックカードAは、年会費1,620円(税込)ですが、初年度年会費は無料です。また、毎月の支払額を自由に設定可能な「マイ・ペイすリボ」に登録し、年1回以上のカード利用があれば、年会費無料となります。
また、WEB明細書サービス利用に加えて、1年間に6回以上請求があれば、年会費が540円割引となったり、年間利用額が100万円~300万円未満で年会費半額、年間300万円以上の利用で翌年度無料となるなど、段階的に年会費を下げたり無料にすることができます。
ポイントは1,000円の利用ごとに1ポイント(1ポイント5円)貯まり、セブンイレブンやファミリーマート、ローソン、マクドナルドでポイント5倍となります。また、ポイントUPモール経由で2倍から20倍貯まります。
貯まったポイントは景品などに交換可能ですので、たっぷり貯めてお得にアイテムをゲットしましょう。
三井住友VISAクラシックカードAは、iD搭載のICカードを選ぶことができます。クレジットカードの裏面に、本人の顔写真が入りますので、安全性が向上します。チャージが要らない電子マネー「iD」一体型ですので、店頭の端末にクレジットカードをかざすだけで、スムーズなショッピングを楽しめます。旅行先でも現金をたくさん持ち歩く必要がないため、便利かつ安全に利用可能です。
旅行保険は、最高2,000万円(自動付帯:300万円)の海外旅行保険や、最高2,000万円(自動付帯:300万円)の国内旅行保険が付いており、充実した補償内容となっています。
《三井住友VISAクラシックカードAの国内旅行保険》
死亡後遺障害 |
2,000万円(自動付帯:300万円) |
---|
JAL アメリカン・エキスプレス・カードは、年会費6,480円(税込)のクレジットカードで、クレジットカード利用200円ごとに1マイル貯まります。また、年会費3,240円(税込)の「JALカードショッピングマイル・プレミアム」に入会すれば、100円の利用ごとに=1マイル貯まるため、より多くのマイルを貯められます。
また、ボーナスマイルとして、入会から初回搭乗時に1,000マイル、毎年初回搭乗時に1,000マイル、搭乗ボーナスとして区間マイルの10%が加算されますので、JALマイルを貯めている人にお得です。
JAL アメリカン・エキスプレス・カードは、中国を主体として全世界に発行している銀聯(ぎんれん)カードを、本会員や家族会員に発行できます。銀聯(ぎんれん)カードは旅行や出張に便利なカードで、利用代金はJALカードの利用分と合算請求されます。年会費無料ですが、発行手数料が1,080円(家族会員は324円でいずれも税込)必要ですので気を付けましょう。
そんなJAL アメリカン・エキスプレス・カードは、空港ラウンジサービスが無料で利用可能です。国内主要空港とハワイのホノルル国際空港で利用できますので、くつろぎの旅を楽しめます。
ほかにも機内販売が10%割引となる機内販売商品優待サービスや、飛行機の予約や空席確認が可能な会員専用国内線予約デスク、ホテルを優待価格で利用できるホテル宿泊優待サービスなど、国内旅行に特化したサービスが盛りだくさんとなっています。
《国内旅行に関する付帯サービス》
サービス名 |
サービス内容 |
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機内販売商品優待サービス |
JAL・JTA機内販売、JAL SHOP機内販売オンラインストアが10%割引 |
会員専用国内線予約デスク |
フリーダイヤル(JALカード会員専用)にて、予約や空席状況の確認が可能 |
レンタカーサービス |
ハーツレンタカーを優待価格 |
ホテルニッコー&JALシティ優待サービス |
「J-SMART」料金で1泊200~2,000マイル貯まる。アーリーチェックインもレイトチェックアウトも可能。ホテル指定施設が5%割引 |
ホテル宿泊優待サービス |
特約店の出区白紙節を優待価格で利用可能 |
スーペリア・エキスペリエンス |
国内外の一流ホテルやエアライン、ダイニングなどの優待サービス |
旅行傷害保険は、最高3,000万円(自動付帯:1,000万円)の海外旅行保険と、最高3,000万円(自動付帯:1,000万円)の国内旅行保険が付帯していますので、イザという時の強い味方となるでしょう。
《JAL アメリカン・エキスプレス・カードの旅行保険》
死亡後遺障害 |
5,000万円(自動付帯:5,000万円) |
---|---|
入院保険金日額 |
10,000円(自動付帯:10,000円) |
通院保険金日額 |
3,000円(自動付帯:3,000円) |
手術保険金 |
40万円(自動付帯:40万円) |
200円=1マイルでショッピングやフライトでマイルが貯まる!JALカード特約店利用でマイルが2倍!さらに、通常のフライとマイルに加えて、入会搭乗ボーナス・毎年初回搭乗ボーナス・ご搭乗ごとのボーナスの3つのJAL限定ボーナスマイルプレゼント!
