クレジットカードはもう怖くない!よくある怖い話と対策を初心者向けに解説します

  • 作成
  • 更新

「クレジットカードのせいで人生を台無しにしてしまった・・・」

もしかしたらあなたもこんな恐ろしい話を聞いたことがあるかもしれません。でも少し立ち止まって考えてみてください。本当にクレジットカードで人生を終わらせた人に会ったことがありますか?仮に会ったとしたら、それは本当にクレジットカードを持ったことが原因なのでしょうか。

確かにクレジットカードは使い方を誤ると借金を抱えたり不正利用をされたりしてしまうので、カードを使う際には十分注意する必要があります。でもちゃんと対策をすればクレジットカードは現金よりも安全なんです。今回はクレジットカードをまだ使ったことがないという人でも、安心できるクレジットカードの対策法を解説します。

クレジットカードは怖い!?

クレジットカードが怖いと思っているのは、あなただけではありません。クレジットカードがかなり普及してきているとはいえ、多くの人は「クレジットカードは怖い」という潜在心理があります。例えばコンビニなどで小さな買い物をした時「これくらいなら現金でいいか」という人がよくいます。これは「不正利用される可能性のあるクレジットカードを、あえて小額の買い物に使うことによってリスクを背負いたくない」という気持ちがあるからでしょう。

このように多くの人は漠然とクレジットカードについて「恐怖」を感じています。しかしクレジットカードを怖いと思っている人は大抵の場合、クレジットカードに対しての理解が不足しています。クレジットカードの仕組みについて理解し、ちゃんと管理をすれば使いすぎてしまうことはありません。またクレジットカードの保険についての理解を深め、安全対策をすれば不正利用されることはありませんし、仮に被害にあったとしても保険があなたを守ってくれます。

クレジットカードのよく聞く怖い話

クレジットカードが怖いと感じる人は、次のようなクレジットカードにまつわる怖い話を聞いたことがあるからかもしれません。

  • クレジットカードの支払いを忘れブラックリストに載る
  • 裏面にサインをせず盗まれて不正利用される
  • リボ払いの仕組みを知らずに借金が増える
  • スキミングをされ不正利用される
  • お金への意識が薄くなり買いすぎる

これらは確かにありえることですが、その全てには対処策があります。それぞれの具体的な例と対処策について詳しく解説していきますね。

クレジットカードの支払いを忘れブラックリストに載る

あなたがクレジットカードを利用した時、カードの支払い記録などは全ての金融関係の人が自由に閲覧することができる「信用情報機関」というところに登録されてしまいます。それでもしカードの支払日に指定された銀行口座にお金が入っていなければ「支払い遅延」となりその記録は5年間残ってしまいます。

そしてカードの支払いが60日以上遅延してしまうと、いわゆる「ブラックリスト入り」してしまい、あなたは社会的な信用を失ってしまうということになります。この状態になってしまうとクレジットカードの新規加入やグレードアップはもちろん、家や車のローンなども組めなくなってしまいます。

クレジットカードの締め日と支払日を必ず把握する

クレジットカードの支払い遅延を避けるためには、クレジットカードの締め日と支払日をきちんと把握しておく必要があります

締め日とは「クレジットカード1ヶ月分の利用期間を締める日」で、あなたがカード会社にいくら支払うかが決まる日付です。支払日とは「あなたの登録されている銀行口座からカード会社に支払う日」で、その日に締め日で算定した金額が口座から支払われます。

例として締め日が次のような場合、実際いつカード会社にお金を払うかを確認しましょう。

  • 締め日:毎月15日
  • 支払日:翌月10日

クレジットカード12月16日〜1月15日利用分

⇩(1月分として請求)

2月10日指定金融口座から引き落とし

(金融機関が日曜日祝日休みなら2月12日引き落とし)

クレジットカード1月16日〜2月15日利用分

⇩(2月分として請求)

3月10日指定金融口座から引き落とし

(金融機関が日曜日休みなら3月11日引き落とし)

「クレジットカードは先月買い物した分を支払う」となんとなく思っている人もいますが、このように買い物した日から実際に支払う日付まで30日〜60日くらい間隔があります。

クレジットカードの締め日はどのクレジットカード会社も公式ホームページに「今月の支払い予定額」というものが掲載されています。あなたが持っているカードの支払日が近づいたら、銀行口座に支払い予定の額が足りているかを確認しておきましょう。

裏面にサインをせず盗まれる

クレジットカードを紛失・盗難された時、もしあなたが裏面にサインをしていないなら、紛失・盗難保険が効かなくなり、被害額は全額あなたが負担しなければならなくなる可能性があります。

