「お店で勧められてクレジットカードを作ってはみたけど、実際使う機会がない」など、手持ちのカードの活用機会がないこともあるのではないでしょうか。そういう時には、無駄な年会費出費をおさえたり、不正利用などの心配をなくすべく解約をおススメします。解約の手続きは難しくはありませんが、注意しなければいけないことがいくつかあります。
そこで、今回はクレジットカードの解約方法と解約する際の注意点について解説します。
クレジットカードの解約は意外に簡単に出来ます。
基本的にはカスタマーセンターに電話するだけですが、カード会社によってはネットで解約の手続きを出来るところもあるんです。
電話でクレジットカードを解約するには、カードの裏面に記載されている電話番号に電話をし、対応するオペレーターに解約したい旨を伝えるだけです。
カード会社によっては自動音声での対応になるところもあり、音声に従って進めるだけで解約出来ます。
また、電話をした時に、オペレーターから解約する理由を聞かれたり、引き留められたりすることもありません。
電話がつながるまで時間がかかることがありますが、手続きそのものはすぐに終わります。
JCBカードの解約は電話でも解約が出来ますが、インターネットでの解約も受け付けています。
インターネットでの手続き方法は、会員専用WEBサービス「My JCB」にログインして、「お客様情報の照会・変更」から「お客様情報の変更」を選び、「JCBカードの退会に関するご案内」から手続きするだけです。
電話の場合は自動音声に従って手続きとなり、手元にカードか利用料金明細書を用意しておきましょう。
なお、JCBカードのプレミアムカード(ゴールド、プラチナ、ザ・クラス)会員や法人会員の場合には、これらの方法では解約の手続きは出来ません。
カードを保有している本人が、JCBに問い合わせをする必要があります。
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オリコカードの解約は電話と郵送の2つがあります。
電話の場合にはオペレーターが対応し、年中無休で受付時間が17:30となっています。
なかなかタイミングが合わず、電話出来ない方は郵送の方法を使いましょう。
郵送の場合には、オリコカードの公式サイトからPDFファイルをダウンロードするか、資料請求する方法になります。
自宅にプリンターが無い場合には、コンビニのPDFプリントやネットワークプリントを利用すると良いでしょう。
資料請求の場合には、書類が自宅に届くまで1週間ほどかかり、解約が完了するまで時間がかかってしまいます。
特に年会費が発生しそうな時には、電話での解約がおすすめです。
総合評価 |
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4.1 |
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電話で簡単にクレジットカードを解約出来ますが、いくつか注意点があります。
特に未払いがあると、一括で返済しなければいけないこともあるんです。
クレジットカードで公共料金などの支払いをしている場合には、事前に支払方法の変更をしておきましょう。
変更の手続きをしないままでカードを解約すると、カード会社から請求が来こともあります。
クレジットカードの解約をすると、もちろんポイントは消滅してしまいます。
ポイントが残ったままだと、電話で解約の手続きをした時にオペレーターが教えてくれることもあるんです。
せっかく貯めたのですから、ポイントを使いきってから解約した方が良いでしょう。
また、ポイントで商品と交換する際に、あと少しで欲しいものと交換出来るという時には、交換出来るだけのポイントを貯めて、商品と交換してから解約してください。
そして、一部クレジットカードでは、貯まったポイントが無くならないタイプがあります。
楽天カードやリクルートカードは、カードには貯まらず、アカウントにポイントが貯まるシステムになっています。
リクルートカードのポイントは、リクルートIDにPontaが貯まり、楽天カードの場合には楽天IDに楽天スーパーポイントが貯まりますから、解約後も継続して使えるので安心です。
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クレジットカードを解約する際に、残債(支払いが残っている状態)があっても解約することは出来ます。
しかし、この場合には残りの支払い分を一括で請求されることがほとんどなので、利用料金を一回払いしている方以外は注意しなければいけません。
次の支払日に残債が一括で引き落とされますから、それだけの現金を引き落とし口座に入金する必要があります。
残債が高額で、一括で支払うだけの余裕が無い場合には、解約はしない方が良いでしょう。
支払えずに延滞すると、信用情報機関に記録が残り、今後ローンを組めなかったり、クレジットカードが作れないなど悪影響があるので注意してください。
メインのクレジットカードの他に、家族カードやETCカードがあります。
もちろんメインのクレジットカードを解約すると、この二つのカードも同時に解約になるので利用できなくなります。
解約した後に、高速道路でETCのゲートに入ると通過出来ませんので、注意しましょう。
また、クレジットカードに付帯している電子マネーがある場合にも解約と同時に使えなくなります。
プラチナカードのようなクレジットカードでは、毎年高額な年会費が必要になります。
年会費は支払ってから、半年経過していても、数日しか経っていなくても会費は同じであり、解約しても返金されることはありません。
クレジットカードの解約を検討する場合には、いつ年会費が引き落とされるのか確認しておきましょう。
解約して使わなくなったクレジットカードは、そのままごみ箱に捨てるだけでは安心出来ません。
使えなくなったカードでも、誰かが悪用する可能性があります。
ハサミで切って処分するのですが、適当に切るだけでは効果がありませんから、正しい方法で処分しましょう。
クレジットカードには磁気ストライプとICチップの2つがあり、カードで最も重要な部分になります。
クレジットカードを安全に処分するには、この2つをしっかりと破壊する必要があるんです。
磁気ストライプの部分はハサミで2~3回切るだけでは不十分ですから、細かく切り刻みましょう。
また、ICチップの部分もハサミで複数回切れば問題ありません。
そして、ETCカードや家族カードがある場合にも、不正使用防止の為に、クレジットカードと同じように、正しい方法でハサミで切りましょう。
切り刻んだカードはゴミ袋に入れて処分して良いのですが、袋の中身がわかるような透明な袋の場合には、外からわからないように注意しましょう。
それでも安心できない場合には、別々に分けてゴミ袋に入れて処分すると、復元することが出来ないので安全ですね。
クレジットカードの解約は電話1本で手続きが出来ますが、支払方法によっては残債を一括で支払う必要があります。
また、支払った年会費は返金されませんから、いつ引き落とされるのか把握しておきましょう。
解約して不要になったクレジットカードをそのまま捨てると、犯罪に悪用される可能性があります。
ここで紹介したように、正しい方法でしっかりと破壊して処分しましょう。
不要になったクレジットカードはゴミになるだけですが、防犯対策は必要です。