ANAダイナースは、年会費29,160円(税込)で、100円の利用ごとに1ポイント(1ポイント0.3円)のダイナースクラブリワードポイントが貯まり、1ポイントで1マイル相当として利用可能です。
ANAマイルがしっかり貯まるサービスとなっており、入会時に2000マイル、カード継続時に2000マイル貯まるほか、搭乗ごとに区間マイル+25%のボーナスマイルが貰えます。Edyチャージが200円ごとに1マイル、Edyでの支払いで200円ごとに1マイルとダブルで貯まるため、ANAユーザーには嬉しい内容となっています。
貯まったポイントやマイルには有効期限がないため、ポイントやマイルの失効を気にする必要がありません。
旅行に特化したサービスとしては、上記マイルの蓄積のほかに、東海・山陽新幹線をネット予約可能なエクスプレス予約サービスの利用が可能です(年会費1,080円)。
旅行保険は最高10,000万円(自動付帯:5,000万円)の海外旅行保険や、最高10,000万円(自動付帯:5,000万円)の国内旅行保険が付帯しており、ハイスペックな補償内容となっています。
《ANAダイナースの国内旅行保険》
死亡後遺障害 |
10,000万円(自動付帯:5,000万円) |
---|
ここまで紹介した内容が一目瞭然となるように、以下の表にてまとめます。ぜひ比較検討に役立ててください。
《国内旅行保険補償一覧》
クレジットカード名 |
年会費 |
旅行保険 |
---|---|---|
JCB一般カード |
1,375円(税込)、オンライン入会によって初年度年会費が無料、Web明細の「MyJチェック」登録で年間合計50万円以上の利用で翌年年会費も無料 |
最高3,000万円の海外旅行保険(利用付帯)、最高3,000万円の国内旅行保険(利用付帯) |
イオンSuicaカード |
無料 |
海外旅行保険が最高500万円(自動付帯)、国内旅行保険が最高1,000万円(利用付帯) |
横浜 インビテーションカード |
無料 |
最高2,000万円の海外旅行保険(自動付帯2,000万円、最高1,000万円の国内旅行保険(利用付帯) |
REX CARD(レックスカード) |
無料 |
最高2,000万円の海外旅行保険(自動付帯)、最高1,000万円の国内旅行保険(利用付帯) |
セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カード |
25歳まで無料、26歳以降は年会費3,240円(税込)必要(初年度年会費は無料) |
最高3,000万円の海外旅行保険(自動付帯)、最高3,000万円の国内旅行保険(利用付帯) |
リクルートカード |
無料 |
最高2,000万円の海外旅行保険が(利用付帯)、最高1,000万円の国内保険(利用付帯) |
JCBゴールド |
10,800円(税込) |
最高1億円の海外旅行保険(自動付帯:5,000万円、家族特約1,000万円)、最高5,000万円の国内旅行保険(自動付帯:5,000万円) |
JAL CLUB-A カード |
10,800円(税込) |
最高5,000万円の海外旅行保険(自動付帯)、最高5,000万円の国内旅行保険(自動付帯) |
楽天プレミアムカード |
10,800円(税込) |
最高5,000万円の海外旅行保険(自動付帯:4,000万円)、最高5,000万円の国内旅行保険(自動付帯) |
三井住友VISAクラシックカードA |
1,620円(税込) |
最高2,000万円(自動付帯:300万円)の海外旅行保険、最高2,000万円(自動付帯:300万円) |
JAL アメリカン・エキスプレス・カード |
6,480円(税込) |
最高3,000万円(自動付帯:1,000万円)の海外旅行保険、最高3,000万円(自動付帯:1,000万円) |
ANAダイナース |
