クレジットカードの為替レートの仕組みをわかりやすく解説!お得に海外旅行をしたい人必見

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海外でクレジットカード払いにすると、為替レートがかかりますがそれでも日本円から現地のお金に変える手数料よりもお得です。クレジットカードの為替レートはそれほど高くありませんし、ショッピングすればポイントで還元されるからです。しかしクレジットカードの種類や国際ブランドの種類によって為替レートやポイント還元率が変わってきますので、どのクレジットカードもお得なわけではありません。特にクレジットカードの為替レートは少し複雑なので、実際どれくらい取られているかがすぐにわからないようになっています。そこで今回はクレジットカードの為替レートの仕組みをわかりやすく解説し、最も為替レートが安くなるお得なクレジットカードを紹介します。

海外でお得な支払い方法はクレジットカード払い

海外で最もお得な支払い方法はクレジットカード払いです。なぜならクレジットカード払いにした時には上乗せレートとして手数料が取られますが、それでも空港や銀行で日本円から現地のお金に両替するときの手数料と比べると半額近く安くなるからです。

クレジットカードの為替レートと現金の外貨両替レート

為替レートとは外国のお金と日本のお金を両替した時の交換比率です。一般的に公開されている為替レートはインターバンク市場と呼ばれていますが、クレジットカードも現金の外貨両替もそれぞれンターバンク市場から上乗せした独自の為替レートを使い、その分を利益としてもらっています。

クレジットカードの為替レートの仕組み

クレジットカードの為替レートは、一般的に公開されている為替レート(インターバンク市場)から次の2つの会社がレートを上乗せしています。

  • 国際ブランド(VISA、JCB、Mastercard等)
  • クレジットカード会社(楽天カード、セディナカード、リクルートカード等)

これらの為替レートを合計すると、平均して2%前後になります。

現金の外貨両替レートの仕組み

現金の外貨両替レートは一般的に公開されている為替レート(インターバンク市場)から外貨両替所がレートの上乗せをしています。店によっては上乗せレートに加えて手数料がプラスされるところもあります。外貨両替所がレートは大抵見える位置に表示されていますが、表示されていない場合は店の人に聞くと教えてくれます。この外貨両替所に表示されているレートはインターバンク市場から上乗せレートされた後の額であるということを覚えておきましょう。

どれだけ上乗せされているかは教えてくれませんが、スマホなどで一般的に公開されている為替レート(インターバンク市場)の額を確認しその差額を引くことによって上乗せされた額を割り出すことができます。上乗せレートされる額は店によって違いますが、日本の銀行では3%、空港では10%近くが上乗せされていることがあります。

クレジットカードの海外での支払いの計算方法

それではクレジットカードの海外での支払いの計算方法を、「クレジットカード国際ブランドの為替レート」「クレジットカード会社の外貨取扱手数料」をそれぞれわかりやすく解説していきます。

クレジットカード国際ブランドの為替レート

クレジットカード国際ブランドの為替レートは、一般的に公開されている為替レート(インターバンク市場)と同様に常に動いていますので、どの国際ブランドがどれほど上乗せしているかも常に変動していることになります。しかし傾向としては為替レートが安い順番は次の通りになっています。

  • 1.Mastercard
  • 2.JCB
  • 3.VISA
  • 4.アメリカンエキスプレス(以下アメックス)
  • 5.ダイナースクラブ

この中でMastercardとVISAは順位の変動がありますが、その他の3社はほとんどありません。なおVISA、Mastercard、JCBの3社はレートを公開していますので、確認することもできます。

クレジットカードの外貨手数料は国際ブランドごとに指定の手数料が決まっていますが、カード会社によって違いがあります。

国際ブランド

海外事務手数料

VISA

1.60〜2.20%(カード会社による)

Mastercard

1.60〜2.20%(カード会社による)

JCB

1.60〜2.20%(カード会社による)

アメックス

2.00%

ダイナースクラブ

1.30%

このようにダイナースクラブが圧倒的に安いですが、非公開になっているダイナースクラブの為替レートがかなり高いので、総合的に見るとダイナースクラブの為替レートが5社の中で最も高くなります。なので「国際ブランドの為替レート」と合わせても順位は変わらず、次のようになります。

  • 1.Mastercard
  • 2.JCB
  • 3.VISA
  • 4.アメリカンエキスプレス(以下アメックス)
  • 5.ダイナースクラブ

なおVISA、Mastercard、JCBの3社はクレジットカードによって変わります。参考までにいくつかのクレジットカードの公開されている外貨取扱手数料を紹介します。

