クレジットカードのコールセンターに繋がらないと、イライラしますよね。「何時間も待ってつながらないので、翌朝かけてみるんですが結局また繋がらない…」こんなことが続くことさえあるかもしれません。
でもコールセンターに電話をかけるのには、コツがあります。コールセンターが必ず混雑する日や時間帯もあるんです。これらさえ知っておけば、驚くほどすぐにコールセンターへ電話がつながりやすくなりますよ。
コールセンターに電話をかける際のコツは、「電話をかける時間帯」と「時間短縮」の2つを知っておくことです。
「電話をかける時間帯」は、あなたにとって電話をしておきたい日や時間帯を避け、逆に「こんな時には電話しない」という時間帯にかけるのが基本です。
そして「時間短縮」とは、音声ガイダンスの短縮ダイヤルの番号を覚えておくことです。例えばクレジットカードを含むほとんどのコールセンターは、「0」がオペレーターに直接つながる番号となっています。もし音声案内ではなくオペレーターに直接電話がしたいなら、電話番号を押してすぐに0番を押せば、その分時間の節約になりますし、他の人よりも先に電話していることになります。
コールセンターの混雑する費や時間帯は、「カード支払い日」「お昼」「出勤前の朝」なので、「受付スタート時間直後」か「15時過ぎ」がねらい目です。こうすることによって多くの人にとって電話をしたい日や時間帯ではなく、こんな時間帯には電話をしないというと時間帯に電話をしていることになります。それぞれの時間帯について詳しく解説していきますね。
コールセンターに最もつながりにくいのはやはりカード支払い日なので、出来るだけその日は避けた方がいいでしょう。カード支払い日は多くの人が電話をかけるだけでなく、電話内容も複雑になることが多く1回の電話の時間が長くなってしまいがちだからです。カードの支払い日はもちろんですが、支払い日の翌日もカードの請求に対する問い合わせが殺到するので避けた方が無難です。
12時~13時は、オペレーターに繋がりにくい時間帯です。理由はもちろんオフィスワーカーのお昼休憩の時間帯だからです。特にカード支払い日のお昼の時間帯は最も繋がりにくく、30分以上待たされることも少なくありません。
また通常の日でも、12時半ころになると電話が集中するため30分近く待たされることも多く、待っている間にお昼休憩が終わってしまうかもしれません。どうしてもこの時間にしか電話ができないようなら、あらかじめ電話をスタンバイしておき、12時になったらすぐ電話するようにしてください。
お昼の時間帯ほどではありませんが、朝一番の時間帯~10時前までの時間も繋がりにくい時間帯です。この時間帯は、口座に入金するのを忘れてしまった人の問い合わせが殺到する時間帯で、出勤途中に電話する人もいます。
このように考えますと、最も繋がりやすいのが15時過ぎ~コールセンターが終わる17時過ぎです。特に週末の15時過ぎは驚くほど電話がつながりやすい時間帯と言われています。
またねらい目なのは、受付スタート直後の時間帯です。先ほど「朝一番の時間帯~10時前までの時間は繋がりにくい」と説明しましたが、受付開始を始めてすぐに電話をすれば繋がりやすいです。たとえば、コールセンターの受付スタートが9時半なら、その時間の前からスタンバイしておいて、9時半になったらすぐに電話をかければオペレーターにすぐに繋がります。
コールセンターの受付時間帯が9:30~17:30、カード支払い日が27日と仮定すると、コールセンターに繋がりやすい時間帯と繋がりにくい時間帯は次の通りです。
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9:30~9:35 |
9:35~10:00 |
10:00~11:30 |
11:30~13:00 |
13:00~15:30 |
15:30~17:30 |
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27日 (平日) |
やや繋がりやすい |
とても混雑している |
やや混雑している |
最も混雑している |
とても混雑している |
混雑している |
28日 (平日) |
繋がりやすい |
とても混雑している |
やや混雑している |
とても混雑している |
とても混雑している |
やや混雑している |
平日 |
繋がりやすい |
とても混雑している |
やや混雑している |
とても混雑している |
やや混雑している |
やや繋がりやすい |
土日 |
繋がりやすい |
とても混雑している |
やや混雑している |
やや混雑している |
やや繋がりやすい |
繋がりやすい |
このように、繋がりにくい日や時間帯は大体決まっていますので、繋がりやすい日や時間帯をねらって電話してみましょう。
そもそもの問題としてコールセンターに電話する前に、本当に直接オペレーターと電話をする必要があるかどうかを再確認しておくことは非常に大切です。
オペレーターに直接電話してしまえばすぐに答えを知ることができて楽ですが、自分で解決できるような簡単な問題なら電話をかけないようにしておけば、本当に必要な人が電話をかけるとき繋がりやすくなります。また、このように多くの人がオペレーターに不必要に電話をするのを避けるなら、カード会社もオペレーターの数を増やす必要がなくなり、人件費などを他のサービス向上に用いることができるようにもなります。
コールセンターに電話する前に、カード会社が用意している「よくある質問」や「Q&A」を確認しておきましょう。コールセンターに電話する内容は決まっていることが多いので、あなたが問い合わせをしたい内容のほとんどは、この「よくある質問」や「Q&A」に書かれているはずです。
今回は、クレジットカードのコールセンターにすぐにつなげることができるコツや時間帯について解説しました。クレジットカードのコールセンターに最も繋がりにくい日は、カード支払い日とその翌日で、繋がりにくい時間帯は、お昼と朝一の時間帯です。最も繋がりやすい時間帯は、15時半~と、受付時間帯直後です。短縮ダイヤルなどを覚えておいて、すぐに電話できるように準備しておけば時間の節約となります。
コールセンターの電話は無料ですが、カード会社が用意しているサービスの一環です。カード会社ができるサービスには限界がありますので、不必要に時間をとってしまうとその分他のサービスを改悪する原因にもなってしまいかねません。多くの人が電話する繋がりにくい日や時間帯を避けて電話することや、出来るだけオペレーターに電話をするのを避けることは、カード会社にとっても大きな助けとなります。またもし電話がつながりにくいからといって、その点を長々とクレームしないようにしましょう。他の人が電話をする時間帯を奪ってしまうことになります。むしろ必要な書類などは事前に用意しておき、相談したい内容を出来るだけ短くまとめておくようにしておきましょう。