クレジットカードの著名はカードの不正利用を防止するためのものなので、それを怠ってしまうと「あなたのミス」と判断されてしまい保険の効力がなくなってしまうということですね。この点について日本クレジット協会も次のように警告しています。

クレジットカードがクレジット会社から送られてきたら、まず、裏面の署名欄に自分のサインをしてください。(省略)裏面にサインがないカードを落としてしまうと、拾った人がサインして使ってしまう危険性があります。サインのないカードが使われてしまった場合、カード会員本人が支払わなければならないこともあります。

引用元:一般社団法人日本クレジット協会「カード裏面のサインについて」より

クレジットカードを手に入れたらすぐにサインをする

それでクレジットカードを入手したら、忘れずにすぐサインをしてください。逆に言えば、クレジットカードにサインをするだけで全てのクレジットカードについている「紛失・盗難」保険が有効になり、全額補償となるということです。現金の場合は落としたり盗まれたりしたら被害額が戻ってくることはありませんが、クレジットカードはこのように保険がついていますので現金よりも安全と言えるでしょう。

リボ払いの仕組みを知らずに借金が増える

クレジットカードを申し込む時、リボ払いの仕組みも知らないままキャンペーンにつられて申し込んでしまい、気づかないうちに借金がどんどんと増えてしまうというパターンもあります。リボ払いとは、月々の支払額を自分で決めて返済することができる支払い方式で、毎月の支払い額を一定額に抑えることができる便利なシステムです。

しかしリボ払いをしている間は手数料がかかるということを忘れてはなりません。リボ払いは仕組みが少し複雑なので、毎月の支払い額が減るような気がしますが、実は年利16〜18%と高額な手数料がかかっているんです。このように知らないうちに高額の手数料をカード会社に払い続けているので、いつしか借金が雪だるまのように増えてしまう危険性があります。

リボ払いの仕組みを知る

もしあなたがカードの支払いをリボ払いにしたいと思っているなら、まず「クレジットカードのリボ払いの仕組みを解説!注意点もあわせて紹介します」を読んで、リボ払いの仕組みを完全に理解しておきましょう。そしてリボ払いをすることによって、「総額いくらぐらいの手数料がかかるか」を把握しておくことも大切です。カード会社のホームページには総額どれくらいの額の手数料が取られるかがシミュレートしてくれるものもありますので活用してください。

リボ払いはできるだけ使わない

リボ払いの仕組みを理解すれば、自然と「リボ払いはできるだけ使わない」という結論に導かれるでしょう。リボ払いはあなたが手数料をたくさん支払って、カード会社が利益を得る仕組みになっているからです。しかしもちろん状況によってはリボ払いの方が便利という場合もあります。その場合はできるだけ早く返済をすませるように心がけてください。リボ払いは返済が長引けば長引くほど手数料を多く払い続けることになるからです。

スキミングをされ不正利用される

クレジットカードの怖いのは、カード自体は手元にあるのにカードの情報だけ盗まれる「スキミング」をされることです。犯罪者は「スキマー」と呼ばれる装置を使って、クレジットカードに触れることなく情報を読み取ることができます。あるいは海外で治安が悪い場所などでは、店員がスキミングしてくることもあり得ます。

適切な対応をすると被害額は支払わなくて済む

スキミングは紛失・盗難保険の対象となりますので、以下のように適切な対応をすれば被害がどれほどの額に上ったとしても、あなたは被害額を支払う必要はありません。

【紛失・盗難保険を有効にするために】

  • カードの裏面にサインをする
  • 暗証番号を生年月日など予測されやすい数字を使わない
  • 毎月の請求額をきちんと確認し、身に覚えのない請求があったらすぐにカード会社に連絡する

上記のことをしていないと、保険が効かなくなってしまう可能性がありますので注意が必要です。紛失・盗難保険はカード会社にもよりますが、基本的には被害を受けてからさかのぼって60日〜90日まで補償が効きます。それで毎月請求額を確認しておき、被害にあったときにすぐにカード会社に連絡すれば保険が適用されます。

紛失・盗難保険はほとんど全てのクレジットカードに付帯していますが、もしついていないとしたらとんでもない額の被害に遭う可能性があります。それであなたが今持っているクレジットカードや、これから入手する予定のクレジットカードにちゃんと保険がついているかどうかを念のため確認しておいてください。もし紛失・盗難保険がついていないならそのカードは使用するのにリスクが高すぎますので、解約しておいたほうがいいでしょう。