≪外貨取扱手数料一覧≫

カード会社

VISA

Mastercard

JCB

アメックス

ダイナースクラブ

三井住友カード

2.16%

2.16%

JCB

1.60%

アメックス

2.00%

三井住友トラストクラブ

2.00%

2.00%

1.30%

三菱UFJニコス

2.16%

2.16%

2.03%

2.00%

ビューカード

1.63%

1.63%

1.60%

ワイジェイカード

1.63%

1.63%

1.60%

楽天カード

1.63%

1.63%

1.60%

2.00%

SBIカード

1.63%

dカード

1.63%

1.63%

ライフカード

2.00%

2.00%

1.60%

オリコカード

1.63%

1.63%

1.60%

エポスカード

1.63%

ジャックスカード

1.63%

1.63%

1.60%

イオンカード

1.60%

1.60%

1.60%

セゾンカード

1.63%

1.63%

1.60%

2.00%

セディナカード

2.20%

2.20%

2.20%

エムアイカード

2.00%

2.00%

このように基本的にJCBは1.6%、VISA、Mastercardは1.63%と決まっていますが、カード会社によってはさらに上乗せしていることがありますので注意が必要です。

「支払い金額×為替レート+外貨取扱手数料」

以上の点を考慮すると、海外でクレジットカード払いでショッピングをしたときは次のように為替レートを計算することができます。

支払い金額×為替レート+外貨取扱手数料

例えば国際ブランドのJCBを例にとって考えてみましょう。2019年7/29の一般的に公開されている為替レート(インターバンク市場)は終値で1ドル108.77円となっています。しかしJCBが発表している為替レートは108.55円ですので、1ドルあたり0.22円の為替レートを上乗せしていることがわかります。これに加えて楽天カードのJCBは1.60%上乗せしますので、為替レートを1ドルあたり1.74円上乗せしていることになります。それで100ドルショッピングした場合、次のような計算になります。

【インターバンク市場】

100ドル×108.55=10,855円

【楽天カードJCBでのショッピング】

100ドル×108.77+174=11,051円

【差額】

10,855円-11,051円=-196円

このように100ドルのショッピングを楽天カードJCBによるクレジットカード払いにすると、上乗せレートとして196円払っていることになります。内訳するとJCBに22円、楽天カードに174円です。

海外のポイント還元率も考慮しよう

海外でのクレジットカード払いで忘れてはならないのは、それぞれのクレジットカード会社が定めているポイント還元率です。例えば楽天カードの場合国内のショッピングも海外のショッピングも共にポイント還元率は1.0%ですので、先ほどの2019年7/29付で100ドルのショッピングをした場合のポイントは、110ポイントもらえます。1ポイントは1円相当ですので、実質為替レートは174円-110ポイント=64円ということになります。

クレジットカードによっては海外のポイント還元率を国内のポイント還元率より高く設定している場合がありますが、その逆はありません。なぜなら海外でクレジットカードを使ってもらった方がクレジットカード会社としては利益が大きいからです。それではここで海外でのショッピングのポイント還元率が高いクレジットカードをいくつか紹介します。

 カード名/カード会社

年会費

外貨取扱手数料

海外ポイント還元率

エムアイカードゴールド

5,400円(税込)

2.00%

1.5%

Orico Card THE WORLD

9,800円(税込)

1.60〜1.63%

2.00%

Orico Card THE POINT

無料

1.60〜1.63%

1.00%

リクルートカード

無料

2.00%

1.20%

セディナカードJiyu!da!

無料

2.20%

1.50%

アメックスカード

カードの種類による

2.00%

1.00%

楽天カード

カードの種類による

1.60〜1.63%

アメックスは2.00%

1.00%

JCBカード

カードの種類による

1.60%

1.00%

残念ながら海外ポイント還元率が1%を超えるものについては、ほとんどの場合外貨取扱手数料も2%を超えてしまいます。それで「外貨手数料が1.6%でなおかつポイント還元率も高いクレジットカード」が最もお得なカードであるといえます。そんな中で他の要素も考慮に入れた、海外に持っていくのにおすすめのクレジットカードを紹介します。

海外に持っていくのにおすすめのクレジットカード

海外に持っていくのにおすすめのクレジットカードとして考慮する要素は次のようなものがあります。

  • 年会費
  • 外貨取扱手数料
  • 海外ポイント還元率
  • 海外旅行保険
  • 空港ラウンジ等その他の海外特典

これらを考慮した中で最もおすすめのカードは次の3枚です。

  • Orico Card THE WORLD(年会費有料)
  • 楽天カード(年会費無料/有料もある)
  • JCBカードW(年会費無料)

それぞれのクレジットカードがなぜ海外に持っていくとお得であるかについて詳しく説明していきますね。

Orico Card THE WORLD

Orico Card THE WORLDは今回検証したカードの中で最もお得なカードです外貨取扱手数料が1.60〜1.63%と最も安いのに、海外ポイント還元率が2.0%もありますので、海外でショッピングしても実質手数料はゼロ円です。年会費が9,800円かかるものの、カードのステータスとしては「ゴールドカード」に位置しますので、ステータス性としても申し分ないでしょう。海外の特典として注目したいのは次のような点です。

  • 海外ポイント還元率2.0%
  • 外貨取扱手数料1.60〜1.63%
  • 海外旅行保険最高5,000万円(障害死亡後遺症)
  • 空港ラウンジ無料利用
  • 手荷物無料宅配
  • 国内外航空機遅延保険