29,160円(税込) |
最高10,000万円(自動付帯:5,000万円)の海外旅行保険、最高10,000万円(自動付帯:5,000万円) |
クレジットカードに付帯する国内旅行保険を利用するためには、どのようなことを知っておく必要があるのでしょうか?ここでは国内旅行保険の利用のために覚えておきたいことを解説します。
クレジットカードの旅行保険には、自動付帯と利用付帯の2種類があります。自動付帯とは何の手続きをしなくても、クレジットカードを保有しているだけで補償対象となるケースです。ただクレジットカードを持ってるだけで良いため、ユーザーは何も気にせずに旅行に出かけると良いでしょう。
一方、利用付帯とは、旅行代金や公共交通機関の利用金額を、該当のクレジットカードで支払うことが前提となっています。クレジットカードの旅行保険適用条件となっているため、保有しているだけでは保険適用となりません。
そのため、お手持ちのクレジットカードの旅行保険が、自動付帯なのか利用付帯なのかは、事前に確認しておく必要があります。
ちなみに、クレジットカードに付帯する国内旅行保険の大半は利用付帯となっていますので、自動付帯を希望する場合には、上記で紹介したカードを検討しましょう。
国内旅行保険の保証対象となるアクシデントとしては、公共交通乗用具搭乗中の傷害事故や、宿泊施設内における火災・破裂・爆発による傷害事故、宿泊を伴う募集型企画旅行参加中の事故などが挙げられます。公共交通乗用具搭乗中の傷害事故に関しては、改札に入ってから出るまでの間の傷害事故となっていることが多いため、知っておくと良いでしょう。
クレジットカードに付帯する国内旅行保険は、自家用車での国内旅行は適用外となります。 国内旅行保険の適用には、さまざまな条件がありますが、具体的には「公共交通手段で移動中に限る」となっており、その対象は電車や飛行機、バス、フェリーなどが対象となります。
逆にいうと、自家用車での移動やレンタカーでの移動、徒歩などのアクシデントは適用外となります。保険内容や補償内容はクレジットカードごとに異なりますので、お手持ちのカードの規約を確認しておきましょう。
先述の通り、国内旅行保険は、宿泊施設内における火災・破裂・爆発による傷害事故、宿泊を伴う募集型企画旅行参加中の事故とあり、宿泊施設での事故も補償の対象となります。ただし、利用付帯の場合には、宿泊料金をカード払いしていることが条件となるケースが多いため、お手持ちのカード規約を確認の上で、カード払いで宿泊しましょう。
家族カードを発行している場合には、本会員だけでなく、家族会員も旅行保険の補償対象となります。そのため、家族会員に万が一のことがあったとしても、しっかりと補償が得られるでしょう。
基本的に家族カードは、本人会員が受けられるサービスと同等の内容を享受できるものが多いため、本会員と同様に上手に活用すると良いでしょう。
家族カードがあれば、家族会員も国内旅行保険の適用となりますが、18歳以下の家族の場合はほとんど適用が不可となります。なぜなら、クレジットカードを発行できるのは、18歳以上のケースが原則となるため、家族カード自体を持てないからです。
海外旅行保険の場合には、家族特約が付いて、補償対象となることもありますが、国内旅行保険の場合には家族特約もほぼ付いていませんので、あらかじめ想定しておきましょう。
クレジットカードには旅行保険が付帯するカードがあり、自動付帯の場合と利用付帯の場合があります。いずれにせよカードごとに補償の充実度合いが異なりますので、サービス内容とのバランスを考慮しながら、あなたに合ったカードを選びましょう。
年会費が高いクレジットカードほど、旅行保険が充実していますが、年会費無料のカードの中にも、国内旅行保険が付帯しているものもあります。今回紹介したおすすめの中から比較検討すると良いでしょう。