お金への意識が薄くなり買いすぎる

「クレジットカードは現金のようにお金を使ったという感覚がないのでついつい物を買いすぎてしまう」という人もいます。現金は手元にお金がなければそれ以上買い物をすることができませんが、クレジットカードは利用限度額まで際限なく買い物ができますので、気づかないうちに借金が増えてしまうかもしれません。ふと立ち寄った場所でもクレジットカードがあればなんでも買えてしまうため、クレジットカードを持つようになってから出費が増えてしまったという人もいます。

適切に利用すれば節約につながる

しかしクレジットカードは買い物に応じてポイントが貯まりますので適切に利用すれば、現金払いよりも節約につながります。クレジットカードはクレジットカード加盟店であるお店から手数料を徴収し、その一部をポイントとしてあなたに還元するという仕組みになっています。

それでお金への意識が薄くなってしまうのを避けるために「カード払いをしているということは借金をしている」という感覚を忘れないようにしましょう。現金払いをしていた時と同じ額だけ使えば、確実に節約になりますので、きちん自分の持っているお金を把握し、管理しておくことが大切です。

それでもクレジットカードが怖い場合は

これまで考えましたように、クレジットカードはきちんと管理をしていれば犯罪に巻き込まれたり使いすぎで借金が増えたりすることはありません。しかしそれでも100%安全というわけではありませんので、どうしてもまだ怖いという人は次の3つの方法を試してみてください。

  • デビットカードを利用する
  • 利用限度額をあえて少なくする
  • スキミング防止グッズを活用する

それぞれの方法について詳しく解説していきますね。

デビットカードを利用する

クレジットカードの使いすぎが心配な人は、デビットカードを利用するという手があります。クレジットカードはカード会社が一時的にあなたの使ったお金を建て替えているのに対し、デビットカードは買い物をしたらあなたの銀行口座から直接引き落としています。

もし口座にお金が1円でも足りなければその時点で買い物をすることができなくなりますので、デビットカードを使ったことよって借金をするということは物理的に起こり得ないこと、ということになります。デビットカードはクレジットカードと比べて特典が少ないのがデメリットですが、最近ではポイント還元率1%の楽天銀行デビットカードなど、クレジットカード顔負けのカードもあります。

利用限度額をあえて少なくする

クレジットカードは利用限度額が設定されていて、カード会社から信頼されると利用限度額が多くなりますが、カードの使いすぎが心配な方は、逆に利用限度額を最低まで下げることをおすすめします。利用限度額はカード会社によっても違いますが、大抵は10万円まで下げることができます。

10万円なら借金としてもそれほど大きな額ではないので安心ですよね。仮にスキミングされてしまい、裏面にサインをしていなかったので保険がおりなかったとしても、被害額が少ないのでショックも抑えられます。

スキミング防止グッズを活用する

スキミングが怖いかたは、スキミング防止グッズの購入を検討してみてください。スキミング防止グッズにはカードに直接貼るタイプや、ケースの中に入れておくタイプなど様々なものがあります。スキミング防止グッズがあれば、スキマーを使っても情報が読み取られることがありませんので、治安の悪い海外に行っても安心です。ネットショッピングなどでは500円程度から売っていますので、心配な方は是非活用してみてください。

▼クレジットカードのメリット

クレジットカードは上手に管理しないと怖いところがあるのは事実ですが、それ以上にメリットがたくさんあります。

  • 毎回の買い物でポイントが貯まる
  • 面倒な小銭のやりとりをしないで済む
  • 高額な現金を持ち歩かなくて済むので安全
  • ネットショッピング、ホテル、航空券の予約が便利
  • カードによってはショッピング保険や旅行保険などが無料で付帯する

これらは全て現金ではできないことです。クレジットカードをちゃんと管理するだけで、これだけのメリットがあるんです。

まとめ

今回はクレジットカードの怖さの理由とその対処法について解説しました。

クレジットカードは盗まれたりスキミングされたりする危険性があります。またついつい高額な買い物をして借金が増えてしまうという可能性もあります。これらは全て、クレジットカードをきちんと管理することで防ぐことができます。

日本はもちろん世界中では、買い物がクレジットカード中心となってきているので、クレジットカードがあれば、これからもますます便利になっていくでしょう。あなたはこの記事を読んでクレジットカードに対する正しい理解を得ることができましたので、あとはきちんとクレジットカードを管理して、クレジットカードを最大限に活用していきましょう。

ライター紹介 横山かおり

クレジットカードのマイル収集のために、すべての支払いをクレジットカードに依存するクレカマニア。作成したクレジットカードは数知れずマイルで旅行した国も数知れず。

関連記事一覧
よく読まれる記事
新着
ページの先頭に戻る