なんども強調していますが、外貨取扱手数料がこれだけ安いのに海外ポイント還元率2.0%というのは傑出した特典です。さらに国内外航空機遅延保険はプラチナカードレベルの特典です。このようにゴールドカードの得点を海外に凝縮したのがOrico Card THE WORLDといえるでしょう。海外によく旅行に行く人やショッピングをたくさんする人は、年会費分の元はすぐに回収できます。

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楽天カード

コスパの高いクレジットカードの代名詞でもある楽天カードは、海外での利用でもかなりお得といえます。なぜなら外貨取扱手数料が1.60〜1.63%ですが、ポイント還元率が1.0%あるからです。それで年会費が無料ですのでとりあえず年会費は払いたくないという人には特におすすめしたいカードです。楽天カードはさらに海外旅行保険最高2,000万円(障害死亡後遺症)が無料でついている、という面でもおすすめです。海外の特典として注目したいのは次のような点です。

  • 年会費永年無料
  • 海外ポイント還元率1.0%
  • 外貨取扱手数料1.60〜1.63%
  • 海外旅行保険最高2,000万円(障害死亡後遺症)

またもし年会費10,800円払って楽天プレミアムカードにすれば、次のような特典がつきます。

  • 海外旅行保険最高5,000万円(障害死亡後遺症)
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この中でも特に注目したいのが、プライオリティーパスでこれは世界1200箇所以上のラウンジを無料で使うことができるカードです。通常年会費429USドルかかるカードが、年会費たった10,800円で手に入れることができますのでこれだけでもお得であるといえるでしょう。

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JCB カードW

39歳以下限定でもてるJCB カードWは年会費が永年無料でありながら、ポイント還元率が高く、JCB一般カードと同等のステータスがあるカードです。JCB限定となりますので海外での外貨取扱手数料が1.60〜1.63%と最も安いですが、海外ポイント還元率は1.0%あります。ただしJCBは一部の国ではほとんど使えませんので、VISAかMastercardの国際ブランドがついているクレジットカードをもう1枚用意しておきましょう。海外の特典として注目したいのは次のような点です。

  • 年会費永年無料(39歳以下で入会していれば、40歳以降も無料)
  • 海外ポイント還元率1.0%
  • 外貨取扱手数料1.60%
  • 海外旅行保険最高2,000万円(障害死亡後遺症)
  • JCBプラザ利用

JCBプラザは日本人がよく行く国に一つは設置してある海外サポート用窓口で、クレジットカードのトラブルがあった時などでも、日本人が日本語でサポートしてくれます。海外で英語や現地語を話せない人にとっては本当に助かるサービスです。

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海外でクレジットカード払いをするときの注意点

クレジットカードは海外で本当に役に立ちますが、いくつか注意しておかなければいけないことがあります。海外に行ってから、あるいはショッピングをしてから気づいてももう遅いですので、海外に行く前に準備しておきましょう。

クレジットカードは2枚持っていく

海外でクレジットカードは必須ですので、2枚持っていくようにしましょう。もしクレジットカードを紛失してしまったり磁気不良などのトラブルを起こしたりしてしまった時、海外では新しいクレジットカードを発行することはできません。

※ただしJCBカードの場合渡航先にJCBプラザがあれば発行することができます。

2枚持っていくときは1枚のカードは必ずVISAMastercardを持っていくようにしましょう。JCBは海外で使える場所が少なく、ATMのキャッシングもできないところが多いからです。

日本円と現地通貨どちらで支払うかを選べる時は必ず現地通貨

店によってはクレジットカード払いにするとき、日本円と現地通貨どちらで支払うかを聞かれることがありますが必ず現地通貨を選んでください。日本人が日本のクレジットカードを使うので、なんとなく日本円で支払う方がお得なような気がしますがそこに盲点があります。

現地通貨で支払う場合、今まで解説したように手数料は次のようになっています。

  • 「支払い金額×為替レート+外貨取扱手数料」

現地のお金で支払うとき、この「為替レート」の部分が国際ブランドが決めるレートとなっていますが、日本円で支払うとき「そのお店が独自で決めるレート」で支払うことになります。お店によっては国際ブランドが決めるレートの数十倍とることもありますが、安くなることはまずありません。なので必ず現地通貨で選ぶようにしましょう。

まとめ

今回はクレジットカードの為替レートについて解説しましたがいかがだったでしょうか。銀行や空港などで両替をすることはできますが、手数料や上乗せレートとして3%〜10%取られてしまいますが、クレジットカード払いなら上乗せレートとしてかかる比率は2%程度です。それにポイントがつきますので、できるところは全てクレジットカード払いにしておきましょう。もしもスキミングなどのトラブルにあってもクレジットカードには保険がついていますので、結局のところ現金よりも安心です。海外に行く予定でもしまだクレジットカードがないならぜひこの機会に入手してみてくださいね。

ライター紹介 横山かおり

クレジットカードのマイル収集のために、すべての支払いをクレジットカードに依存するクレカマニア。作成したクレジットカードは数知れずマイルで旅行した国も数知れず。

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